【社員インタビュー #2】「20代は、自分の基準をアップデートするのに最高の期間」24歳で支社責任者に抜擢された男が語る、チャンスの掴み方
「『やりたいか?』と聞かれた瞬間に、即答できるかどうか。それだけで、人生のチャンスを掴めるかどうかが決まると思っています」
そう語るのは、株式会社CyberACE福岡支社で責任者を務める荒井優太さん。新卒でサイバーエージェントグループに入社し、2年目に、立ち上がったばかりの福岡支社の責任者として抜擢されました。現在24歳という若さで、藤原さんとともに、福岡支社で存在感を発揮しています。
埼玉出身、東京の大学に通っていた荒井さんが、なぜ縁もゆかりもない福岡で支社の立ち上げに手を挙げたのか。元YouTuberという異色の経歴を持つ荒井さんが、広告業界で見出した自分なりの強みとは。そして「20代のうちに自分の基準をアップデートする」という言葉に込められた想いとは——。
挫折も、葛藤も、そして掴んだチャンスも、等身大で語っていただきました。
「短い期間でどれだけ早く成長できるか」という就活軸
ーー荒井さんはもともと埼玉出身で、東京経済大学のコミュニケーション学部に進学されたそうですね。学生時代はどのようなことに取り組まれていましたか?
大学選びにはっきりとした理由があったわけではないのですが、広告にもともと関心があって、元電通の方がゼミを持っていたコミュニケーション学部を選びました。
学生時代は、YouTubeでの活動に力を入れていました。私自身が演者というよりも、裏方として動画制作をしており、チャンネル登録者数は現在3.5〜3.6万人ほどになっています。そこから派生してアプリ開発も手がけていましたが、サイバーエージェント入社と同時に、それらの活動は区切りをつけました。
ーーそのようなクリエイティブな活動をされていた荒井さんが、新卒でサイバーエージェントグループを選んだ理由を教えてください。
一言で言うと、短い期間でどれだけ早く成長できるかという点を最も重視していました。その観点でCyberACEを選びました。
加えて、広告とエンタメという自分が関わりたい業界の事業があったこと、そして「社員の方と一緒に働くイメージが最も湧いた」こと。この3点が決め手でした。特にCyberACEは「人の成長を諦めない」という姿勢がとても印象的でした。
オフィスに響き渡るほど指摘を受けた、1年目の経験
ーー入社後はどのような業務からスタートしましたか?
最初は「クエスト」と呼ばれる研修に近い業務から始まり、広告代理店での仕事の流れを学びました。研修後の実務では、大手電力会社のメインフロントとして既存営業を担当しました。
通常、新卒は2〜3社ほど担当するところを、私は入社後の数ヶ月でポンポンと担当が増えていき、8月にはすでに5社近くを担当するようになっていました。
ーー最初の1年で、特に大変だった経験があれば教えてください。
1年目の7月は、本当に厳しい時期でした。何をしても先輩に指摘を受け続けるような一ヶ月だったんです。
CyberACEにはトレーナー・トレーニー制度があって、新卒には先輩が一人ついて伴走してくれるのですが、その方に都度確認しながら業務を進めていく中で、一つひとつの仕事の質が基準に達していなかったことに対して、かなり指摘をいただきました。提出物のレベル、スケジュール管理、約束した期限を守れない等——振り返れば、指摘されて当然のことばかりでした(笑)。
ーー精神的にきつい時期もありましたか?
2年目になってから、クリエイティブの制作で結果が出ないことが重なった時期がありました。深夜まで取り組んでいても成果につながらない辛さを、当時の支社長に電話で打ち明けたこともありました。業務に真剣に向き合っているからこそ感じる苦しさ、ということだったと思います。
「責任者をやってみたいか?」その問いに即答できたから、福岡に来られた
ーー2年目で福岡支社の責任者に抜擢された経緯を教えてください。
CyberACEでは基本的に東京からの異動はなく、自分から意志を示さない限り異動の機会は生まれません。
ある時、会社の大きな決議がなされる「あした会議」で福岡支社の立ち上げが決まり、10月ごろに社長から「福岡支社を立ち上げるが、責任者をやってみたいか?」と声をかけていただきました。私はその場で即答で「やりたいです」と答えました。結果として、私と藤原さんの2人が選ばれました。
ーーその「即答」が決め手になったのですか?
あとから社長にうかがった話では、返事の速さが選出の一つの基準だったとのことです。同じタイミングで即答したのが私と藤原さんだったと。チャンスをつかめる人というのは、普段からそういう心構えを持っている人だと思います。少し考えさせてほしい、という姿勢ではなく、すぐに返事をしたことが評価されたのかもしれません。
ーー現在、福岡支社ではどのような業務を担当されていますか?
業務の内容自体は1年目とそれほど変わらず、担当クライアントの既存営業が中心です。それに加えて、責任者としてPL管理、組織の数字の管理、そして採用も担っています。大まかに言うと、新規開拓は藤原さん、既存顧客との関係構築は私、という役割分担で業務を行っています。
元YouTuberの強みが、クリエイティブ勝負の単品通販市場で活きている
ーー福岡支社のチームはどのような雰囲気ですか?
非常にフラットで、風通しのいいチームです。私が24歳で最年少、藤原さんが31歳で最年長ですが、年齢や経歴を意識することなく全員でワイワイとやっています。休日に一緒に出かけたり、食事に行ったりすることも自然にある関係性で、小さな組織ならではの距離感の近さを実感しています。
ーー仕事の中で自分の強みが活きていると感じる場面はありますか?
福岡は単品通販のクライアントが多く、Meta広告のクリエイティブをどう作り込むかが勝負になるんです。YouTube活動の経験からサムネイルや動画制作には慣れていたので、クリエイティブ面で強みを発揮できているという感覚があります。
また、担当していたお客様の担当者が入れ替わるタイミングで、担当4ヶ月目ながらWeb広告の勉強会を開催したことがありました。その際に、「荒井さんのことをよく理解できました」「とても良い時間でした」という言葉をお客様からいただき、単なる広告運用の枠を超えた価値を提供できたと感じましたし、ここでも自分の強みを発揮できたと感じました。
「人の成長を、本当に諦めない」CyberACEのカルチャーが教えてくれたこと
ーーCyberACEならではの文化として感じることはありますか?
人への向き合い方が、他社とは違うと思っています。「人の成長が事業の成長」という考え方がサイバーエージェントグループ全体に根付いていて、CyberACEは特にその意識が強いです。その中でも福岡支社は、少人数体制だからこそ、メンバーに対して本当に手厚く関わる文化があると感じます。
ーー尊敬している方はいますか?
2人おりまして、1人目はCyberACEの社長・西島大さんです。社長という立場でありながら現場まで足を運んでくださり、表彰の際などにもメンバーの様子を丁寧に気にかけていただいています。「見られていないようで、ちゃんと見てもらっている」という安心感がありますして、非常に尊敬しています。
もう1人は、私のトレーナーだった方です。毎週30分、業務とは関係なく面談の時間を設けてくれていて、仕事のことでもプライベートのことでも、何でも話せる場を作ってくれていました。「CyberACEに残ることより、お前は人生をどうしていきたいのか」という問いを、フラットにぶつけてくれたことが今でも心に残っています。
二番手の最強キャラに憧れて。「指名される専門家」を目指す理由
ーー今後のビジョンを教えてください。福岡支社をどのような組織にしていきたいですか?
大きく2つあります。一つは、単品通販に強い組織を作ることです。九州のマーケットは通販企業が多いので、Meta広告とクリエイティブの掛け合わせでどこよりも成果を出せる体制を整えたいと考えています。
もう一つは、新しい収益の柱を作ることです。以前と比べて九州のマーケットシェアが縮小している中で、既存の広告代理事業だけでなく新しい事業の種を育てることが必要だと考えています。
ーー荒井さん個人としては、どのような姿を目指していますか?
まずは福岡支社をしっかり軌道に乗せること——それが足元の目標です。
その先で目指しているのは、特定の領域のスペシャリストになることです。「この分野ならあの人に聞けば解決する」と、社内外から指名される存在になりたいです。
私が好きなキャラクターは主人公よりも「二番手の最強キャラ」なんです。アニメに例えると、ワンピースのゾロ、進撃の巨人のアルミン—どちらも、この場面ならこの人、と誰もが頼りにする突出した強みを持っている。そういう存在になりたいというのが、就職活動の頃から変わらない自分の軸です。
「20代は、自分の基準をアップデートするのに最高の期間」
ーー最後に、やりたいことが明確ではないけれど何か変えたいと感じている20代の方へ、メッセージをお願いします。
私自身24歳の立場なので、言葉に重みがあるかはわかりませんが(笑)、一つ伝えるとしたら——20代のうちは、自分の基準をアップデートするのに最高の期間だと思っています。
「やりたいことはないけれど、このままじゃダメな気がする」と思っている方は、コンフォートゾーンから出たいけれど出られていない、という状況にあるのではないでしょうか。そういう方にこそ、自分の当たり前を変えるきっかけが必要だと思います。
目の前にチャンスがあるなら、まず飛び込んでみる。チャンスをつかめる人というのは、日頃からそういう心構えを持っている人だと思います。私が福岡支社の責任者に選ばれた一つの理由が「返事の速さ」だったように、準備ができた時ではなく、チャンスが来た瞬間に動けるかどうかが、人生の分岐点になると思っています。
ーー最後に、責任者として「こういう方と一緒に福岡で働きたい」という想いがあれば聞かせてください。
未経験でもまったく問題ありません。これまでの実績があるかどうかも、関係ありません。
ただ、「自分のキャリアをここで一度変えてみたい」「本気で仕事に向き合ってみたい」—そういう気持ちを持っている方であれば、ぜひそのままの状態で来てください。CyberACEをその手段の一つとして活用していただければ、一緒に面白い景色を作っていけると思っています!