ご高齢の方がいつまでも自分らしく過ごせるようにサポートしていく。それが私たちきらっとです。
主に以下3つの取り組みを行っています。
■ 介護サービス
私たちは、訪問介護と居宅介護支援のサービスを行っています。
介護サービスと言われて多くの方が思い浮かべるのは、老人ホームではないでしょうか?
しかし私たちは、ご高齢の方が「自分らしく」生活するためには、自分の家で過ごすことが重要であると考え、自宅での介護をサポートしています。
高齢になると、身の回りのことを1から10まで全て自分で行うのは難しくなります。ですので私たちは、訪問介護サービスとしてその人の自宅に行き、できないことを手助けします。
私たちの訪問介護の特徴は、個別に合ったサポートをするために固定のマニュアルを敢えて設けていないことです。もちろん、介護の人手不足が深刻化する中マニュアルに基づいて効率化することも重要ですが、それ以上に、その人に必要な介護をすることで自分らしい生き方を応援したい、そう思うのです。
また居宅介護支援サービスでは、ご家族で介護をされる家庭に対して、どのような介護をしていくかアドバイスを行っています。実際に必要な介護と、ご家庭にとって可能な介護との間にはギャップがあることも多々あります。そのギャップを、医療機関とご家庭の間に立ってすり合わせる、それが私たちの役目です。
■ “きらっとカフェ”の運営
事務所の横にコミュニティカフェを構え、従業員のほか元気なご高齢の方で一緒に運営を行っています。体の調子が良く、外に出られるようなご高齢の方にとって、気軽に遊びに行ける場所はとても大切です。
きらっとカフェでは飲み物や軽食も提供しており、ゆっくり過ごすことができます。従業員は、福利厚生として飲み物が無料、軽食も100円で利用できます。
ご高齢の方がお子様と一緒に遊びに来られることも多いです。
今後もっと認知度を上げて、より多くの方にとって気軽に足を運べる場所にしていきたいと思っています。
■ “城陽でがんばり隊”の活動
地元の城陽で、元気なご高齢の方と一緒に様々な社会活動に取り組んでいます。
この活動の狙いは、元気なご高齢の方が長く社会と接点を持ち価値を生み出すこと、そして活力ある生活をより長く送っていただくことです。
私たちはこの活動の一環として、駅前の自転車置き場の運営などの他、要介護の高齢者のお宅で庭木の剪定や草刈りなどのサポートも行っています。このようなサポートは一般に介護保険の適用範囲外となるため、他の団体では提供しないことがほとんどです。しかし私たちは、ご高齢の方が自分らしく、元気に過ごすためには必要であると考え、元気なご高齢の方の力を借りてこのサポートを実現しています。
ご高齢の方々の元気が伝搬し、社会がより元気になるような活動をこれからも続けていきます。
まだまだ構想段階ですが、将来的にはご高齢の方のシェアハウスを作れたらと考えています。
ご高齢の方がお互いできないことを補い合って暮らす仕組みが作れれば、もっと自律的に活力ある人生を送れる人が増えるはずです。そしてこれは、介護業界の人手不足問題に対する解決策にもなると考えています。