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リーゴと共に未来へ:観光業界のDXと生成AI革命に挑む

私たちリーゴは、旅行とテクノロジーへの深い情熱を持つメンバーによって創業されました。創業者の宮本を中心に、世界中を旅した経験豊かなメンバーが、国際的なインターネット関連業界でのキャリアを生かし、観光業界に新たな価値を提供することを目指しています。旅行業界は、人材不足、多言語対応の遅れ、物価高騰など、多くの課題を抱えています。リーゴでは、これらの課題を解決するためにITと生成AIの技術を活用しています。

なぜ我々はリーゴに打ち込むのか

リーゴが初めて提供したサービスは、ツアーとアクティビティ比較サイト「Liigo」の開発と運営でした。私たちは旅行者としての経験から、旅先でのグルメ、WiFi、オプショナルツアーなどを検索する際の困難を感じていました。各目的に応じた情報を集めるために、さまざまな予約サイトやブログを検索するのは時間がかかり、煩雑でした。フライトやホテルの予約ではSkyscanner、トリバゴ、Google、トラベルコ、トラベルjpなどが便利な役割を果たしていましたが、ツアーやアクティビティに特化した同様のサービスは存在しませんでした。このギャップに着目し、一括で検索し比較ができ、さらには最安値や個人の好みに合った商品を見つけることができる「Liigo」を立ち上げました。

サービス開始当初は多くの困難に直面しましたが、徐々に形になり、日本人海外旅行者や訪日旅行者向けのサービスを展開していました。チーム全体にも前向きな雰囲気が漂い始めた矢先、2020年に新型コロナウイルスのパンデミックが発生しました。この影響で、旅行業界全体が停滞し、Liigoの取引も一時停止され、急速に業績が下降しました。特にLiigoは、日本人海外旅行者や訪日観光客を主なターゲットとしていたため、外出自粛の影響をダイレクトに受けました。さらに、資金調達が予定通りに進まず、運転資金が1~2ヶ月で底をつく危機的な状況に陥りました。「旅行は消滅する」という声も聞かれ、事業の存続が危ぶまれるほどの絶体絶命のピンチに立たされました。

逆境を乗り越えた変革

2020年、新型コロナウイルスの流行が全世界に影響を与え、私たちの事業も大きな打撃を受けました。渡航制限により、取引が停止し、事業は一時的に低迷しました。しかし、この危機をチャンスと捉え、私たちは事業の根幹をデジタルトランスフォーメーション(DX)へと大きく舵を切る重要な決断を下しました。この変革は、観光業界の持続可能な成長を目指し、新たなデジタルツールと戦略を採用することにより、私たちのサービスを再定義しました。

メンバーは誰一人として辞めることなく、一致団結して困難に立ち向かいました。その結果、多くの信頼できる仲間が加わり、資金ショートを免れることができ、新たなビジネスモデルへの転換を図ることができました。私たちは旅行分野に囚われず、観光業界が必ず回復するという信念のもと、コロナウイルス流行という大ピンチを逆に大チャンスと捉えました。

Googleマップを活用した戦略

当時、コロナウイルスの流行に伴い、DXの波が押し寄せ、それによりデータマーケティングへの注目が高まりました。私たちがDXの初手としてGoogleマップを選んだ理由は、その普及率と観光業界への影響力にあります。ほとんどの訪日観光客および日本国内の旅行者が利用するこのアプリは、計画段階での必須ツールです。Googleマップでのマーケティングは、これらの観光客を効果的に引き付けるために欠かせません。

しかし、多くの日本の観光事業者はまだGoogleビジネスプロファイル(GBP)の運用を十分に活用しておらず、施設の詳細情報、予約導線、ユーザーの口コミレーティングといった重要な情報が不足しています。これらの情報は訪問者にとって極めて重要であり、不足していると訪問機会の損失に直結します。そのため、観光事業者はGBPを積極的に運用することが推奨されます。

地域のデータを集約することで、自治体は現在の観光状況を正確に把握し、課題を明確化することができます。これは地域を全国や世界に向けて魅力的にプロモーションするために不可欠です。訪日観光客の増加を目指す自治体やDMOにとっては、これがオーバーツーリズム対策にも役立ちます。

最初に行うべき事として、すべての観光施設に対してGoogleマップマーケティングを実施することは非常に重要です。これは全ての問題を解決するわけではありませんが、効果的な第一歩となります。

観光業のアナログによる低生産性という課題

観光業界において生産性の向上が課題となっている背景には、2つの大きな理由があります。

1つ目は、観光業界全体で利益が少ない点です。付加価値を創出する余地が限られているため、新たな設備投資や人材育成に必要な資金に余裕がない状況が続いてます。

2つ目は、地方の観光地域での不十分なブランディングが原因で、ITやマーケティングなど専門性の高い人材の確保が困難である点です。

こうした人的・財務的な制約から、生産性の伸び悩みが生じているのが実態です。例えばホテル業界では、繁忙期とそうでない時期で顧客の入れ替わりが激しく、効率的な人員配置が難しくなっています。この状況を打開するための有力な手段が、生成AIの活用です。観光業界における生成AIの活用領域は多岐にわたります。

生成AIと共に新たなステージへ

分析力とアイデア創出力に長けた生成AIは、マーケティングの最適化や適切な価格設定など、さまざまな作業の自動化を可能にします。このことで、人手不足に悩む業界の課題解決に大きく貢献できます。加えて、生成AIを活用したツールは低価格ながら高い生産性を実現するため、優れたコストパフォーマンスを発揮します。ただし、観光業界における生成AI活用を最大化するには、利用者別のニーズに合わせた設計が欠かせません。ホテル、観光施設運営事業者、DMO、自治体など、それぞれの立場でニーズは異なるためです。利用に応じて最適なユーザビリティと機能を備えることが不可欠なのです。

生成AIを効果的に機能させるためには、適切なデータセットも必要です。具体的には、Google ビジネスプロフィール(Google マップ)のデータ、ソーシャルメディア投稿のトレンドデータ、観光庁の訪日観光客データ、人口動態データ、各OTAのレビューデータなど、多様な情報が集約される必要があります。

このようにリーゴは、生成AIの可能性を活かしたソリューションを展開することで、労働力不足、収益性の課題を克服し、観光産業の生産性革命を実現していくことを目指しています。

そして、観光自治体・DMOだけでなく、広く観光事業者(ホテル/旅館/飲食店/テーマパーク/ショッピングモール/温泉/神社仏閣など)に感動していただけるよう努めて参ります。

私たちは、様々な困難を乗り越え、素晴らしい仲間が増え、より強くなりました。

今、生成AIの登場により、観光分野も人類最大の革命期が訪れています。

私たちは、この生成AIを観光分野の誰よりも活用し、観光業の生産性向上、所得の向上、旅行者の感動を生み出します。 今後も、様々な困難が待ち受けていると思いますが、 お客さんを感動させたい。 観光DXで、愛するこの業界に貢献したい。 世界的なサービスを創る。 私たちの挑戦は続きます。

一緒に時代を切り拓く仲間を探しています。

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