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CCK創業ストーリーVo.2【フィリピン進出と新社長への代替わり】


こんにちは!CCK採用担当の小澤です。
CCKの創業ストーリーの続編をお届けします!
Vo.2は【フィリピン進出と新社長への代替わり】です。ぜひ最後までご覧ください!

異端と言われたフィリピンへの進出

和歌山でデータ入力事業を行っていたCCK。事業を進めていくうちに、人の採用や定着に苦戦するようになりました。田舎の和歌山にはそもそも人が少ないため、会社に合わないような人でも採用するしかなく、結果的にすぐに辞めてしまう、という事態が起きていました。そこで会長はこう考えました。

「人がいないなら、こちらが人が沢山いるところに行けばいい!」

そんな前向きな発想が海外進出のきっかけになったのです。

CCKの歴史で特にユニークな点が、拠点進出していった順番です。

フィリピン進出が2006年、大阪進出が2007年、東京進出が2009年、という順番になっています。

「なぜ東京よりフィリピンが先なの?」そう思う方もいらっしゃるでしょう。

これは、会長が【東京で戦う武器(強み)を作るため】に仕掛けた戦略でした。

特に目立った強みがないまま東京や大阪に進出しても、先行している競合に勝てない。そうであれば自分たちの独自の強みを海外進出で作ってから挑もう。そう考えたのです。

周囲に流されず、独自の強みを作る

この頃、同業他者(データ入力業者)は皆中国に進出をしていました。つまり、今から中国に進出しても、独自の強みを作ることには繋がりません。

ここで、会長が子どもの頃に祖父から聞いた、ある柿にまつわる逸話を紹介したいと思います。


ある農家が柿を作っていました。その地域では柿をつくる農家がだんだんと増えていき、その結果、柿の値段がとても下がってしまいました。その状況を見て、多くの農家が柿づくりを辞めて他の作物を作り始めました。だた、ある1件の農家だけは柿を作り続けました。周りからは「まだ柿を作っている、おかしな奴」と異端児扱いされましたが、数年後に今度は柿が高値で売れるようになり、柿を作り続けた彼だけが成功した、という話です。


CCKもこの柿農家のように、周囲と同じことをするのではなく、異端児扱いされてもフィリピンに進出する選択をしました。

周囲からは「なぜフィリピンに進出するのか」と批判的な目を向けられることもありましたが、徐々に中国の市場は苦しくなり、最終的に撤退する同業他社も出てきました。あえて中国を避けたことで、CCKは「先見の明があった」と評されるようになりました。人と違うことをすると周囲の目は厳しくなりますが、それでもやり通すことで、独自の強みを作ることが出来るんですね。

なぜフィリピンだったのか

会長がフィリピンを進出先に選んだのは、下記のような魅力からでした。


・親日国である
・国民性が陽気で絶えずsmileが良い
・日本から近い
・1年中暖かい
・コスト低
・逆ピラミッド型で「若い世代」が多い
・英語が使える(世界をマーケットに狙える)
・24時間稼働体制が可能(1日2交代制でデータ納品の早期化が可能、最大の強みとなる)

当時日本ではまだ珍しかったフィリピンでの現地法人設立が話題になり、日経新聞などのメディアに多く取り上げられました。

その後CCKはフィリピンの第2、第3拠点の設立、バングラディッシュやロサンゼルスへの進出と、順調に海外展開を進めてきました。

コロナの影響を大きく受けたところもありましたが、現在も全ての海外拠点がCCKを支える大きな力となっています。

新社長に代替わり、変革期となった33期

創業からから30年以上が立ち、データ入力だけでなく、人材派遣・紹介、海外人材派遣・紹介やコールセンター事業を展開してきたCCK。

会長が会社の存続のために大切にしていることがあります。

それが「初心を忘れるべからず」です。

33期に新社長である川原雅友に代替わりするにあたっても、初心に還り、会社の体制を改めて見直すことになりました。
ちょうどコロナ期だったこともあり、攻め(外部向け)だけでなく守り(内部向け)も強化していく、ということで、下記のような具体的な変化がありました。


・人事部設立で採用・組織づくりを強化
・ミッション・ビジョン・バリューの構築
・新しい人事評価制度の導入
・社内勉強会(CCKコミュニティ)の創設

中でもミッション・ビジョン・バリューの構築は、会社の方向性を定めるとても重要な施策になりました。(他の施策についても追々ストーリーでご紹介していきます!)

改めて私たちのミッションをご紹介します。

世界中の人々の雇用環境の創出を通じ、
心物(しんぶつ)両面の豊かな社会の実現。


国籍や働く場所を問わず、CCKで働く人たちがやりがい=心の満足を感じられる環境を創りたい。そんな想いから生まれました。

今は全社員がこのミッションを胸に刻み日々の業務に取り組めるよう、社内への浸透にも力を入れています。

このミッションに興味を持った方、共感をした方は、ぜひ一度話を聞きにきてください!


今回でCCK創業ストーリーは一旦完結しますが、CCKの歴史はこれからも続いていきます。少し先の未来でVo.3として更なる発展した姿をお届けできるよう、日々邁進していきます!

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