こんにちは、株式会社ハーモニーです!
私たちは「デンタルフィットネス」という予防型の経営メソッドを、全国およそ230院の歯科医院に届けています。
事業を始めた初年度の売上は200万円ほどでしたが、今では年商で2.5〜3億円ほどに到達し、どんどん成長速度を早めている会社です!
今回は、そんな弊社の代表取締役を務める高橋翔太にインタビューを行いました!
実は20年で6つの会社を立ち上げては畳んできた歩みがあります。
当時考えていたことと、それを経て「なぜ歯科領域なのか」「なぜ、いま仲間を迎えたいのか」をうかがいました✨
<プロフィール>

高橋 翔太(たかはし・しょうた) / 株式会社ハーモニー 代表取締役
1982年生まれ、香川県出身。
エンジニアとして社会人をスタートし、約20年で8つの事業を立ち上げる。
2014年に香川へ戻り、家業の歯科医院経営に参画。予防歯科の経営メソッド「デンタルフィットネス」を体系化し、現在(2026年6月現在)は全国およそ230院へ導入支援を行う。
趣味は風景写真撮影と車集取。
「写真を撮りに行きたい」が起業の動機
── まずは高橋さんのこれまでのキャリアを、簡単に振り返らせてください!
もともとはエンジニアなんですよ。8歳からパソコンを触っている、根っからのパソコンオタクで💻🌟
大学時代の恩師の紹介で、就職活動もしないまま新卒でNTTグループのIT企業に入りました。その後は、ネット証券の立ち上げメンバーに誘われて転職しています。「初任給の3倍出る」と言われて、正直、お金のためだけに移りました💰笑
立ち上げ期のベンチャーなので、エンジニア採用なのに事業計画づくりも広告も、何でもやりました。いま振り返ると、あの「何でも屋」だった時期に、自分の基礎ができたと思います。
── そこから独立されますよね。きっかけは何だったんですか?
それがですね、いま思うと立派な動機なんて何もなくて。理念も社名も、正直どうでもよかった。とにかくサラリーマンが嫌で、自由になりたかっただけなんです。
実は僕、趣味が風景写真撮影と車なんですよ。サラリーマン時代、オフィスの高層階から「今日、空がすごくいい」と気づくでしょう?でも、撮りに行けない。その時間と場所の束縛が、何よりのストレスで……
写真を撮りに行きたいがために会社を辞めた、というのが本質かもしれません。
7年かけて、自分が何をしたのか分からなくなった
── 独立後は、どんな道のりだったんですか?
ほぼ毎年、会社を立ち上げては売却したり廃業したりしていました。1社が1年ほどでうまくいかなくなって、仕切り直してまた別の業種で立ち上げる。金融系のコンサル、ネット広告……業種はバラバラでしたね。
うまくいかないだけじゃなくて、人にも痛い目に遭わされました。信じた相手に裏切られたり、ある事業では人に騙されて大きな借金を背負ったり...前職では、よかれと思って働いていたのに、その方向を間違えて職を失ったこともあります。
2007年から社会人をやってきて、7年かけて、俺はいったい何をしたんだろうと。だんだん分からなくなってきたんです。
── それで、香川に戻られたのですね。
ええ。一度すべてリセットしよう、と。2014年に、生まれ育った香川に帰りました。いま思えば、あの遠回りで「人に騙されない嗅覚」と「何でも自分でやり切る力」がついた。無駄な8社じゃなかったな、と今は思えます。

デンタルフィットネスは「実家がなぜうまくいっているのかを言語化したもの」
── 戻られて、最初に向き合ったのは何だったんですか?
父が営む歯科医院の経営です。僕は歯科医師ではないので、できるのは診療ではなく経営の部分。事務長として数字や組織を見ていくなかで、あることに気づいたんです。
「なんで、うちの歯科医院はうまくいっているんだろう」と。それを、誰も言語化していなかったんですよ。
父が1990年代から続けてきた「予防歯科」。患者さんが定期的に通って、自分の健康レベルを上げていく。その仕組みこそが成功の核心でした。だから僕は、その勝ちパターンを体系立てて言葉にしていったんです。
実際、僕が経営に関わってからの約10年で、その実家の歯科医院自体も売上・スタッフ数を大きく伸ばしました。具体的には、売上は2億から9億、スタッフは20人から100人、チェア数は9台から21台まで成長しました。「この型は、再現できる」という確かな手応えがあったんです。
── それが、デンタルフィットネスにつながるわけですね!
そうです。「これ、ひとつのコンテンツとして他の歯科医院にも届けられるんじゃないか?」と思って。予防歯科を基盤にしたストック型の経営メソッド「デンタルフィットネス」を、他院に導入支援する。それがいまの事業です!
よく勘違いされるんですが、予防歯科の仕組みそのものを僕が発明したわけじゃないんですよ。保険診療の範囲内ので行いますので、どこの医院でもできるものです。
大事なことは「一緒に働くスタッフを幸せにする」という何のためにやるのかということの言語化と、この導入を通じて「人作り、組織作り」を行うという意思決定です。これを、誰もが導入できる形に翻訳した。そこに僕の仕事があります。
予防歯科は「してもらうもの」じゃない
── そのデンタルフィットネスを、歯科業界をまったく知らない人にひとことで説明するとしたら?
「ご自身の健康づくりのために、歯科医院に通うもの」という感じですね。
多くの人にとって、歯医者って「治療」や「クリーニング」をしてもらう場所でしょう。でも、予防はそうじゃないんです。
メンテナンスや洗車は、持っていけばその場で綺麗にしてもらえる。整体もそうですよね。でもデンタルフィットネスが提唱する予防は、ダイエットやファスティングと一緒で、普段、自分でやらなくちゃいけないものなんです。歯科医院に通っていないときの方が本番です。
だから僕らは、どちらかというとライザップに近いんですよ。
歯医者に行って“してもらう”ことに価値があるんじゃなくて、自分自身で健康をつくっていく。その考え方を、患者さんにも、導入する歯科医院にも根づかせていく。それがデンタルフィットネスです!
やっているのは「歯」じゃない、「人と組織」だ

── 同じように「予防歯科コンサル」を掲げる会社もあります。何が違うんでしょう?
一番の違いは、歯科医院経営者の目線で、歯科医院経営者自身がつくってきた経営ノウハウであることです。
外から見て「こうすればいい」と言うだけではなく、実際に医院を経営するなかで、どうすれば患者さんに選ばれ続けるのか、どうすればスタッフが主体的に動けるのか、どうすれば院長だけが頑張る医院から脱却できるのかを、現場で試行錯誤しながら形にしてきました。
私たちが提供しているのは、単なる予防歯科のやり方ではありません。歯科医院がより良く回るための、人と組織の仕組みです。
導入していただくことで、院長がすべてを抱え込む状態から、スタッフと一緒に医院を成長させていける状態を目指します。結果として、経営も、現場も、今より少し楽になる。そこが、私たちのメソッドの大きな価値だと思っています。
── ノウハウやセミナーを売っている、というわけではない。
そこなんです。外から見ると「ノウハウを学ぶもの」に見えるかもしれない。でも、それだとセンターピンがずれるんですよ。
僕らが導入支援で関わるのは、現場の歯科衛生士さんへの技術指導だけじゃない。経営数字の見える化も、採用の支援も、ときには院長先生自身のマインドセットまで。「根っこ」から手を入れていきます。
たとえば「採用できない」のはなぜか。給料が出せないから。なぜ出せないか。売上が、キャッシュフローが……と、全部つながっているんです。
多くのコンサルは枝葉ばかりやる。でも、根が腐っているなら、まず植え替えなきゃいけないでしょう。
歯を入口にしながら、最終的に変えたいのは、そこで働くスタッフが生き生きと働ける環境であり、通う患者さんの人生観そのもの。だからこれは、人づくり・組織づくりなんですよ。

3人で全国230院。数字が語る手応え
── いま、事業はどれくらいの規模になっているんですか?
正直に言うと、この事業を始めた初年度の売上は200万円ほどでした。それがいまは、年商で2.5〜3億円ほど。ざっくり100倍の規模になっています。
導入してきた歯科医院は全国でおよそ230院。それを、3人ほどのチームで支えています。
── 少人数ですよね!どうやって回しているんですか?
1年間みっちり伴走する「導入中」のクリニックと、それを終えた「導入完了」のクリニックがあるんです。導入中は、年に4回、各期あたり最大20院ずつ。3〜4人で20院を一気に見ます。期ごとに区切って、稼働が重なる時期が他とぶつからないように、かなり厳密に設計している。だから、少人数でも回るんですよ。
電話も持たないし、やりとりはチャット中心。一社一社に深く入る代わりに、仕組みで無駄をそぎ落としているんです。
10年後、デンタルフィットネスの世界をどう広げるか
── 今後は、この事業をどう広げていきますか?
実は、デンタルフィットネスのコンサルを売ること自体には、あまりこだわっていないんです。大事なのは、この“思想”が入った歯科医院を増やすことです。
僕たちが目指しているのは、日本に新しい健康づくりの「当たり前」をつくることです。歯科医院は、痛くなってから行く場所ではなく、健康を守り、より良く生きるために通う場所になれると思っています。
そのためには、一部の医院だけが頑張るのではなく、全国にこの考え方を広げていく必要があります。言い換えると、健康づくりのインフラを整えていくようなイメージです。
広げ方はいろいろあっていいと思っています。フランチャイズにするのも、自分たちで直営の歯科医院を増やすのも、ひとつの方法です。最終的には、全国の歯科医院の10%にあたる約7,000件に、この思想を届けたいと思っています。

── 高橋さん自身の役割も、変わっていきそうですね!!!
そうですね。いまは僕の稼働が100%この仕事に取られている状態なので、ゆくゆくは自分の仕事をどんどん手放していきたいと思っています。
自分が現場に入り続けるのではなく、この思想をもっと多くの医院に届けるための仕組みをつくることに時間を使っていきたい。商品そのものを大きく変えるというより、届け方やソリューションを増やしていく感覚です。
日本に新しい健康づくりの当たり前をつくるには、僕一人の力では到底届きません。だからこそ、同じ思想を持って、一緒にこのインフラを広げていく仲間が必要なんです!
なぜ、いま「仲間」なのか
── あらためて、いま仲間を迎えたい理由を聞かせてください!
ここまでは、ごく少人数のチームで育ててきました。阿吽の呼吸で動けるから仕事は楽しい。でも、一向にスケールしないんです。
気づけば、自分たちで仕事を抱え込んでしまう。組織をつくるのが、僕はずっと苦手で。全部、自分でやっちゃうタイプなんですよ。「また人をつくれないのか、組織をつくれないのか」と。
このまま少人数で続ける道もあったかもしれない。でも、これを最後の仕事にするなら、もう少し世界にインパクトを出したいなと思ったんです!
── 何か、確信のきっかけがあったんですか?
あるメンバーの変化ですね。もともと現場を離れていた歯科衛生士の女性が、この事業に2年関わるうちに、信じられないほど伸びていって。「これを私の最後の仕事にしたい」とまで言ってくれるようになったんです!
ああ、僕のこの仕事は、ちゃんと人に伝わるんだ、と思えた。自分の感覚は誰にも伝わらないと思い込んで、ずっと避けてきたんですけど。伝わった。だったら、もう一度、人と組織づくりに挑戦してみようと。
一緒に働きたいのは、「人」に興味がある人
── どんな人と一緒に働きたいですか。
特別なスキルは求めていないんです。知識や話し方の技術は、あとから身につくので。
それより大事なのは、この事業への「思い」。思い100%でやるビジネスなんですよ。思いの熱量が切れると、全部ダメになる。
あとは、人に興味があること。僕らは院長先生だけじゃなく、クリニックの全員と関わります。その人たちの悩みを把握して、変わっていくのを一緒に喜べる。そういう人じゃないと続かないと思います。
結局、僕は人が好きなんですよ。人の変化が好きなんです。
── 最後に、この記事を読んでいる方へ。
型のない世界で、歯を入口に、人と組織を変えていく。その挑戦に少しでもピンと来た方は、ぜひ一度、カジュアルにお話しさせてください!!!

採用情報
株式会社ハーモニーでは、職種を問わず我々の経営理念に共感してくださる方を募集しております。
私たちは「デンタルフィットネス」という事業を通じて、歯科医院を「治療中心のフロー型経営」から「患者さんが生涯通い続けるストック型の予防歯科医院」へと転換する、1年間の伴走型の経営改革を行っています。
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