専門職として働く以外にもメンタルヘルス業界に貢献できる!私がピースマインドに応募した理由
はじめまして!インターン生の齊藤 幸志(さいとう ゆきひろ)です。大学3年生の6月頃よりピースマインドでインターンをしています。
私がインターンを始めたきっかけは、大学2年生の頃に遡ります。大学2年生になるころ、世間ではコロナ禍におけるテレワークでのストレスや孤独感、燃え尽き症候群などが問題視され、メンタルヘルスの重要性が注目されるようになっていました。その後、大学3年生になり自粛生活が続く中、自分自身も日常生活全般に対するモチベーションの低下やイライラ感などを経験。そこからメンタルヘルスの重要性を実感するようになりました。
以前からなんとなく気になっていたメンタルヘルス業界について調べ始めてみると、カウンセラーなどの専門職として働く以外にもメンタルヘルスの重要性やサービス自体を広めていく方法でメンタルヘルス業界に貢献できる道があるとわかりました。そのひとつであるピースマインドを見つけ、インターンをしてみたいと応募し、今に至ります。
本記事ではピースマインドでのインターンが気になっている方に向けて、普段私がどのような仕事をしているのか、業務を実施するにあたってどのような姿勢が求められているのか等についてお話しします。ぜひ参考にしてみてください!
ピースマインドでのお仕事内容をご紹介
インターン生の業務は多岐にわたりますが、ここでは私がメインで取り組んでいる記事の執筆ついてお話しします。
はたらく人と組織を支援する会社としての視点が求められる記事執筆の業務
私が主に取り組んでいるのが、はたらくをよくする®お役立ち情報コラムの執筆です。コーポレートサイトに訪れてもらうきっかけとして、人事や管理職の方向けにはたらくをよくする®︎ための記事を執筆しています。インターン生は原則全員が記事執筆に取り組むことになっており、現在サイトに上がっている記事は全て、ピースマインドのインターン生が作成したものです!
記事執筆をする上で気をつけるべきポイントは数多くあります。例えば、専門家としてサービスを提供するピースマインド(書き手)の視点と、人事や管理職の方などの読み手の視点、両方を行き来しながら書いていく必要があること。単に多くの人に記事を読んで頂くだけでなく、記事を読んだ人に「他の記事も読んでみたい」「サービスについてもっと詳しく知りたい」と思ってもらう構成の作成。また、「読者はどんなことに関心があり、どんな情報を求めているのか」を考えるだけでなく、はたらく人と組織の支援をする会社として「記事を読んだ後、読者にどんな行動を起こしてもらいたいのか」を考えて記事を書くこと。記事執筆を繰り返すうちに、これらがいかに大切であるかを何度も実感しました。
執筆の難しさと得た学び
ここでは、ピースマインドのインターン生なら誰もが一度は感じたことがあるであろう、「執筆作業の難しい部分あるある」をご紹介します。
①個人作業になってしまいがち(自分の間違いに気づきにくい)。
ピースマインドは、リモートワークでも困ったときに気軽に相談できる環境が整っています。しかし、基本的には自分1人で記事を書き上げていくため、フィードバックのとき以外はどうしても黙々と作業してしまいがちです。そのため、最初の頃は、どうしても自分の視点に寄ってしまった記事になり、満足のいく記事が書けていませんでした。
しかし、ある出勤日に試しに他のインターン生の記事を読んでみると「ここ分かりやすい」「こんな工夫があるんだな」など記事を書く上での新たな発見が、たくさん見つかりました(ピースマインドではGoogleドライブを使っていて、他の人の記事や社内の参考資料がいつでも見れるようになっています)。
困った時やアイデアが思いつかないときは、オンラインツールを活用して積極的に相談するなど、自分から他のインターン生との接点を作ることを大事にしています!
②ビジネス向けの文章を意識し、専門知識のない人でも読みやすい記事を意識すること
大学の授業でよくレポート課題を提出していたので、自分では「文章は上手とは言えないがそこそこ書ける方」だと思っていました。しかし、ビジネス向けの文章は言葉の使い方やニュアンスの伝え方など、あらゆる点がレポートとは全く異なります。
特に、メンタルヘルスに関する知識がない人にも読んでもらえるような記事を書くためには、様々な工夫が必要です。例えば、自分が知っている内容だと、専門的な内容であっても、読者が理解している前提で話を進めてしまう。しかし、フィードバックを受けるうちに専門的な用語をかみ砕いて説明する工夫が必要だと気付きました。
また、絶対読んでもらえるレポートとは違い、記事では最初だけ目を通して終わりなんて言うこともあります。そのため、しっかりとした論理展開で構成を考えることも重要になります。初めのころは、記事を書く際には内容を重視していました。しかし、内容が良くても、論理的展開が整っていないと読み手を混乱させてしまうということを知り、内容と論理的展開両方をしっかり意識するようになりました。
論理的な考え方の重要性を業務から実感してからは、ビジネス本やネット記事もよく読むようになりました!
③図表作成やデザインの知識
これまでの図表作成の経験といったら大学でたまにある発表のときくらいで、実は色々細かいルールがあるなんて知りませんでした。これまでは自分が「見やすい」「かっこいいな」と思った、つまり裏付けのないデザインで図表を作成していたので、ピースマインドに入ってからは修正のためのご指導を受けていました…(苦笑)。
例えば、これまでは「多くの色を使う方が見やすい」と思っていました。しかし実際には図表を作るには2種類程度に収めた方が良かったりし、そのほかにも適切な色の使い方を教えていただきました。社員さんやデザインが得意なインターンメンバーから参考になる書籍を教えていただき、図表の役割や見やすい図表とは何かなどしっかり勉強しました。図表に関しては現在も試行錯誤中ですが、これもまた記事作成の難しさの一つだと思いますが、とても面白いです。
見て盗むという言葉がありますが、他の人がどうやっているのかを様子を見て、真似をする。しかし、真似をするだけではなく、自分なりのやり方に変換していく。インターン生同士の交流やチームで働く中で自身の成長へとつながる刺激や気づきを得ています。
ピースマインドインターンならではの貴重な機会を得たことも
私だからこそできることはあるし、自らが当事者として動かないと自分が望む豊かな社会を実現できない
執筆業務では、はたらくをよくする®お役立ち情報コラム記事執筆だけでなく、インタビューの書きおこしをすることもあります。私はダイアログ・イン・ザ・ダーク(以下、ダイアログ)の代表ご夫妻とピースマインドの荻原社長との対談の書き起こしを担当しました。
対談の際、特に印象に残った言葉があります。荻原社長からの「はたらくをよくする®とはどのようなことか」という質問に対し、ダイアログのお二人が「できないことではなく、できることにフォーカスしてあげること」「自分が豊かな社会を作り上げる当事者だと自覚すること」と仰っていたことです。
私だからこそできることはあるし、自らが当事者として動かないと自分が望む豊かな社会を実現できないということを認識し、自分の活動にポジティブな意味を見出すようになりました。社会を豊かにするための当事者としての自覚を持って、ダイアログを日本に誘致したお二人の言葉であるからこそ説得力があり、感銘を受けたことを覚えています。
インタビューの陪席で、企業トップの方の考え方を直接聞くという貴重な体験ができることも、ピースマインドのインターンシップにおける強みです。
まとめ
インターン生活は、大学での活動とは違った経験・体験をできる場です。これまでとは違う場だからこそ、「自分にできるのだろうか」という不安や心配を抱き、一歩を踏み出せていない方も多いと思います。しかし、何事も始めてみないと「自分に何ができて、何ができないのか」「自分の強みや弱み」もわかりません。自分の強み弱みを見極めてタスクを回してくれたり、好奇心に応じてあらゆる経験をさせてもらえるピースマインドのインターンは、あなたの一歩を踏み出す先として最適だと思います。
「心理学を使ったビジネスがどう運営されているかを知りたい」「自分の強みを活かしてピースマインドのサービスを広めたい」「心理学科じゃないけれどメンタルヘルス業界に興味がある」など、応募するきっかけや理由は自由です。そこから、自発性を持ってたくさんのことを吸収していきたい、学んでいきたいという意欲を持っている方は、ぜひ参加していただければと思います。