【プロダクトインタビュー】現場帳票システム「i-Reporter」は、なぜ国内シェアNo.1になったのか | 株式会社シムトップス
この記事では、自社プロダクト「i-Reporter」についてご紹介します。・「i-Reporter」とは?・お客様から評価いただいているポイント・今後の展望についてお話しして参りますので、「自社...
https://www.wantedly.com/companies/company_3515896/post_articles/907835
こんにちは!
株式会社シムトップスの採用担当です。
今回はi-Reporter事業部・開発&エンジニアリンググループ・マネージャー開発チームリーダーの吉田さんにインタビューをしました。
・i-Reporterのこれまで
・開発チームの取り組み
・これから取り組んでいきたいこと
について書かれていますので、「サービス(プロダクト)を成長させるために技術を磨いていきたい」「1つひとつの開発にじっくり取り組みたい」「業界シェア率の高いプロダクトの開発に携わりたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
i-Reporterは、あらゆる仕事現場にある紙の報告書をペーパーレスにするための電子化ツールです。
2000年代初頭は、製造現場の実績や品質のデータ収集には紙が使われており、システム化が困難な領域であるとされていました。
「紙で溢れかえる現場をなんとかしたい」という現場の想いを受けて開発したのがi-Reporterです。
i-Reporterは現場で使われてきた紙のレイアウトをそのまま電子帳票に置き換えられるほか、オフライン環境下でも軽快かつ高速操作ができるといった特徴があります。
機能としては生産設備(PLC)からのデータ取得や、バーコード読み取り、指紋認証などを搭載。
現場の方にとって使い勝手の良い機能を揃えています。
また現場使用率の高いExcelを取り込めるというのもお客様に支持されるポイントです。
▼詳細はこちらをご覧ください
ーお客様の声を大切にすることで必要とされるサービスへ
i-Reporterはお客様に育ててもらったプロダクトと言っても過言ではありません。
サービス開始当初は、お客様の課題を解決するプロダクトとして多くのお客様に期待されつつも、サービスとしてはまだまだ未熟だったので、エンドユーザーからの改善要望も多くいただいていました。
その中でも特に私の記憶に残っている事案があります。
i-Reporterは帳票に画像を埋め込み保存する機能があるのですが、画像が消えてしまうという不具合が発生したことがあったんです。
困ったお客様からは何度も問い合わせのご連絡をいただきました。
当時は会社の規模も小さかったので、営業担当やカスタマーサポートも明確に役割分担されていなかった時代です。
開発に携わっていた私が直接お客様の声を聞き、修正が必要な箇所を1つずつ改善していきました。
失敗を正当化するつもりはありませんが、私たちはこのようにエンドユーザーの要望や意見、ときにはお叱りの声と向き合い、スピーディに対応したことでより多くのお客様のニーズに合ったリリースが可能になったと考えています。
ここでの経験は今の開発現場において「現場の声を何よりも大切にしていく」というシムトップス全体の価値観にも大きく影響しています。
ちなみにグロース期は1年に12回リリースしたこともありました。
当時はエンジニアが5人くらいで、かなりハードな業務ではあったものの、こういった取り組みが多くのエンドユーザーに認められ、サービスの成長を後押ししたんだと考えています。
i-Reporterは1つのプロダクトとしては完成されているものの、お客様の声に合わせて様々な機能が生まれており、今回はその1事例をご紹介します。
ー現場の声から生まれた「音声入力」
i-ReporterはiPadを手元に持った状態で使用していただくことを前提として作られたサービスです。
ですが、i-Reporterを活用いただいている”現場”では、はしごに登って作業をする必要があったり、作業をしながら入力したい場面など、必ずしも両手が空いているとは限りません。
このような時にはハンズフリーで入力できる「音声入力」が有効です。
そこで、i-Reporterに音声入力機能を搭載するプロジェクトが始まりました。
当社にはiOSのエンジニアが在籍していて、彼が音声認識エンジンの使い方を熟知しているので、この機能を加えること自体は難しいことではありませんでした。
しかし、声での入力はキーボードよりも正確性に欠けます。
報告書なのに誤字だらけだったら目も当てられません。
そこで提案したのがアンサーバック機能です。
ここで言うアンサーバックとは入力内容を音声で確認できる機能のこと。
画面操作どころか画面を見る必要もないため、安定性のないところでの入力作業もスムーズにできます。
しかも受付が完了したことにもレスポンスしてくれます。
この機能はお客様からの評判も良く、こうした機能追加はお客様がi-Reporterを使い続けてくださる限り増えていくものだと考えています。
ーエコシステムとして価値を向上
今はサービスの拡充に取り組んでいます。
i-Reporterはエコシステムとして活用できるプロダクトだと思っています。
エコシステムとは要するに、小さなシステムが組み合わさり、補完し合い、より利便性の高い大きなサービスを形成している、みたいなイメージですね。
ビューアーにやや弱点のあるi-Reporterは、MotionBoardと連携できるように設計されていますし、GoogleドライブやGoogleBoxにファイルを送れる仕組みも整えています。
しかしエコシステムはシステム同士が連携できていないと実現しません。
当社では他社サービスとの連携強化を戦略として掲げ、i-Reporterの価値をさらに高めていく予定です。
ー新たなサービスの実現に向けて着々と環境を整備
他社製品との連携強化に加え、クラウドサービスの整備も我々のストラテジーです。
クラウド構成を検討していく上で最も中核を担っています。
今後のサービス展開に向けての構成検討や、クラウドサーバーメンテナンス上における運用コスト、作業ミスを抑えるための自動化開発も行っています。
ー自社製品に愛着を持ってほしい
私がSIerで勤めていた際の出来事です。
ある会社様(お客様)の作っているパッケージ製品の支援契約にてその開発を行いました。
今はコード署名という形にかわっていますが、当時はソースコード上にこのコードは誰のもので誰が書いたのかをコメントで直接記載する文化がありました。
そこに自分の名前は記載するのですが、社名は自社でなく、パッケージ製品をもっている会社名(つまりお客様名)を記載する必要がありました。
当然のことではあるのですが、私はこれがすごく気になりました。
自分のつくったものに愛情や誇りを感じられないのは寂しいな、と思ってしまいます。
逆にSIerに勤めている人で「せっかく自分たちが開発したのに人の手に渡るのはなんだか寂しい」という方は大歓迎です。
恐らくそういった人は、私たちのプロダクトを愛し、育てていける方だと思っています。
当社はいわゆるメーカーなので、エンジニアとして要件定義などの最上流の業務などにも携われるため、よりプロダクトに向き合うことができると思います。
ご応募お待ちしております!
ーありがとうございました!