皆さまこんにちは!
HR事業部・広報担当の木村です。
多忙な毎日を送りながら、どうすれば効率よく、かつ質の高い成果を出し続けられるのか。
これは職種を問わず、働く私たちにとって共通のテーマではないでしょうか。
今回は、子育てをしながらエンジニアとして第一線で活躍するH.Yさんに、「時間の制約がある中でも高い成果を出すためのノウハウ」を綴っていただきました。
エンジニアだけでなく、日々の業務に追われがちな方にとっても、現状を打破するヒントが詰まっています🌟
ぜひ最後までご覧ください!
目次
はじめに
1.完成度を追い求めすぎない
2.ロケットスタートで全体像をつかむ
3.OneNoteでメモを一元管理する
4.疑問点を早く解消する
5.タイムボックス制を取り入れる
おわりに
はじめに
エル・フィールドで、エンジニアとして働いているH.Yと申します。
ソフトウェア開発に従事して7年になります。
私は現在、3人の子どもを育てながら仕事をしています。
育児と仕事の両立において最大の課題は、やはり「時間の制約」です。
育児をしながら働いている中で、「時間が足りない」と感じることは少なくありません。
「この限られた時間の中で、いかに最大の成果を出すか」を日々試行錯誤しています。
そこで、私が常に意識しているのは、エンジニアの基本である「QCD」に立ち返ることです。
システム開発において重要とされるこの3つの要素には、以下の意味があります。
①Q(Quality) :品質
②C(Cost) :費用
③D(Delivery) :納期
開発現場では、「品質を極限まで高めようとすると納期が遅れる」「納期を急ぎすぎるとバグのリスクが高まり、品質が落ちる」といったトレードオフに常に直面します。
この3つのバランスをどう最適化してユーザーに価値を届けるかが、エンジニアの腕の見せ所です。
中でも、私が特に意識しているのが「D(納期)」です。
本記事では、私が日々の業務で意識している「タイムマネジメント」や「成果を出す工夫」についてご紹介します。
1.完成度を追い求めすぎない
坂本健氏の著書『実践!タイムマネジメント研修:より少ない時間で、より高い成果を出すために』の中で、「過剰品質」という問題が挙げられていました。
簡単に言うと、求められている以上のことを「やりすぎてしまうこと」を指します。
私も以前は、上司やお客様から頼まれた作業に対して、本来不要な部分まで作り込んでしまうことがありました。
その結果、必要以上に時間がかかり、納期を圧迫してしまいました。
この過剰品質を防ぐための対策として、現在は着手前に「なぜこの作業をするのか」という目的を明確にすることを意識しています。
2.ロケットスタートで全体像をつかむ
中島聡氏の著書『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』で紹介されている、「ロケットスタート」という時間管理術を実践しています。
これは、「仕事期間の最初の2割で、全体の8割を仕上げる」という考え方です。
例えば、5日かかる作業なら、最初の1日で8割の完成を目指します。
ここでいう8割とは、完璧なコードを書くことではなく、主要なロジックの骨組みや、懸念点の洗い出しが終わっている状態を指します。
この進め方を取り入れてから、以下のような大きなメリットを感じています。
①全体像の先行把握
早い段階で作業の全体像が見え、不明瞭な点やリスクを早期に洗い出せます。
②問題点の早期発見
序盤で一気に進めることで、隠れていた技術的な課題や仕様の矛盾をすぐに見つけられます。
また、「最後に難所が残っていて納期に間に合わない」という事態を防ぐことができます。
③余裕を持った調整
残りの8割の時間で、残された2割のタスクをじっくり仕上げると、予期せぬトラブルなどに対応する「余裕」が生まれます。
最初にぐっと集中して完成度を高めることで、その後の工程が驚くほどスムーズになります。
3.OneNoteでメモを一元管理する
システムの操作手順や調査内容、プロジェクト情報は、すべてOneNoteにまとめています。
OneNoteとは、テキストや画像、ファイルなど、あらゆる情報をデジタル上のノートに集約できるツールです。
私は以下のように活用し、「探す時間」の削減につなげています。
①強力な検索機能の活用
情報が散在していると、探すだけで無駄な時間が発生してしまいます。
キーワード検索を駆使することで、必要な情報を瞬時に取り出せます。
②情報を構造化して整理
セクションやページ機能を適切に使うことで関連情報を整理し、後から見返しても分かりやすい状態を維持しています。
③共有資料としての展開
自分のためのメモを、そのままメンバーへの共有資料としても活用しています。
これにより、自分だけでなくチーム全体の生産性向上にも貢献しています。
情報を一元管理することは、未来の自分やチームを助ける重要な投資だと考えています。
4.疑問点を早く解消する
一人で悩む時間が長くなるほど、結果的に遠回りになってしまいます。
「確認を後回しにするほど、完了が遅れてしまった」という過去の反省から、現在は以下の2点を徹底しています。
①認識のズレを早期に修正する
わずかな疑問でも、放置すると大きな認識のズレになりかねません。
早期に確認することで手戻りを防ぎ、作業ロスをなくします。
②「3分だけ」の勇気を持つ
「相手が忙しそうだから後で聞こう」と遠慮しがちですが、後回しにするほど結果的に相手に迷惑をかけてしまうことも多いものです。
私は、「今3分だけお時間いただけますか?」と短時間を提示して質問するようにしています。
あらかじめ時間を区切ることで、相手も快く応じてくれるようになります。
「わからない」をそのままにしない勇気が、結果的に最も効率的な道だと考えています。
5.タイムボックス制を取り入れる
作業を30分〜2時間程度の単位に分解し、毎朝その日のスケジュールをGoogleカレンダーに登録しています。
状況に応じて簡単に予定を調整できるのも、オンラインカレンダーならではの利点です。
タイムボックス制を取り入れることで、以下のようなメリットを実感しています。
①工数見積もりの精度向上
「30分で終わるはずが1時間かかった」というズレが可視化されるため、自分の作業スピードを客観的に把握し、見積もり感覚を養えます。
②集中力の維持
あえて時間枠を区切ることで、適度な緊張感が生まれます。
また、ゲーム攻略のような感覚で作業を進められるため、集中力が途切れにくくなります。
③優先順位付けの意識
限られた時間枠の中で、「何を優先すべきか」を常に意識するようになります。
④リカバリーの速さ
予定が可視化されていることで、バグなどで作業が詰まった場合でも、泥沼化する前にリカバリープランを立てやすくなります。
時間を区切って作業することで、一つひとつのタスクに深く集中し、全体としての生産性を高めることができています。
おわりに
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
育児と仕事を両立する中で、時間は最も希少で重要なリソースだと日々実感しています。
エンジニアとして完璧を追い求めることも大切ですが、限られた時間の中で価値を届け続けることを意識することで、長く働き続けられると考えています。
本記事が、時間に制約を感じているエンジニアの皆さま、そして日々忙しい中で「より良い成果を出したい」と願う皆さまにとって、少しでも参考になれば幸いです。
H.Yさん、ありがとうございました!
エンジニア視点のライフハックでありながら、どんな職種でも今すぐ取り入れられる知恵が満載でしたね。
個人的には、「ロケットスタートによって心理的な余裕を生み出す」という視点が印象的でした。
完璧主義を一度横に置き、まずはロケットスタートを自分の習慣にできるよう取り入れていきたいと思います。
エル・フィールドには、個性豊かで素敵なメンバーが在籍しています😆
定期開催しているイベントの様子は、公式サイト内のブログでもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください♬
少しでも気になった方は、ぜひ一度お話ししてみませんか?
みなさんからのご応募、お待ちしております!
それでは、次回もお楽しみに🌈