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意味のある失敗と、意味のない失敗の見分け方

Photo by Quino Al on Unsplash

「失敗すること=いいこと」理論もあるんだけど、僕はどっちかと言うと、「失敗すべきことは思いっきり失敗して学んで、失敗すべきではないことはなるべく失敗しないように向き合う」必要があると思う。

でも、失敗が必要なこと、必要ないことの境目って何なんだろう?と言語化してみたことがあまりなかったので、このnoteでは、失敗が必要なことと、失敗が必要ないことについて、解説していく。

失敗が必要なこと

失敗が必要なことは、以下の通り。

①体験、試行錯誤をしないとうまくいかないこと

たとえば、自転車に乗れるようになるために、失敗は必ず必要。

「右側に倒れたら、左側へ、左側に倒れたら右へ体重をかける。スピードはある程度出す。そうすれば自転車に乗れるよ!」

と親が伝えたとしても、一発目で子どもは自転車には乗れない。

だから、転ぶ経験を繰り返して、身体で覚えていく必要がある。

こういう類の技術習得は、必ず体験と、改善が求められる。

なので、体験と改善が求められるものは、失敗しながら学ばないと身に付けられない。

失敗が必要ないもの

逆に、基本的に、失敗が必要ないものは以下の通り。

①体験と改善が求められないタスク
②すでに失敗を体験しているのに、改善しないで繰り返す場合

たとえば、「マニュアルに書いてある、チェックリスト」とかは失敗が必要ないもの。マニュアルを見て、その通りにやればいい。

これは、ただ書いてあることをやれば成果が出るので、失敗はいらない。

もう一つ、すでに失敗している体験をしているのに、改善をしようとしないで失敗する場合。

これは失敗しても、結局改善につながらないので、失敗しても意味がない。失敗は改善とセットで意味があるけど、改善がない状態での失敗はただの失敗である。

失敗を経験値として生かせれば、それは失敗ではない。だけど、失敗を失敗のままにしたらそれは失敗である。

成長のためには、失敗は必要不可欠。成長を期待する場合は、失敗する経験は投資。だけど失敗経験を改善して、成果として利回りが作れない場合は、誰も幸せにならない。

だから、失敗することは無駄ではない。ただ、意味のある失敗にしていくことが大事なんだよな~と思う。

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