こんにちは。株式会社シフトのマーケティング部で働いています。
普段はWebサイトの改善提案やマーケティング支援に関わっています。
このストーリーでは、シフトで働く中で感じたことや、社内の日常、仕事のリアルを社員目線でお届けします。
今回は、私の1カ月のスケジュールをもとに、シフトのWebマーケターがどんな仕事をしているのかを紹介します。
Webマーケターと聞くと、広告運用やSEO、アクセス解析などをイメージする方が多いかもしれません。
もちろん、そうした業務もあります。
ただ実際には、月次レポートの作成、お客様との定例会、定例会後の対応、提案資料の作成、Webサイト改善の相談対応、Webの最新情報のキャッチアップなど、1カ月の中でさまざまな仕事があります。
パソコンに向かって数字だけを見る仕事というより、数字をもとに考え、お客様と話し、社内メンバーと連携しながら改善を前に進めていく仕事です。
目次
月の前半:請求関連の確認や定例会資料の作成
月の前半は、前月の動きを整理するところから始まります。
まずは、担当している案件の請求関連の確認や、月次レポートの作成を進めます。
一見すると、請求関連の確認はマーケティングとは少し離れて見えるかもしれません。
ただ、お客様との継続的な支援を進めていくうえでは、こうした運用面の確認も大切な仕事のひとつです。
月次レポートでは、担当しているWebサイトの状況を確認します。
たとえば、
どのページがよく見られていたのか。
どの検索キーワードから流入していたのか。
お問い合わせ数に変化はあったのか。
前月と比べて、よくなった点や課題はどこか。
次にどんな改善ができそうか。
こうした情報を確認しながら、お客様との定例会で共有する資料にまとめていきます。
レポート作成で意識しているのは、数字を並べるだけで終わらせないことです。
「アクセスが増えました」
「問い合わせが減りました」
という結果だけではなく、なぜそうなったのか、次にどこを改善できそうかまで考えるようにしています。
たとえば、アクセスは増えているのに問い合わせにつながっていない場合は、ページの内容や導線に改善の余地があるかもしれません。
逆に、特定のページやキーワードからの流入が伸びている場合は、そのテーマに関連するコンテンツを増やすことで、さらにユーザーとの接点を広げられる可能性もあります。
数字を見て終わりではなく、次の提案につなげるところまで考えるのが、シフトのマーケターの仕事です。
月の中盤:お客様との定例会
月の中盤は、お客様との定例会が多く入ります。
定例会では、月次レポートの内容を共有しながら、サイトの状況や今後の改善方針について話します。
このときに大切なのは、一方的に数字を説明するだけにならないことです。
お客様が今どんな課題を感じているのか。
営業現場では、どんな問い合わせが増えているのか。
サイトから来る問い合わせの質はどうか。
今後、力を入れたい商品やサービスはあるか。
新しく打ち出したい情報はあるか。
ユーザーからよく聞かれる不安や質問はないか。
こうした話を聞きながら、Webサイトやコンテンツでできることを考えていきます。
Webマーケターというと、パソコンの前で分析をしているイメージが強いかもしれません。
でも実際には、お客様の話を聞き、背景を理解する時間も多いです。
数字だけでは見えないこともあります。
たとえば、レポート上では問い合わせ数が変わっていなくても、お客様から見ると「問い合わせの内容が変わってきた」と感じていることがあります。
逆に、数字上は大きな変化がなくても、営業現場でよく聞かれる質問をサイトに反映することで、問い合わせ前の不安を減らせることもあります。
だからこそ、定例会では数字とお客様の声の両方を見ながら、次の改善を考えています。
月の後半:定例会後の宿題や改善対応
定例会が終わると、そこで出た宿題や確認事項を進めていきます。
たとえば、
追加で数値を確認する。
改善案を整理する。
ページ修正の内容をまとめる。
新しいコンテンツ案を考える。
社内メンバーに確認する。
次回提案に向けて資料を準備する。
こうした対応が月の後半に入ってきます。
定例会で話して終わりではなく、そこで決まったことを実際に前に進めていくことが大切です。
シフトのWebマーケターは、提案だけをする仕事ではありません。
お客様と話した内容をもとに、社内のディレクター、デザイナー、エンジニアなどと連携しながら、具体的な改善に落とし込んでいきます。
「この情報はどのページに入れると伝わりやすいか」
「問い合わせまでの導線はわかりやすいか」
「ユーザーが不安に感じるポイントに答えられているか」
「実装する場合、どんな形がよさそうか」
こうしたことを考えながら、少しずつサイトを改善していきます。
お客様から相談を受けて、その場ですぐに答えられることもあります。
一方で、一度持ち帰って調べたり、社内で相談したりすることもあります。
すぐに答えを出すことだけが大事なのではなく、目的を整理したうえで、よりよい進め方を考えることが大切だと思っています。
固定業務以外にも、提案資料や提案書を作成
1カ月の中には、月次レポートや定例会のような固定業務だけでなく、新しい提案に向けた仕事も入ってきます。
たとえば、お客様から、
「もっと問い合わせを増やしたい」
「特定の商品を強く打ち出したい」
「新しいページを作りたい」
「今のサイトをどう改善すればよいか相談したい」
といった相談をいただくことがあります。
その場合は、現状のサイトを確認したり、競合サイトを見たり、検索キーワードを調べたりしながら、提案資料を作成します。
提案書を作る前には、まず分析が必要です。
今のサイトでは何が足りていないのか。
ユーザーはどんな情報を求めているのか。
競合はどんな見せ方をしているのか。
どのページを改善すると成果につながりやすそうか。
新しく作るなら、どんなコンテンツが必要か。
こうしたことを整理したうえで、お客様に提案できる形にまとめていきます。
Webマーケターには、数字を見る力だけでなく、情報を整理して、相手に伝わる資料にする力も必要です。
資料を作るときは、専門用語を並べすぎないように気をつけています。
お客様にとって大事なのは、「結局、何をすればよいのか」「なぜそれをやる必要があるのか」がわかることです。
そのため、分析結果をそのまま出すのではなく、背景や目的、改善の方向性まで伝わるように整理することを意識しています。
タスク管理も、仕事を進めるうえで欠かせない
1カ月の中で複数の案件が同時に動くため、タスク管理も重要です。
私はカレンダーだけでなく、スプレットシートで管理資料を作って日々の業務を整理しています。
管理資料には、
進捗状況。
対応日。
タスク内容。
確認事項。
関連資料。
次に誰へ確認するか。
といった内容をまとめています。
「作業中」「確認する」「待ち」など、今どの状態にあるのかを見えるようにしておくことで、抜け漏れを減らしやすくなります。
Webマーケターの仕事は、考えるだけでは前に進みません。
資料をつくる。
確認する。
共有する。
期限までに提出する。
次のアクションを決める。
こうした地道な進行管理があるからこそ、改善提案やサイト運用が前に進んでいきます。
分析や提案のような「考える仕事」と、タスクを整理して進める「動かす仕事」の両方があるのが、シフトのWebマーケターの特徴だと思います。
Webの最新情報をキャッチアップする時間も大切
Webマーケティングの世界は、非常に変化の速い業界です。
数年前まで利益を生み出していた仕事が、環境の変化によって通用しなくなることもあります。また、企業やクライアントに価値を提供していた業務がAIに代替され、それまでの強みが強みではなくなることも珍しくありません。。
そのため、業務の合間にWebマーケティングやSEO、AI、解析ツールなどの情報を幅広くキャッチアップする時間も大切にしています。
新しい情報を知っているだけでは意味がなく、知っていることで提案の幅を広げるのが大事です。
「この考え方は、今担当している案件にも活かせそうだな」
「このツールの使い方を覚えたら、レポート作成が少し効率化できそうだな」
「この検索動向は、お客様のコンテンツ企画にも関係しそうだな」
そんなふうに、日々の情報収集が実際の提案や改善につながることもあります。
お客様の話を聞き、数字を見て、改善案を考える経験を重ねる中で、少しずつできることが増えている実感があります。
わからないことをそのままにせず、調べたり、社内のメンバーに相談したりしながら前に進めていくことが大切だと感じています。
1カ月を通して見ると、仕事の幅はかなり広い
私の1カ月のスケジュールを振り返ると、シフトのWebマーケターの仕事はかなり幅広いです。
月の前半は、請求関連の確認や定例会に向けたレポート作成。
月の中盤は、お客様との定例会。
月の後半は、定例会後の宿題や改善対応。
その合間に、提案資料の作成、分析、お客様からの相談対応、Webの最新情報のキャッチアップがあります。
分析する。
資料にまとめる。
お客様と話す。
社内メンバーと連携する。
改善案を考える。
タスクを管理する。
新しい情報を学ぶ。
こうした仕事が1カ月の中で並行して動いています。
毎日同じ作業を繰り返すというより、月の流れや案件の状況に合わせて、優先順位をつけながら進めていく仕事です。
シフトのWebマーケターに必要だと思う力
実際に働いていて感じるのは、Webマーケターには専門知識だけでなく、いろいろな力が必要だということです。
数字を見る力。
お客様の話を聞く力。
課題を整理する力。
わかりやすく伝える力。
社内メンバーと連携する力。
複数のタスクを管理する力。
新しいことを学び続ける力。
広告、SEO、アクセス解析などの知識は、仕事をしながら少しずつ身につけていく部分もあります。
一方で、相手の話を聞くことや、情報を整理して前に進めることは、他業種での経験も活かしやすい部分だと思います。
営業、接客、販売、カスタマーサポートなどで、お客様と向き合ってきた経験がある方は、シフトのマーケターの仕事にもつながる場面があるはずです。
数字を見るだけではなく、前に進める仕事
シフトのWebマーケターは、分析だけをする仕事でも、提案だけをする仕事でもありません。
お客様の話を聞く。
数字を見る。
課題を整理する。
改善案を考える。
社内メンバーと進める。
お客様に伝える。
その後の結果を見て、また改善する。
この流れを、1カ月の中で繰り返していく仕事です。
スケジュールが立て込む時期もあります。
ただ、お客様のWebサイトが少しずつ改善されていく過程に関われるのは、この仕事の面白さだと思います。
「Webマーケターに興味はあるけれど、実際の働き方がイメージできない」
「他業種での経験が活かせるのか知りたい」
「シフトのマーケターがどんな仕事をしているのか聞いてみたい」
そんな方は、ぜひカジュアルにお話ししましょう。
仕事内容だけでなく、1カ月のスケジュール感や日々の進め方についても、できるだけリアルにお伝えできればと思います。