今回、ANYLANDのデザイン責任者である岩永へのインタビューを実施しました。法学部卒業という意外な経歴から、スタートアップ企業2社を経て現在の活躍に至るまで、仕事への情熱と溢れるK-POP愛についてざっくばらんに話してもらいました。

■まず、岩永さんのご経歴についてお伺いさせてください！

今ではデザイナーとして働いていますが、実は関西にある大学の法学部出身なんです。当時ドラマ『リーガル・ハイ』をよく見ていて、「弁護士ってかっこいいなー！」と思い、法律に興味を持って入学したのですが、1週間で弁護士になるのは諦めました（笑）

新卒で、1社目は知人の紹介でアパレルや人材事業を行うスタートアップに入社し、ウェブデザイナーとしてインハウスデザイナーをしていました。現在はANYLANDで、ウェブデザインからUIデザインまで幅広く担当し、デザイン責任者を務めています。

■ANYLANDに入社した理由は何ですか？

デザイナーとしてスキルを高めたいという思いと、元々大好きなエンタメでデザインに携わりたいという大きな思いがありました。前職では「自分のデザインスキルが本当に成長しているのか？」とずっと疑問を感じていたので。

転職活動をする中で、私はWantedlyでANYLANDに出会いました。

■ANYLANDに入社してから感じたギャップはありましたか？

前職もスタートアップでしたが、ANYLANDでは仕事量の多さと、裁量権の大きさに驚きました。最初デザイナーチームは1名体制だったので、よく回せていたなと思います。UI/UXなどはほぼ未経験に近い状態だった私にも、多くの仕事を任せてもらえる環境は大きなプラスでした。

最初の1年間は大阪でフルリモート勤務をしており、直接お会いする前は皆さんにクールでクレバーな印象を抱いていましたが、月一の飲み会で実際にお会いしてみると、明るく楽しい方々が多くて、その良いギャップに驚きました！

■デザイナーチームの業務内容と体制は？

業務内容は、入社直後はファンクラブサイトやアプリのデザイン制作がメインでしたが、事業が大きくなるにつれて、現在はファンクラブイベントやオンラインガチャなどの告知バナーやグッズデザインなど、幅広い業務を担当しています。

チームは計6名（正社員2名、業務委託2名、インターン2名）です。

■仕事をする上で大切にしていることを教えてください！

業務の先にいる人々のことを想像することです。以前は自分のスキルアップや実績ばかりを追求していましたが、今は誰かの役に立ちたい、喜ばせたい、会社に貢献したいという考え方が大切だと気づきました。

■今後の岩永さんのキャリアプランは？

デザイナーとしてのこれまでを振り返ると、辛いこともありました。入社してすぐに担当したLP制作（サイト制作）では、デザインに苦戦していて、悔しさもあったのでオールで作業したこともありました。デザインだけではなく、スケジュール管理やLPの構成、テキスト一つとっても、未熟さを感じましたね。

逆に嬉しかったことは、クライアントである事務所やアーティストに喜んでいただいたことです。アーティストにとって非常に重要であるコンセプトロゴのデザインを任せていただいたことがあり、とても喜んでいただけました。そしてそのデザインが次の仕事につながったことも嬉しかったです。

今は入社当時よりデザイナーとしての幅を広げていますが、最終的な目標は「アイドルを作ること」です。アイドルのコンセプトデザインは、”1つの大きなブランドを作るようなもの”だと思っていて、そこから派生して、歌、ダンス、アルバム、ロゴ、グッズなどのアウトプットが生まれます。

アイドルの中核となるコンセプトを作り、尚且つ幅広いデザインスキルが必要とされるトータルデザインができたら最強になれると思うので、やってみたいなと思っています。

まずは、デザイン責任者になったばかりなので、チームをうまく回していくことができたらスキルアップできると考えていますね。マネジメントの立場になって意識していることは、とにかくメンバーが楽しく働けるようにすることです。ランチや雑談時にメンバーの得意不得意を聞いたり、やりたいことや目標を考慮してから仕事をお願いするようにしています。

■ANYLANDをどんな会社にしたいですか？

みんなが自分の目標を持ち、組織として団結できる会社です。デザイナーが自ら数字を上げられるような事業も展開したいです。

自分の考えや意見を持ち、主体的に行動し、自発的に学び続けられる方がANYLANDで活躍できると思います。

■ 最後に、「すべてのワクワクの裏側に。」というミッションにちなんで、岩永さんがワクワクすること、そのためにしている努力は何ですか？

ワクワクすること、あります！

K-POPが大好きなのですが、きっかけは、大学4年生の頃にコロナ禍で多くのコンテンツに触れるようになり、BTSやBLACKPINKという王道にハマって、今の推しに出会いました。先日、そんな推しとツーショットを撮りました。一生の宝物です。

私の目標は、"推しと最大限まで近い距離に行くこと"です（笑）

ヲタ活が私にとって一番の楽しみで、推しのおかげで、新しいことに興味を持ったり、新たに挑戦したり、学ぶことにワクワクします！韓国語を学び、推しのカフェイベントを企画したことは、自分にとって大きな挑戦でしたが、それが楽しくてたまらないんです。

仕事の面でも同じく、新しいことに挑戦してできることを増やすことにワクワクしています。毎日、成長を意識して努力しており、デザインスキルだけでなく、物事の考え方を磨くように心がけています。勉強することが大好きで、学びを通じて自分を高め続けるのが楽しいです。今の自分の位置がまさにそれを実感している場所だと思います。