第1創業期:ERP支援から見えた「つながり」の可能性
2019年7月、ストラテジットは設立しました。
当初は、ERP導入支援を主軸としたビジネスを展開。導入支援の現場で見えてきたのは、「ERPと他システムをどう繋げるか」という共通の課題でした。すでに導入済みのシステムや、他社の製品との連携は、導入成功のポイントの1つでした。
従来のERP業界のアプローチは、「スイート型」と呼ばれるもので、統合型ERPを企業は導入していました。すべてを一つのシステムにまとめる発想
しかし、時代の流れとともにその前提が変わってきました。
SaaSやクラウドサービスの急速な普及。そしてコロナ禍がもたらした働き方やシステム活用の変化。企業は「ベスト・オブ・ブリード型」、つまり領域ごとに最適なSaaSを選び、組み合わせて使うスタイルへと移行しました。
その新たなアプローチにマッチしたのが「コンポーネント型ERP」。会計、販売、経費精算、購買などの機能を個別に選んで導入できる、より柔軟なシステム構成です。
そして、こうした時代の変化の中で、創業メンバーのアイディアが生まれます。
それが、SaaS同士を“つなぐ”ことに特化したサービスでした。
「Master Hub」から始まったSaaS連携への挑戦
ストラテジットが最初に手がけたのが、「Master Hub」。SaaS間連携を効率化するSDK集で、顧客の要望に応じた開発を支援するサービスとして展開されました。
また、SaaSベンダー向けの汎用的な連携ソリューションの開発も得意とし、国内外50以上のSaaS製品と連携実績を積み重ねていきました。
この経験から生まれたのが、連携特化型アプリストア「SaaStainer」。
「もっと手軽に、もっと安く」──そんな想いから、連携のノウハウを詰め込んだプラットフォームとして誕生しました。
第2創業期:プロダクト企業への転換
2022年、経営メンバーの交代とともに、ストラテジットは「第2創業期」へと突入します。
それまでの受託開発中心の「フロービジネス」から脱却し、ストック型の成長戦略へ舵を切る決断を下しました。その背景には、以下の2つのポイントがありました。
- 成長への投資余力が不足していること
毎年変化するトレンドに対応するには、新しい技術への継続的な投資が不可欠。しかし、受託中心ではリソースが将来に向けて割きにくい。 - メンバーのワークライフバランス
稼働時間が売上に直結するモデルでは、働き方の柔軟性にも限界がある。メンバー全体の給与水準をあげていきたい。
JOINTの誕生──「Saas連携」をノーコード&ローコードで
こうして5年間のノウハウを集約するプロジェクトが始動。2億円の資金を調達し、自社プロダクト開発に挑戦しました。
- 初めてのプロダクトコンセプトの策定
- 初めての企画
- 初めての開発
- そして、初めてのローンチ
まさに“はじめてづくし”の挑戦でしたが、2024年に「JOINT iPaaS for SaaS」を無事ローンチ。そして1年で1億回の連携実行回数を突破するという成果を上げました。
ストラテジットがERP導入支援という現場で培った「リアルなニーズ」、連携開発の受託開発をしていた絵エンジニアからの「リアルな課題感」がありました。現場を知るコンサルタントと、確かな技術力を持つエンジニアの掛け算。それが、JOINTというプロダクトに生きていると思います。
未来へ──AIとSaaSをつなぐ次のフェーズへ
JOINTは、SaaS連携にとどまらず、AIを含む先端技術との接続も視野に入れ、進化を続けています。
お客様のニーズに応えるだけでなく、「まだ見えていない世界」を見つけにいく──そんな気持ちで、新たな価値の創出に取り組んでいます。
いま、私たちはこのプロダクトとともに成長できる仲間を求めています。