今回は、私たちのリーダーである代表・金成柱さん(以下:金さん)のロングインタビューを、前後編の2回に分けてお届けします。
前編では、学生インターンからスタートし、幕末(現:イシン)の創業期を11年間支え続けた金さんが、なぜあえて「独立」という道を選んだのか――その決断の裏側にあった葛藤と、IR Roboticsの創業秘話について深く伺いました。ぜひ最後までご覧ください!
★プロフィール
金 成柱(キム ソンジュ)、株式会社IR Robotics 代表取締役
X:https://x.com/kim_iripoma
1983年、三重県四日市市生まれ。
2006年、株式会社幕末(現イシン株式会社)に入社。
2011年、代表取締役社長に就任。
2015年、株式会社とうがらしを設立し代表取締役に就任。
2017年、株式会社IRTV(現 株式会社IR Robotics)の代表取締役社長に就任。
※ 当社における「成長企業」の定義:「上場企業」「上場準備中企業」「将来の上場を考えている企業」の中で、自社の企業価値向上に積極的に取り組む企業を指します。
「メディアの枠」を超えたかった。31歳、11年のキャリアを捨てた決断
清水:金さん、今日は改めて「IR Roboticsができるまで」をじっくり聞かせてください!前職の幕末(現:イシン)には11年以上いらしたんですよね。学生インターンから入社して、法人化の立ち上げも経験されています。まさに、そのまま「会社と添い遂げる」というキャリアもあり得たと思うのですが。
金さん:そうですね。2015年3月に退職したのですが、ちょうど31歳と11ヶ月の時でした(笑)。入社当時はまだ法人ですらなく、NPO法人として活動していた頃です。そこから必死に営業をして、組織を大きくしてきました。
ただ、組織が成長していくうちに「成長企業を相手にしたビジネスを、もっと多角的に展開したい」という強い気持ちが芽生えてきたんです。当時の会社は「メディア」というドメインを深掘りする戦略をとっていて、それは経営判断として正解でした。でも、対・経営者の商売を軸にすれば、IR支援も、M&A仲介も、人材紹介も、もっとシームレスに提供できるという確信が私にはありました。
清水:今のIR Roboticsが掲げる「成長企業がより成長するためのビジネスプラットフォームになる」というビジョンの種は、その頃からすでにあったのですね。
金さん:そうですね。「このプロダクトは絶対ニーズがあるのに」ともどかしさを抱えたまま同じ場所にとどまるのは、自分にとっての「退化」だと感じました。自分の時間を投資するなら、成長企業のあらゆる課題を解決するインフラを創りたい。その可能性に賭けるために、新たな挑戦に臨む決断をしました。
実家の韓国料理屋で培われた「経営者マインド」
清水:金さんのその圧倒的な「経営者」としての感覚は、どこで培われたのでしょうか?
金さん:それは環境がめちゃくちゃ大きいですね。実親からは「人に使われるより、自分でやったほうが金も時間も自由になるぞ」と言われて育ちました。だから私にとって、自分で経営をやるのは当たり前のことだと思っていました。
大学でサッカーを諦めてからビジネスの世界にのめり込んだのも、孫正義さんや堀江貴文さんのような、時代を創る経営者たちに刺激を受けたからです。「自分もあっち側の世界に行きたい」。その一心で、インターン時代から毎日100件、200件と問い合わせメールを送り続けました。そうやって、格上の社長たちと商談する機会を自ら作っていったんです。
清水:サラリーマンという選択肢は最初からなかったんですね(笑)。
金さん:全然なかったですね(笑)。大学でサッカーを諦めてから、日経新聞を読み漁ってビジネスの世界にのめり込みました。孫正義さんや堀江貴文さんのような、ゼロから巨大な価値を生む経営者に強く憧れ、「私もあげる側になりたい、そのためには誰よりも打席に立たなきゃいけない」と必死でした。「とにかく早く成長したい」という渇望感が、当時の私の原動力だったんだと思います。
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「何もない」場所から始まった、IR Robotics
清水:そうして独立されて、IR Roboticsの社長に就任されたわけですが、当時は今とは全く違う状況だったと伺っています。
金さん:そうですね。実はIR Roboticsという会社自体は2013年に設立されていたのですが、私が引き受けた時の実態は、何もない「ゼロ」に近い状態でした。メンバーも4人ほどで、事業の種はあるものの、まだ形にはなっていなかったんです。そこから「成長企業」という軸を定め、今の形に磨き上げていきました。
清水:ほぼゼロからのスタートですね。金さん、よく「大きな失敗や苦労はない」って仰いますが、普通に考えたら相当ハードな環境ですよね(笑)。
金さん:キャッシュアウトしそうになったり、社員が半分辞めてしまったりといった、いわゆる物理的な危機は一度もありませんでした。でも、フラストレーションは常に抱えていましたよ。「周りの企業はあんなに伸びているのに、うちはまだこの規模か」という、自分自身への苛立ちです。
辛くて眠れないというよりは、「もっといけるはずだ」という渇望感の方が圧倒的に大きかったですね。
清水:その渇望感が、現在のビジネスモデルへ大きく進化させたんですね。
金さん:そうですね。自分一人が家庭教師のように教える1対1のコンサルティングでは限界がありますし、情報の劣化も激しいものです。それならば、成長企業の経営者の「一次情報」を集め、それを循環させる仕組みを作ればいいと考えたんです。
「成長企業がより成長するためのビジネスプラットフォームになる」。この野望を実現するために、あの"ゼロ"の時代から一歩ずつ、渇望感をエネルギーに変えて形にしてきました。
清水:金さん、熱いお話をありがとうございました!
後編では、IR Roboticsが大切にしている「VALUE」と、金さんが描く壮大な「成長企業プラットフォーム構想」について伺います。
最後に:まずは「カジュアルに」お話ししませんか?
「金さんと働きたい!」「金さんのように自分の市場価値をもっと高めたい!」 この記事を読んで、そんな想いが少しでも芽生えたなら、ぜひ一度私たちとお話ししませんか?
IR Roboticsは今、組織としても事業としても、これまでにないスピードで変化し、成長しています。完璧なスキルセットよりも、「今の自分を超えていきたい」「何かに本気で熱中してみたい」という、あなたの内側にある熱量を私たちは大切にしたいと考えています。
「まだ選考を受けると決めたわけではないけれど……」という方も大歓迎です。まずはカジュアルに、あなたのキャリアの展望や、私たちが目指す「成長企業支援」の未来について、ざっくばらんにお話ししましょう!
皆さんとお会いできるのを、楽しみにしています!