日本全国で深刻化する「空き家問題」。多くの不動産会社が扱いづらいと敬遠しがちな「訳あり物件」(空き家、相続トラブル、再建築不可など)に向き合い、独自のデジタルマーケティングと徹底したデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)で再生・流通を加速させているのが株式会社Triikuです。2024年の創業以来、年率300%の成長を実現した同社は、なぜ短期間でここまで伸びたのか。代表取締役の池上航生氏に、事業の強みと“不動産×DX”が切り拓く未来を聞きました。
目次
「煩雑業務」を自動化し、「お客さまとの対話」に時間を使う
下積みなしで、商談・契約を任される成長環境
成長の原動力は、人とカルチャーにある
「煩雑業務」を自動化し、「お客さまとの対話」に時間を使う
――まず、「不動産テック企業」であるTriikuが推進している、一般的な不動産会社よりも先進的な取り組みを教えてください。
DXを活用し、「買い手や借り手が見つからず放置されている空き家」「相続トラブルで所有者が定まりにくい土地」「法律上、建て替えできない古い建物」など、いわゆる「訳あり物件」を専門に扱っています。全国の売主様から直接物件を買い取り、状況に応じたリフォーム・リノベーションを施して再生・再販し、新たな価値を生み出しています。
その際、デジタルマーケティングでニーズを可視化し、査定から契約、再販までのプロセスを仕組み化・効率化している点が、私たちの特徴です。
「訳あり物件」は、単なる中古住宅ではありません。ゴミ屋敷や事故物件、老朽化が進んだ築古戸建など、所有者にとっては処分方法が難しく、“負の遺産”のように抱え込まれてしまうケースも多い。市場に出回りにくく、再販にも手間がかかる一方で、労力が収益に見合いにくいことから、既存の不動産会社が積極的に扱いづらい「壁」があります。私たちはその「壁」をDXで取り払っていきます。私たちは、その“扱いづらさ”そのものを、DXで解決して価値に変える会社です。
――具体的な取り組み内容を聞かせてください。まず、空き家の売主に対して、DXの活用で、どのようなメリットを提供していますか。
売却を迷っている空き家のオーナーさまに対して、私たちは「どう手放すのが最適か」を一緒に整理し、再生の可能性まで含めてご提案します。お客さまは、持て余していた「負の遺産」を処分できて、利益を得られる。
それを支えているのが、徹底したデータ活用と自社システムの構築です。デジタルマーケティングで市場データを分析し、需要のあるエリア・条件や買い手像を可視化。単に「売る」ではなく、「どう再生し、どう流通させるか」まで見据えた提案で、売却まで伴走しています。
――営業生産性の向上や業務効率化など、働く社員にとってメリットになるDX推進についても、教えてください。
社員にとってのメリットは、煩雑な事務作業に時間を奪われず、提案とコミュニケーションに集中できることです。独自の社内システムを開発・運用し、一般的には、アナログで対応している業務を弊社は自動化しています。
たとえば、通常は丸一日かかることもある査定(売却金額の算出)や、土地・建物情報を整理した資料作成が、約30分で完了します。空いた時間を、お客さま一人ひとりと深く向き合い、最適な解決策を提案することに充てられるのです。
下積みなしで、商談・契約を任される成長環境
――今後は、どのような点でDXを推進していく予定でしょうか。
社員のキャリアを加速させる「圧倒的な成長機会」をつくるために、DXをさらに推進していきます。入社直後から、先輩や上司の雑用係ではなく、お客さまと商談して契約する業務を実践的に任せます。一般的な不動産会社では、ひたすら電話やメールで先輩や上司が商談するためのアポイントを取り続けるといった下積みの数年間を過ごすことも珍しくありません。一方で当社は、独自のデジタルマーケティングで質の高い見込み客を獲得できるため、新入社員でも早期から商談・契約の経験を重ねられます。
どれだけ早く、どれだけ多くの「実践経験」を積めるか。それが不動産業界での、その後のキャリアを大きく左右します。当社には、他社の数倍のスピードでトライアンドエラーを回し、スキルを磨ける環境があります。だからこそ、成長の実感を最短距離でつかめることができます。
成長の原動力は、人とカルチャーにある
――最後に、「最先端テック企業」へのジョインに関心のある読者へ向けて、メッセージをお願いします。
私たちが採用で何よりも重視するのは、スキルや経験以上に「素直さ」と「謙虚に努力できる姿勢」、そして「私たちのビジョンへの共感」です。不動産業界の経験は問いません。「普通じゃない速度で成長したい」「IT系ベンチャーで自分の力を試したい」――そんな熱意のある方と一緒に働きたいと思っています。
入社後は、2週間の短期集中型の導入研修で、業務に必要な知識を体系的に学びます。あわせて、役員をお客さまに見立てたロールプレイングを毎日繰り返し、未経験からでも早期に成果を出せるように支援します。実際に、入社2ヶ月目で月平均3〜4件の契約を重ねる社員もおり、早い段階から実践経験を積める環境があります。
創業間もないベンチャーだからこそ、一人ひとりの挑戦が会社の成長に直結します。社員を信頼し、「使いにくい」「ミスが起きやすい」といった声があれば、すぐに話し合い、最速で改善・行動を繰り返します。当社の強みである不動産DXを、全員が最大限活用できるように、柔軟にアップデートし続けているのです。そうした積み重ねが、成長率300%につながっていると考えています。
仕事に当事者として向き合い、オープンにコミュニケーションしながら、夢中で挑戦できる環境があります。「Triikuほど社員が熱狂できる環境はない」と私は自負しています。わからないことを素直に質問でき、新しいことに前向きに取り組める方なら、きっと活躍できます。あなたの成長が、組織を進化させ、社会課題の解決にもつながっていく。このステージで、ともに未来をつくれる方とお会いできることを楽しみにしています。少しでも興味が湧いたら、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう。