あすか薬局は「薬局DX推進コンソーシアム」に参加しています。
(薬局DX推進コンソーシアムHP:https://pdpc.jp/)
当コンソーシアムの実証事業のスタートに合わせて、今後数回に分けて特集記事をリリースいたします!
今回は薬局DX推進コンソーシアムがどのようなコンソーシアムなのか、あすか薬局がどのような意図で当コンソーシアムに参加しているのかなどをお話しします。
薬局DX推進コンソーシアムとは?
全ての薬局が、機械化やロボット化、ICT化なども活用することで、国民に対し真に専門的サービスを提供し、医療提供施設として適切に機能する社会を目指し、必要な情報交換、共同実証事業を行い、各種制度構築に貢献することを目的に立ち上げられたコンソーシアムです。
薬局DX推進コンソーシアムの活動内容は?
●大阪府を中心に、調剤業務の一部を自薬局以外の店舗で安全かつ効率的に行う国家戦
略特区事業(調剤業務の一部委託事業)を厚労省ガイドラインを踏まえ共同実施しています。
●全ての薬局が、対物業務を自局に必要な範囲で委託し効率化させることで、患者様の待ち時間短縮や在庫管理の効率化、安全性の向上を目指しています。
●患者様に対して、薬剤の効果・副作用などに関する相談や大量の薬剤管理の支援などの対人業務を拡大させることで、国民の健康な生活を守る医療インフラとして最適な形を追究し、制度への反映を目指しています。
あすか薬局が当コンソーシアムに参加表明をした意図は?
調剤業務の一部委託に反対をする薬局経営者もいる中で、あすか薬局が当コンソーシアムの活動に賛同しているのはやはり「薬局、薬剤師の役割として一番大事なのは、患者さんの相談に乗って問題を解決するという対人業務だと思うから」に尽きます。
一番大事な役割である対人業務の充実を図るためであれば、作業的な業務は外部に委託するべきであると考えています。
また、地域で医療を完結するためには、自社で受けることが出来ない内容や量的に無理な調剤の一包化が来た場合でも、外部委託することで、自薬局の患者様を守りつつ地域医療を完結できる可能性があるからです。
次回の記事では、今回の実証事業の準備会議についてレポートします!