雑誌の編集アシスタントからキャリアをスタートし、Webメディアの企画編集、Webディレクター、そしてプロダクトマネージャーへ。前職のウェディングパークで約10年、領域を広げながらキャリアを積み重ねてきた東 柚希さん。
キャリアを見つめ直す中で、東さんがたどり着いた軸は、「自分は誰の、どんな課題を解きたいのか」という問いでした。前職の事業に思い入れがあったからこそ見えた、自分の本当に向き合いたいテーマ。それが、YOUTRUSTのプロダクトと出会ったときに、まっすぐ重なったといいます。
「人の人生を幸せにしたい」「日本をもっと良くしたい」——そんな信念を胸に、プロダクトの現場に立つ東さんに、これまでの歩みと、PdM(プロダクトマネージャー)として働く今について聞きました。
東 柚希(あずま ゆき)さん
プロダクト開発部 プロダクトマネージャー
新卒で雑誌編集のアシスタントとしてキャリアをスタート。インターネット業界への憧れから、Webメディアを運営する企業へ転職。Webメディアの企画編集を経てWebディレクターへとキャリアを広げ、後半は新規事業の口コミサイトを担当しながらPdM(プロダクトマネージャー)の業務にも従事。約10年の在籍を経て、2024年にYOUTRUSTへプロダクトマネージャーとして入社。入社後はメッセージ機能周辺の改善を担当し、現在は全体のUI/UX向上に向けたプロダクト改善に取り組んでいる。
東柚希のプロフィール | YOUTRUSTYOUTRUSTで株式会社YOUTRUST プロダクトマネージャーの東柚希さんのプロフィールや投稿を確認しましょう。youtrust.jp
雑誌の編集からPdMへ。キャリアの変遷と、転職の軸。
――これまでのキャリアについて教えてください。
東:新卒では雑誌の編集アシスタントとして紙の編集をしていました。ただ、インターネットが昔からすごく好きだったので、IT業界で働きたいと思って、Webメディアを運営する企業へ転職しました。
最初の3〜4年はキュレーションメディアの企画編集を担当していました。その後、Webディレクターとして開発側に関わるようになり、前職の最後の3年は、新規事業のウェディングドレス口コミサイトを担当していました。
少人数体制だったので、Webメディアの中の1コンテンツではなく、事業全体を見て「何を作るべきか」「どこにサービスが必要か」を考えていく業務でした。これが結果的に、PdMという仕事につながっていく経験になりました。
――そこから転職を意識するようになったきっかけは?
東:若手の頃は、いい会社で楽しく働けていればそれで十分でした。事業のことを深く考えることもなくて、「自分が成長できればいい」というスタンスだったんです。
ただ、ある時期から「もっと世の中のために何かしたい」という想いが芽生えてきて、自分とじっくり向き合う時間を持ちました。気づいたのは、自分は社会課題に対して、「なぜこうなっているんだろう」と強く引っかかりを感じやすい性質があるということ。なので、「その課題を解決していけるプロダクトに関わりたい」という軸がはっきり見えてきました。
前職は本当に良い会社でたくさんの貴重な経験をさせてもらいましたが、もっと広く・もっと困っている人に届くプロダクトに関わりたい。マーケティングと迷いましたが、ものづくりを続けるため、ビジョンに本気で共感できる会社でPdMを目指すことに決めました。
「人の人生を幸せにしたい」「日本をもっと良くしたい」——だからYOUTRUSTだった。
――YOUTRUSTを受け始めて、どんな印象を持たれましたか?
東:もともと関心はあったのですが、選考を通じて「ここは自分に合う」という直感と納得が重なりました。メンバーの方々とお話しする中で、その感覚が確信に変わっていき、迷いはなくなっていきました。
――特にどこに惹かれたのでしょう?
東:最初の決め手は、「日本をもっと良くしたい」というビジョンに、自分の関心がまっすぐ重なったことです。日本ってこんなに良い国で、安全だしご飯も美味しいのに、なぜ伸び悩んでいるんだろう、という問題意識をずっと持っていたので、その課題を事業で解決していけるYOUTRUSTのビジョンに、強く惹かれたんだと思います。
――もう一つの軸として、プロダクト自体への共感もあったと。
東:そうなんです。私は仕事がずっと楽しいと思って働いてきたタイプなのですが、友達と会うと、仕事の愚痴をたくさん聞くことが多くて。人生の中で働く時間ってすごく長いのに、なんでそこにフラストレーションを抱えたまま日々を過ごしているんだろう、と。
自分に合う会社と出会えて、人生を変えるきっかけを与えられるプロダクトは、多くの人を幸せにできる事業。その先に「日本をもっと良くしたい」というビジョンも繋がっている。「ここなら自分が本気でコミットできる」と確信しました。
2025年7月には、会社のバリューを最も体現した人に贈られる「YOUPROMISE賞」を受賞
PdMとして、まだまだ伸びしろしかない。
――入社してから、PdMとしてのキャッチアップはどのように進めていきましたか?
東:本を読んだり、勉強会にも積極的に参加したりして、1から学び直しました。これまでPdMの仕事を体系的に学んできたわけではなく、現場経験ベースでやってきていたので、入社後はめちゃくちゃ勉強しましたね。社内では先輩から教えてもらいながら、案件を任せてもらう中で実践していく、という感じです。だから本当に、PdMとしては伸びしろしかないと思って日々学んでいます。
――PdMとして、技術領域にはどこまで関わるものなのでしょうか?
東:これはPdMによってタイプが分かれると思います。PdMはエンジニア出身の方が多いので、技術に詳しい方も多いです。私は、エンジニアに相談しながらコミュニケーションで解決していくタイプ。いろんなタイプがあっていいと思っています。
もちろん知識として学ぶに越したことはないのですが、エンジニアリングの判断はエンジニアに委ねた方がいい部分もある。知識として学びつつも、意思決定は役割分担を意識しています。
「自分の意志」が問われた、入社3ヶ月の判断
――入社してから一番難しかったプロダクト判断は?
東:入社3ヶ月くらいの頃の判断が、今でも強く記憶に残っています。引き継ぎを受けた業務で、方向性はある程度決まっていたので、それをそのまま進めてしまったんです。でも結局、そこに自分の意志が足りていなかった。「言われたことをやる」というスタンスで進めてしまったのが、今振り返ると一番の反省点でした。
――具体的には、どんな施策だったのでしょうか?
東:「つながり申請を送るときの仕様」をABテストで検証する施策で、その案の一つに「メッセージを必須にする」という仕様がありました。リリース直前に、「YOUTRUSTにとって大事な『つながり』の体験を、もっと大切にしたい」という議論が起こり、最終的にこの案は見送る判断になりました。
ユーザーのことや、YOUTRUSTにとって「つながり」がいかに大事な機能かを、もっと自分で考えていれば、自分でも気づけたはずでした。「渡された仕事」として受け取ってしまっていたことが、何より問題だったんです。この経験を経て、自分の意志を持つこと、ユーザー視点で問い直すこと——この2つが、PdMとしての軸になりました。
経営陣との距離が近い環境で、PdMとして自分の意志を貫く
――PdMとして成長するために、YOUTRUSTで得られる一番の経験は何だと思いますか?
東:PdMが日頃から経営メンバーと直接会話できて、プロダクトについて深く議論できる環境だということです。経営陣がプロダクトへの想いがとても強い方々なので、自分の意見をぶつけながら意思決定に関われる。こういう環境はなかなか珍しいんじゃないかと思います。
――視座が変わったことで、仕事のプロセスにも変化はありましたか?
東:日々あります。一番大きいのは、経営メンバーとのコミュニケーションの取り方です。以前は確認したいことをミーティングまで溜めておいて、その場でまとめて話すスタイルでした。
ただ、それだとどうしてもスピードが落ちてしまう。今は、Slackでカジュアルに連絡を取ったり、直接声をかけに行ったりと、気になったらすぐ動くようにしています。それだけ向き合ってくださる環境なので、自分からどんどん動いた方がいいなと気づきました。
「私が下がると、チームの士気も下がる」——影響力を自覚すること
――仕事をする上で意識していることはありますか?
東:できるだけポジティブでいることですね。私が元気でいると、それが周りにも広がっていく。だからこそ自覚して、心がけています。
これに気づいたのは、以前の上司に「あなたは良い意味でも悪い意味でも、影響力が大きい人間だ」と指摘されたのがきっかけでした。「あなたの士気が下がると、チーム全体の士気も下がってしまう」と言われて、それから強く意識するようになったんです。
――その指摘を受けた当時、どんな状況だったんですか?
東:若手の頃、今よりもずっと幼かったんです(笑)。上司の意図を汲み取りきれずに、感情が表に出てしまうこともあって。そういう私に、上司が真剣に「あなたの雰囲気はチームに伝わるよ」と教えてくれたんです。率直なフィードバックをくれたことが嬉しくて、お互いに言いたいことを言い合える関係になりました。
――でも、いつもポジティブでいるのは難しいですよね。
東:別の上司から教わった言葉があるんです。「漫画でも、斬られてすぐ復活するキャラが一番強い。落ち込むのは別にいい、ただ復活を早くしろ」と(笑)。それからは、とにかく切り替えを早くすることを意識しています。
寝て忘れる、食べて忘れる、とにかく切り替えを早くする。落ち込んでいる時間は何も生まないので、引きずらないことを大切にしています。
2025年10月には、代表直属の特別チーム「モメンタム局」にも選抜
チームメンバーとは、「友達になる」くらいの距離で関わる
――エンジニアやデザイナーなど、職種の違うメンバーと良い関係を作るために意識していることは?
東:相互理解だと思っています。プライベートの話をすることをかなり意識していて、シンプルに相手に興味があるんです。「休日何してたの?」「何が好きなの?」「どういうことでわくわくする?」など。仕事だけする関係じゃなくて、その人がどんな人かを知っていきたい。友達になるくらいのつもりで関わっています。だから自分のプライベートもさらけ出します。
――でも、友達のように近くなると、厳しいことを言いづらくならないですか?
東:そこは「場を設ける」ようにしています。プロジェクトが終わったら必ず振り返りをやって、お互いに良いフィードバックを言い合う。アジェンダを用意して「これについて」と切り出せば、みんな思っていることをちゃんと言ってくれます。
こちらが過剰に働きかけなくても、振り返りの場を設けるだけで、しっかり議論が進む状態になっている。それはYOUTRUSTならではの強みだと感じています。
大規模プロジェクト後のプロダクト&マーケティングチーム集合写真
YOUTRUSTっぽさは、「みんな自分を持っていて、やり切る」ところ
――YOUTRUSTの会社らしさを感じるのはどんなところですか?
東:まず、みんな意見をちゃんと言える、自分を持っているところですね。あとは「やり切る姿勢」が本当にすごい。「絶対に間に合わせたい」と決めたゴールに対して、最後まで諦めずに知恵を絞って走り切れる人が本当に多いんです。「限界を突破するのが好き」な人が集まっていて、本当にいい刺激になります。私自身も、絶対にやり遂げよう、諦めないでなんとかしようという気持ちになります。
――入社してから、一番印象的だった変化は?
東:とにかくスピードが速いんです。意思決定のスピードが速い分、新しいテーマがどんどん立ち上がっていく。目標が60%くらい達成されたら、もう次のテーマが動き始めて、そこからさらに枝分かれしていく感覚です。毎週新しい挑戦が生まれるので、こんなにスピード感を持って進む環境は、これまで経験したことがなくて。最初は本当にびっくりしました(笑)。それだけ事業を前に進められる環境があるって、PdMとしては本当に恵まれているなと感じています。
YOUTRUSTを、「当たり前のSNS」に
――YOUTRUSTというプロダクトを、どんな存在にしていきたいですか?
東:当たり前のSNSにしたい、という想いが強いです。仕事専用SNSとして、「アカウント持ってる?」と聞かなくても、みんなが当たり前に使っている状態をつくりたい。朝起きて自然に開くようなサービスにしていきたいと思っています。
――そのために一番大事なポイントは何だと思いますか?
東:YOUTRUSTでしか得られない価値をつくることだと思っています。InstagramやXは、そのサービスでしか見られない情報やコンテンツがあるから人が見に来る。
一方でYOUTRUSTは仕事専用のSNSなので、ただコンテンツを消費するだけではなく、使うことでキャリアに変化が生まれたり、働くことに対して前向きになれたりすることが大事だと考えています。
YOUTRUSTを使うことで、全員の人生が少し良くなる。そんなYOUTRUSTならではの価値を提供できる状態をつくっていきたいです。
刺激が好きな人に、来てほしい。
――最後に、YOUTRUSTに興味を持ってくれた方へメッセージをお願いします。
東:今のYOUTRUSTは、100人規模から1000人、そのさらに先へと成長できるフェーズにいます。その変化を、自分たちの手でつくれる。こんな機会はなかなかないと思うし、本当に楽しいんです。刺激が好きな人には、すごく合っていると思います。
私自身は、何者かになりたいというよりも、ただシンプルに「人の人生を幸せにしたい」という想いがあります。一緒に働く仲間が楽しく挑戦し続けられる、いい雰囲気の組織を作っていきたい。その想いを、YOUTRUSTというプロダクトを通じて形にしていけたら嬉しいです。