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過疎地で新たな価値を生み出す

過疎地の廃校を拠点に

2019年の秋、山間部過疎地にある廃校を借りて、Foremaの物流センターを開設しました。(2021年初頭に本社になりました)

場所は、広島県山県郡安芸太田町にある津浪集落の旧津浪小学校。安芸太田町は広島県で最も過疎の進む自治体で、人口はもうじき5500人を切ります(2023.8時点)。その中でも津浪集落は人口300人ほどの、本当に小さな集落。その中心に位置するのが、2016年春に廃校になった旧津浪小学校です。

広島市内の倉庫街ではなく、あえて山間部過疎地を選んだのは、自然との距離の近さ。そしてForemaの価値観を体現するスポットになるだろうという、とても曖昧なフィーリングによるものでした。

津浪小学校は今では珍しい木造校舎で、しかしながら廃校になってから急速に老朽化が進行。このままでは取り壊しも視野に入るという状況にありました。

使えるものがどんどん捨てられていく。

これを何とかできないか? そんな気持ちからこの物件の活用を検討し始め、自社物流拠点としてオープンするに至りました。

過疎地の雇用創出はこの上ない社会貢献

過疎地が高齢化していくのは若者が働く場所がないから。田舎暮らしに憧れて移住してきても生活が成り立たず、結局は転出していくという事例は全国で多発しています。そして残されるのは老人ばかり。

過疎地のマイナスは公金で賄われます。優秀な人材を東京が吸い上げ、そこから生み出される巨大な黒字が全国に分配され過疎地の赤字を補う。この構図は決して健全ではないと感じています。

地方の金は地方が稼げ。

そのためには優秀な人材が不可欠です。都市部に出て英知を蓄えた人間がUターンできる下地、都市部で育ち豊富な知見を持つ優秀な人材がIターンできる基盤、それを整えることは社会全体にとってもプラスであると考えています。

そんな想いを実現できる拠点として、この廃校物流センターをオープンさせました。

過疎地で働きたい人材ウェルカム!

Foremaでは、複数の職種の募集を行っています。田舎に住みたい、過疎地でトガった事を実現したい、そういう人材が活躍できるであろう環境にあります。

地元の空き家は家賃1〜3万円程度で借りることができます。

ニホンザルやツキノワグマ が出ますが、そういう環境に喜びと尊厳を感じられる人にとってはこの上なく良好な環境だと断言できます。

自然を愛する人こそウェルカム

この写真は廃校からさらに1時間ほど山奥にある湖。中国山地の最奥エリアでSUPをした時の写真です。安芸太田町にはSUPやカヤック、源流域でのシャワークライミングも可能です。原宿や表参道ではなく、自然と戯れるアクティビティにこそ喜びと興奮を感じられる人材は、根幹の方向性としてForemaにフィットしやすいと思います。

雪山を愛する人こそウェルカム

ここは上記湖とはまた別の山奥の景色。同じ安芸太田町内でも、このあたりは2m以上積雪のあるウィンタースポーツの重要スポット。早朝に出発し、出社前に一滑りという生活も可能です。(※写真はバックカントリー中のひとコマ)

登山を愛する人こそウェルカム

登る山、たくさんあります。中国山地はなだらかなので、日帰り登山や森林ハイクのしやすい土地柄。ノートPCとビバーク用具一式あれば山中での業務も不可能ではありません。ただし熊鈴は必須です。

清流を愛する人こそウェルカム

山があれば清流があります。川のせせらぎは電源不要のヒーリングミュージック。そこにAmazon Prime の必要性は皆無。真夏などは木陰の清流に足をつけて開発コードを書く、そんな人生が実現可能です。

自ら価値を生み出せる人こそウェルカム

以上を踏まえ、会社に対し、そして社会全体に対して「価値」を生み出せると自負する人材を大いに歓迎します。

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