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【社員インタビュー】BtoBプラットフォーム開発の大手・インフォマートで働く魅力とは?

今回は、株式会社インフォマートのシステム開発・運用部門 執行役員の中井康さんとプロダクト統括部のプロダクトマネージャーである関塚陽平さんのインタビューをお届けします。自社サービスの開発に関することや今後の会社の事業展開に関するお話を通して、インフォマートで働く魅力についてお伝えします。

■フード業界から全業界へ。

拡張性のあるBtoBの業務効率化サービスを提供

ーーこれまでの経歴と現在の担当業務について教えてください

中井:

入社前は、日本のSlerの企業に勤めたり、海外でWEBサービスを制作していました。帰国後に転職し、派遣としてインフォマートで勤務するようになったのですが、当時は会社自体も小さく、開発部署には社員が2名しかいない状況でしたね。開発だけではなく運用や保守にまで携われ、お客様の声をダイレクトに聞ける仕事に魅了されて、正社員として入社を決めました。

今は執行役員として約100名が在籍するシステム開発部門全体の方向性決めや、サービスの今後の展開について戦略を考え、推進する仕事を行っています。

関塚:

Slerの企業でエンジニアとして働いた後、モバイル系をメインで扱う事業会社に転職し、エンジニアの統括部長を務めていました。経営に近い立場になった時に、もっと会社の経営に携わりたいと思うようになりました。そんな時、そういった業務ができる新しい部署を立ち上げたインフォマ―トのことを知り、入社を決めました。

現在は、事業部と開発部をつなぐハブ的な部署で、全サービスの統括責任者を務めています。メインで行っているのは、事業部からのサービスに関する問い合わせや改修の要望を受け、開発部と一緒に要求ヒアリングや開発要件をまとめる業務です。業務を進めるにあたり、法務や経理、カスタマーセンターといった他部署との連携が必要になるので、各部署をつなぐ連絡役としての仕事もしています。あとは、新サービスの企画や外部のビジネスパートナー会社とのやり取りなども行っています。



ーー現在、会社で展開しているサービス「BtoBプラットフォームシリーズ」について教えてください。

中井:

BtoBプラットフォームシリーズは、企業間の商取引を電子化し、クラウド管理ができるサービスで、現在、約55万社以上の企業様にご利用いただいています。ラインナップの中で、弊社がまず最初に開始したサービスが、フード業界向けの商談システムです。そして、商談後に材料を発注する際の手間を省くために生まれたのが、受発注システム。これは、電話やFAXの代わりにシステムを使っていただくことで受発注の業務効率化を図れるというものになります。さらに、フード業界で流通する規格書・成分表示の作成や受渡しをWeb上で行う規格書システムも提供しています。

その後、フード以外の業界で展開しようと開発されたのが、請求書サービスです。このサービスは、おかげ様で現在多くの企業様に使っていただいており、最も売上が伸びているサービスになります。全業界向けのサービスとしては他にも、契約書と見積書のシステム、それから、業界ニュースなどの最新情報などを提供するコンテンツサービスとして業界ch(チャンネル)というものもあります。さらに請求書サービスのフィンテック系サービスである早払いサービス、そして今年7月にリリースしたばかりの、見積から請求までをクラウド管理できるBtoBプラットフォームTRADEといったサービスを展開しています。

ーー提供サービスの特徴、強みはどんな所にあるのでしょうか。

関塚:

まずは、業務系ツールを提供するだけでなく、お客様のご利用をサポートするフォロー体制が整っている点です。お問い合わせ対応はもちろん、サービス利用前には説明会を開催するなど、BtoBのサービスということで、導入されたお客様の相手先様のことまで配慮したフォロー体制を構築しています。

それから、導入先のお客様もその相手先様も弊社が提供する利用IDを1つ持っていれば、複数のIDを作ることなく、すべてのサービスを利用することができるのも特徴です。自社のネットワークの中で複数の電子取引が完了できるプラットフォーム型のサービスを提供したのは、弊社が最初ではないかと思います。導入先のお客様、さらに相手先様にもメリットがある仕組みなので、新たな導入先にもつながりやすく、いい循環が生まれています。

ーー今後、サービス開発で目指している所を伺えますか。

中井:

今あるプラットフォームサービスでのエンハンスト開発と新しいサービス開発、という2軸での展開をしていきたいと考えています。今世の中は、クラウドサービスが主流になってきています。時代に合わせて、これまでのモノリシックアーキテクチャーからマイクロサービスアーキテクチャなどにシフトしていければと思っています。

関塚:

うちの部署は現状、外部からの要望を捌くことがメインになってしまっているので、今後はもっと主体的にサービスの効果分析やニーズの掘り起こしをして、さらに有用なサービスをお客様に提供していきたいと考えています。




■創業以来、愚直に取り組んでいるのは、

ニーズにマッチした実効性のあるサービス開発

ーー開発環境について教えてください。

中井:

特にこの手法を使うといった限定的なルールはありませんが、既存のサービスについては、すでに利用者も多いのでアジャイル型ではなく、ウォーターフォール型を採用していますね。ただ、BtoBトレードなどの新しいサービスは、アジャイル型で取り組んでいたりしますし、プロダクトに合わせて開発手法は柔軟に変えています。

ーーどんな体制で、開発を行っていますか。

中井:

私の部署であるシステム開発部門は、大きく分けて5つの部署に分かれています。フード業界向けのプラッフォーム開発を行うITソリューション部。全業界向けの比較的新しいサービスのプラットフォーム開発を行う、プラットフォームイノベーション部。そして、私達社員が利用する社員システムやサービス利用企業様の契約情報を管理するISインテグレーション部。BtoBプラットフォームの全サービスのインフラの管理を行っているインフラソリューション部。それから、今年発足したばかりですが、開発全体の意思決定や品質管理等、開発部門がうまくまわすためのサポートを行うPMO推進部というのがあります。関塚のいるプロダクト統括部は、部署は1つですが、サービスごとに専任の担当を置いています。

ーー開発する上で大事にしていることは何でしょうか。

中井:

お客様のニーズにマッチした実効性のあるサービスを愚直に開発するのが私達の強みなので、その点については気をつけています。弊社の営業メンバーは、お客様の運用面に結構入り込ませていただくので、お客様の状況や困りごとというのがかなり明確に把握できます。そんな営業とプロダクト開発部、そして私達システム開発部の3者がうまくコミュニケーションをとって、お客様ニーズにマッチした開発を行っています。プロダクトドリブンというよりは、課題ドリブンでサービスを拡張していく所を大事にしていますね。

■ベンチャー気質が根付く環境で、会社とともに成長できる職場

ーーインフォマートの魅力とは?

中井:

サービス規模の拡大に合わせて、エンジニアには必然的に高いスキルが求められるようになってきています。それを肌で感じながら、自分の不足部分を勉強していかなければならないので、スピーディーに成長できる環境ではあると思います。それから、大手企業ではあるものの、ベンチャー気質があるのも弊社の特徴です。言われたことだけやるのではなく、社員がいいと思うことがあれば率先して取り入れる柔軟性がある点も、会社としての魅力の一つだと感じます。

関塚:

弊社の提供しているサービスは、社会貢献につながるものだと思っています。業務を効率化してビジネススタイルを変え、他の所にパワーを割いてくださいというサービスの主旨に非常に魅力的に感じます。また、お客様の現状に入り込んだ仕事をしているので、お客様からのフィードバックをダイレクトにいただける点は、仕事のやりがいに通じる部分だと思います。

ーーどんな人にメンバーになってほしいですか。

関塚:

求めていることは、3つあります。1つは、開発経験がある人です。なくても活躍できるポジションはありますが、やはりITサービスを提供している会社なので、総合的に見て開発を経験されている方の方がエンジニアとのコミュニケーションもスムーズだと思います。2つ目は、ビジネススキルを習得したい方。うちの部署は、他部署とコミュニケーションを交わすことが多いので、ビジネススキルがある、もしくは今後身に着けたい方にはおすすめです。あとは、サービスへの愛を持てる人。弊社のサービスを生かすも殺すも、我々の部門次第だと思っているので、自社のサービスに愛を持って仕事に取り組める人がよいのではないかと思います。

中井:

BtoBプラットフォームをご利用の企業様から、「このサービスがないとビジネスが成り立たない」という言葉をいただくことがあります。弊社のプラットフォームは利用企業様にとっては、電気や水道などのインフラと同じような価値のあるサービスではないかと思っています。BtoBプラットフォームサービスが世の中の企業様にとってあって当然のものにする。それを目指して、私達は日々開発を進めています。この想いに共感してくださる方は、ぜひメンバーになって一緒にサービスを広げていってほしいですね。

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