こんにちは！LDI（ローソンデジタルイノベーション）の採用広報担当です！今回はローソンのコア業務システム開発や保守、それにプロジェクト管理などを担当するエンタープライズシステム部サービス開発ユニットの仲川訓ユニットマネージャーに話を伺いました。

ローソンの巨大なコア業務システムに関わるスペシャリストの業務内容や働き方、エンタープライズシステム部の強みと課題について語っています。スケール感あるシステム開発で活躍したいと考える皆さんにとって役立つ記事となっていますので、ぜひご覧ください！

流通小売業界の変化スピードと業務の幅広さに惹かれ2016年の設立直後にジョイン

－仲川ユニットマネージャーのプロフィールをご紹介いただけますか。

仲川訓（さとし）です。静岡県御殿場市出身で、現在は筑波大学と統合している図書館情報大学で情報の収集と分析、それに処理を学びました。

大学卒業後はプライムベンダーの業務を請け負うソフトウェアハウスに就職し、銀行の統合に伴うインターネットバンキングのシステム開発に携わりました。その後、流通小売業である大手スーパーマーケットの基幹システム開発や保守を担当した際に、スピード感を求められる一方で自分の携わったシステムが世に出て多くの方々に利用される環境に大きなやりがいを感じたんです。

しかし、14年ほど勤める中でプログラマーからSE、チームリーダー、プロジェクトリーダーとキャリアアップし、より上流で企画や意思決定に関わりたいと考え、2016年にローソングループの一員としてIT内製化の役割を担うLDIに入社しました。ローソンのIT戦略会社で経営が安定しており、設立されたばかりでベンチャーのような雰囲気でしたからまだ自分が経験していない、さまざまなことにチャレンジできるんじゃないかと感じられたのがとても魅力だったのを覚えています。

LDIはまだ社員が10名もいない段階でしたから、今では3番目の古株社員になってしまいました（笑）。流通小売業界の変化の速さや業務の広さを経験できたとともに、会社が成長し制度がどんどん変わっていく姿を見られたのはとても感慨深いです。

サービス開発ユニットのマネージャーとしてローソンのITプロジェクトを支援

－エンタープライズシステム部の業務を説明してください。

LDIには全社で8つの部門があり、その中でシステム開発をメインにしている部門がコンシューマーサービス部とエンタープライズシステム部です。コンシューマーサービス部はローソンアプリやWeb、ECなどコンシューマー系のサービス企画・開発をメインとしています。

一方、エンタープライズシステム部はローソンのコア業務システム構築・保守とサービス開発・プロジェクト管理を担当しています。とは言え、LDIはまだ人数が約100名で大所帯ではありませんから、ローソンのコア業務システムの開発においては大手ベンダー様と協力しながら進めており、すべてを担っているわけではありません。

エンタープライズシステム部は3つのユニットから構成されています。デリバリーシステムユニットは石田部長がユニットマネージャーを兼務しており、ローソンが現在力を入れているデリバリー系のシステム開発を行っています。

保守・追加ユニットは構築したシステムの保守や追加開発を担当するユニットです。ローソンの店舗内で利用するワークスケジュールシステムやオーナーポータル、従業員向けコミュニティシステムなど現在は約15のプロダクトをカバーしています。

そして私がユニットマネージャーを務めるサービス開発ユニットでは、IT企画・構想策定・プロジェクト管理を主な業務としています。ローソン側のIT部隊にPMとして参画し、プロジェクトの開発を支援する役割です。

エンタープライズシステム部には全体で約30名が所属しており、スタッフは現在進行形で入社が続いていますから、まだ増えていくと思います。

－エンタープライズシステム部の強みと課題を教えて下さい。

LDIの社員は基本的に中途採用なので、皆さんそれぞれ前職で活躍されていた方々ばかりです。そして、今までに培ってきたスキルを活かせる場をご用意したうえで入社いただいていますから、幅広い領域で高いスキルを持つスペシャリストの集団であると言える点が強みです。

一方で課題は全社的に横のつながりというか情報交換体制が十分ではない点で、業務的な接点のない他部門についてあまり知らなかったりするケースもありますので、情報交換を面で展開できるようにしたいですね。

新型コロナ禍以前は年に数回、全社飲み会という形でコミュニケーションの場がありました。先日の社員100名突破記念パーティには私も参加しましたが、皆が顔を合わせられる場が増えていくといいと思っています。

リモートワークと出社と組み合わせて働きやすい環境を実現

－エンタープライズシステム部の皆さんはスペシャリストが多いですが、年齢構成はいかがでしょうか。

ユニットによって多少違いがあり、私が所属しているサービス開発ユニットは年齢層がやや高めだと思います。もともとプロジェクトマネージャーとして活躍されていた方が多いので、40代前半が中心です。

デリバリーシステムユニットも開発のリーダークラスがメインなので、平均すると40歳前後だと思います。保守・追加ユニットはもう少し若く、20代の社員も含め30代中盤くらいが多くなっています。

エンタープライズシステム部全体としては20代から50代まで、幅広い年齢構成なのが特徴です。皆さんの人柄は、基幹系のシステム開発だからかWeb系のエンジニアより落ち着いている印象です。

自分の担当業務をとても効率的で丁寧に進めていくタイプでもあります。そのため若手社員にとってはスキルを高めるための良いチャンスになっていると感じています。

－エンタープライズシステム部の働き方を教えて下さい。

社員は多様な働き方で仕事に取り組んでいます。フリーアドレスのLDI社内で業務にあたる場合やリモートワーク環境で開発に打ち込む場合、またローソン社内にデスクを持ち仕事するケースもあります。

私はローソンのオフィスがメインですが、LDIと同じビル内ですから、LDIオフィスと行ったり来たりする毎日です。

お客様からの反応がわかるシステムの開発にやりがい、興味持ったら話を聞きに来てほしい

－休日はどのように過ごしていますか。

スポーツが好きで、中学・高校を通じてサッカー部に所属していたほか、中学では駅伝部の部長としても活動していました。大学からはサッカーをメインにバスケットボールやテニスにも興じていましたから、今でも身体を動かす趣味が中心です。

フットサルの社会人サークルで月に数回汗を流しているほか、ローソンにもフットサル部があり時々参加しています。家族ともテニスをしたり。中学生と小学生の子供がおりますので、週末になると一緒にサッカーしたりもしています。

－今後のキャリアプランをお話ししていただけますか。

個人的にはエンジニアとしてもう少し、スキル的に対応できる領域を広げたいと考えています。既存システムのリニューアルや新規のシステム構築において、ストラテジストとアーキテクトの両輪から貢献できるようになりたいですね。

また、組織としてはスペシャリスト集団としてのLDIをさらに進化させ、優秀な個人同士が相乗効果を出しながら高度なシステム開発まで担っていけるようにしたいと考えています。

－求職者の皆さんにメッセージをお願いします。

伊藤社長が2023年に着任して以来人員増加ペースが加速しており、LDI全体で現在100名を超えた段階ですが、更に増やしたいと考えています。

流通小売としてのローソンのシステムは、他の業界よりお客様に使われるシステムです。変化が早くお客様からの反応を得られるのはやりがいにつながりますから、同じように感じられる方がいらっしゃったら、ぜひ話を聞きに来ていただければと思います。

エンタープライズシステム部の採用活動はエージェントからの紹介がメインですが、採用ページからご応募いただくこともあります。3つのユニットすべてで積極的に採用活動を行っていきたいと思っていますので、エントリーをお待ちしております。

※取材時の部署・役職・氏名を記載しています。

（取材日：2024年8月2日　聞き手：垣本陸）