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サーバーサイドエンジニアからAndroidエンジニアに、技術者としてスキル追求していきたい

こんにちは!LDI(ローソンデジタルイノベーション)の採用広報担当です!今回は入社時のサーバーサイドエンジニアから、社内でAndroidエンジニアとしてキャリアのマルチ化を果たしたサービスデリバリー本部シニアアソシエイトの金田拓也さんに話を伺いました。

Androidエンジニアのキャリアに至った経緯や技術者として今後伸ばしていきたいスキル、またLDIの魅力とイノベーションを生むために求める人材像など、さまざまな点について語っています。

「日常的に使うアプリの開発」「Goで開発できるモダンな環境」がLDIに入社した理由

-プロフィールをご紹介いただけますか。

金田拓也です。和歌山県出身で35歳になります。大阪大学で物理学を学び、卒業後は新卒で富士通にハードウェアのエンジニアとして入社しました。

入社後しばらくはAndroidスマートフォンの回路設計をするチームにいました。当時ははんだ付けなんかもバリバリやっていましたね(笑)。

その後、ソフトウェアのエンジニアにキャリアチェンジした、という経歴です。私は生粋の情報系というわけではありませんでしたが、組み込み開発から始めてWebサービス開発や画像処理、Androidアプリも開発するなど比較的幅広い業務を担当していたと思います。

富士通には6年ほど勤務し、退社して半年ほどブラブラしてからLDIに入社、現在4年ほど経ったところです。

仕事をしていなかった半年間は勉強などをしていました。コンピューターサイエンスを学びたいと思っていたので、仕事から離れた期間を利用して学んだんです。

離職したのは、仕事に面白さを感じられなかったのが理由でした。当時は自動車関連のソフトウェアを開発していましたが、実は自分では運転しないんです。ですから面白くなかった(笑)。

LDIはローソンというコンビニエンスストアのスマートフォンアプリを開発していますよね。自分が日常で使うアプリを開発できますし便利にしていけるため、当事者意識を持てるという点が興味を持つきっかけでした。

-LDIに入社した際の経緯について教えてください。

LDIに入社したのは、自分が使うアプリの開発のため当事者意識を持てるという点と自分の好きな開発言語であるGoを使える環境だった点が理由でした。サーバーサイドの開発スキルを伸ばしたかったんです。

でも当時はGoで開発している企業がまだそれほど多くなかった。Goを使っているような技術選定に貪欲な会社ならモダンな開発環境で古い体質に縛られないだろう、と感じたのが大きかったです。

そのため、LDIなら自分が求める能力を高められると考えました。

全社ミーティングまでオンラインなので出社は月1回程度、年1回だった時期も

-現在の担当業務を説明していただけますか。

サービスデリバリー本部でローソンアプリの新規機能開発リーダーを務めています。サーバーサイドエンジニアとAndroidエンジニアを兼務している形ですね。

現在はAndroidエンジニアとしての仕事の方が多く、サーバーサイドエンジニアとしてはコードのレビューをしている程度です。

-在宅ワーク制度は活用していますか。

はい、基本的には自宅で勤務しています。出社は月に1回程度ですが、新型コロナ禍だった2021年や2022年は、年に1回くらいしか会社に来なかった(笑)。

出社の頻度はチームによって違うみたいです。毎週顔を合わせて打ち合わせするチームもあれば、オンラインで行っているため出社しなくても問題ないチームもあります。

最近は気分転換に毎月会社に顔を出していますが、ひさしぶりにみんなに会うと新鮮でいいですね。私が出社するのは、会社にあるスマートフォンの端末をテストで使いたい、などのニーズが生じた場合が多いかな。

でも、実は昨日も出社していたんですよ。2日続けて会社に来るのはとても久しぶりです。昨日は、今日着ているこのLawson WayのTシャツを取材で着ようと思って会社まで取りに来たんです。いざ当日にサイズが合わなくて着られなかったら悲しいですからね(笑)。

-今日のために準備していただきありがとうございます(笑)。LDIには全体ミーティングはないのですか?

月に2回、全体ミーティングを行っていますが、オンラインなのでそのために出社することはないですね。

-在宅勤務の際は、出社する時と同じ時間帯でお仕事されていますか。

私の場合は10:30頃に起きて、その瞬間から仕事を始める感じです。休憩や食事の時間を取りながら、夜は20:00前後くらいに仕事を終わらせるというパターンが多いです。

LDIは裁量労働制を導入しておりコアタイムがありませんから、自分のペースで自由に働けます。22:00までは申請なしで勤務して良いというルールですから、私用があって午前中に済ませ、午後から22時くらいまで仕事という日もあります。

サーバーサイドエンジニアからAndroidエンジニアへ、今後はフロントエンドまでカバーしたい

-入社時のスキルと、入社後のスキルアップについてお話しいただけますか。

LDIにはサーバーサイドエンジニアとして入社し、クラウド開発に携わりました。以前の会社は自社でクラウドを持っていましたから、AWSなど一般的によく使うクラウドサービスを使う機会がほとんどありませんでした。

LDIではそれらのポピュラーなクラウドを利用していますから、サーバーサイドエンジニアとしてはAWSなどに関する知識と能力の向上がスキルアップという点が一番大きかったと思います。

サーバーサイドエンジニアからAndroidエンジニアへのマルチキャリア化は、私がもともと前職でAndroid開発に携わっていたからという理由もあったのか、会社からAndroidエンジニアとしてのスキルアップを提案されたんです。

Android開発に関する私の知識はかなり以前で止まっていたので、最近の開発環境に向けて自分の知識をアップデートし、キャッチアップする作業を数ヶ月かけて行いました。たまたまプロジェクトの合間にあたる時期だったため、キャッチアップするための時間を確保できたのもラッキーだったと思っています。

私としても技術者としての幅が広がりますから会社からの提案は歓迎でしたね。

現在はAndroidのアプリ開発が業務のメインとなっていますが、サーバーサイドにも興味は持ち続けているので、プライベートでGoを使った開発を続けています。LDI社内では定型的な作業を省力化する便利ツールをGoで作って配布したりしています。

お客様に提出する成果物ではないですから、気楽に楽しくプログラミングしていますよ(笑)。

-iOSエンジニアとしての技術を習得する予定はあるのですか。

「iOSもやってくれ」と言われることもありますが、自分としてはあまり乗り気ではないんです。iOSをマスターしても、Androidと同じモバイルアプリという領域ですから、広がりが大きくないと考えてしまうんですよね。

Webのフロントエンドを学んだほうが有意義だと感じますので、現在はWebのフロントエンドについて勉強しています。エンジニアの中にはAndroid一筋でスキルを高めている方もいますが、私の場合は多くの領域をカバーできるエンジニアになりたいと考えています。

-将来的なキャリアプランをどのように描いていますか。

短期的には趣味でWebのフロントエンドについて学んでいますが、それ以降はあまり考えていないんです(笑)。

将来のキャリア構想について会社から聞かれる機会もあるのですが、変化の速い業界なので「数年後のキャリア」を考えたところで技術の環境もビジネスの環境もどうなっているかわかりませんよね。ですから、目標を立てる意味があるのかな?と感じてしまうんです。目標にとらわれるとサンクコストに引っ張られてしまうと思うんですよね。ここぞというときに素早く動けるよう常にフットワークを軽くしておきたいと思っています。

ただ、大枠でいうと常に技術を磨いていられるポジションにはいたいと考えています。組織管理や間接業務など、マネジメント層としての活躍を将来像としている方もいらっしゃると思いますが、私の場合はあくまでスペシャリストとして技術を追求していきたいですね。それに対して会社から否定的なことを言われることはなく、個人の意思を尊重してくれる印象はありますね。

-LDIの社内で、興味を持っている業務分野はありますか。

現在はローソンアプリを開発していますが、将来的には社会に受け入れられるかどうか未確定の技術や製品化されるかわからない最先端技術を研究してみたいと考えています。

実はLDIにはオープンイノベーションユニット、という組織があります。ローソングループのオープンイノベーションセンターに技術者を派遣している部署です。

最近はデータサイエンティストが派遣される機会が多いですね。なんとなく興味がある業務としてはオープンイノベーションユニットかな、と思っています。

働く「時間」と「空間」が自由なのがLDIの特徴、イノベーションのため多様性ある環境を目指したい

-お休みはどのように過ごしていますか。

最近はジムに通い始めて筋トレに力を入れています。ジムには以前にも行っていましたが、新型コロナで遠ざかってしまったので再び通っているんです。

実は少し太ってしまいまして(笑)。今はジムが趣味のようなものです。

私は結構飽き性なので、聞かれる度に変わるんですけれどね。料理が趣味だった時期やパソコンを自作するために当時住んでいた大阪から秋葉原までやってきてパーツを買い集めた時期もありましたよ。

趣味がいろいろと変わるのは、見切りをつけるのが早いからかもしれません。新しいことを始めると、はじめのうちはどんどんスキルレベルがあがるので自分の中で面白いと感じます。

とは言え、一定の時期を過ぎてしまうと成長を実感しづらくなるため、見切りをつけて別のことをはじめようかな、と思ってしまうんです。でも完全に手放してしまうわけではなくて、筋トレのように2周目、3周目もありますよ。しかも別のことをしている間になぜか筋肉が成長している。2倍の重量を扱えるようになっていました(笑)。

これと似たようなことってエンジニアあるあるだったりしませんか?別の技術領域の開発をしてから昔の領域に戻るとなぜか理解が深まっていて、当時わからなかったことがわかるぞみたいな。

趣味とは少し違うかもしれませんが、勉強と投資が好きで、技術書や投資・マネー術に関する書籍もよく読んでいます。投資は外国株がメインで、一時はビットコインもやっていました。

株式は儲かった時期もありましたが、物欲がないので何も買わずに再投資に回しています(笑)。

-LDIに興味を持っている方にメッセージをお願いします。

LDIは裁量労働制を導入するなど、働き方が自由という点が一番の特徴だと思います。時間的にも自由ですが、空間的というか働く場所も自由です。

新型コロナ禍以降、在宅で仕事できる会社は増えましたが、時間まで自由という環境はそれほど多くないですよね。コアタイムがあるのが一般的ですから。

LDIにはコアタイムすらないので、本当の意味で裁量労働制だと思いますし、私も気に入っています。自由な環境を重視するエンジニアの方は、ぜひチャレンジしてみると良いのではないでしょうか。

それから、LDIはイノベーションを追求する企業ですから、どんな方が会社にマッチするか、というのはあまり重視していません。似たような人ばかり集まってもイノベーションは起きないと考えるからです。

突拍子もない事をやるような人が少数でもいてくれた方が、LDIにとってのイノベーションにつながるのではないでしょうか。

日本語でコミュニケーションできれば、外国籍の方も大歓迎です。LDIにはさまざまなタイプの社員がいますから、きっと刺激になると思いますよ。

LDIにとっても多様性がイノベーションにつながるはずですから、私としては今よりもインターナショナルな環境になってくれればいいな、と考えています。また、「これはこうでなくてはいけない」など常識的な考え方に支配されずに、自分が思っていることや考えていることをどんどん発信してくれるような方だといいですね。

LDIへのご応募をお待ちしています!

(取材日:2023年9月15日 聞き手:垣本陸)


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