あらゆるステークホルダーを巻き込み、全員がエネルギーを持って「良いものをつくる」方向に進めるよう、先頭で旗を振る。それがレイロのブランドディレクターの役割です。
クライアントとの折衝という「攻め」と、予算やスケジュールの管理という「守り」。そして、デザイナーへ最高のパスを出すための緻密な設計。レイロのブランドディレクターは、意思決定を下し、プロジェクトを形にしていくタフさをも要する、「究極のバランサー」でもあります。
今回は代表の八田さんに、なぜこのポジションを「ブランドディレクター」と呼び、事業の核に据えているのか。そして、難しさと隣り合わせにある“花形”としての醍醐味を聞きました。
あらゆるステークホルダーと関係を築き、プロジェクトを推し進める“会社の花形”
——レイロのブランドディレクターとはどのようなポジションですか?
プロジェクトのスケジュール管理やチーム組成、予算管理、ブランドクリエイティブの品質管理など、案件を受注してから納品まで、プロジェクトにおけるディレクションやマネジメントを担います。納品後もまたパートナーへと案件を繋げられるように、リピートや追加提案なども担当します。
プロジェクトの最初から最後までクライアントに伴走し続ける、まさに事業の核となるポジションです。
——具体的な業務内容についても教えてください。
たとえばプロジェクトマネジメントでは、プロジェクト憲章や計画策定、納期などのスケジューリング、先方メンバーの確認や連絡手段の確保など、業務はとても多岐に渡ります。
プロジェクトの要件定義(Webなどの場合はエンジニアチームとの情報設計)からデザイナーチームとのコンセプト設計、システム設計にも広く携わりますね。プロジェクトによっては、撮影のディレクションも担うので、現場に足を運ぶこともあります。
さまざまな運用支援や、ブランドストラクチャーというレイロのナレッジを活用したワークショップの開催などを通して、担当者の方と信頼関係を築いていくなかで、次の新たな依頼をいただくことも多いです。
——このポジションならではのやりがい、難しさとはなんでしょう?
業務の範囲や幅が広く、マルチタスクは大変なところだと思います。フェーズによって、ディレクションやプロジェクトマネジメントをしたり、事務作業をこなしたり……と様々な役割を横断します。細かい地味な作業もあるし、指揮を執ることもあるし、何か一つの業務だけにフォーカスして動くわけではないんですよね。
いい意味で想像以上にカバーするところが多いので、いろいろな方々と関われることや、幅広いスキルを磨いていけることがおもしろさにもつながると思います。
また、社内外問わずあらゆるステークホルダーを巻き込みながら、全員が「良いものをつくる」というエネルギーを持ち続けられるように、ブランドディレクターは「旗振り役」でもあります。
クライアントからのさまざまな要望に対して、社内の体制やリソースなども加味しながら、最適な決断を下していく。プロジェクトリーダーであるからこそ、小さな会社のオーナーのような推進力が必要なポジションでもあるんです。そこが難しさでもあり、花形のポジションだからこそのやりがいも感じられると思います。
守りと攻めを兼ね備え、真のリーダーシップを発揮できる人と共に
——他のディレクターやプロジェクトマネージャーとの大きな違いとはなんですか?
レイロはブランディングハウスなので、扱うものがブランドという点が他とは大きく異なります。ポジション名を、“ブランド”ディレクターとしている理由でもありますね。
商品パッケージやロゴ、Webサイトなど、コントロールすべき商材が多いので、幅広い商材をマルチに扱えるのは、レイロならではだと思います。
ブランドをかたちにしていく仕事だからこそ、ブランドディレクターは攻撃と守備どちらも兼ね備えた、究極のバランスが求められるポジション。クライアントとのコミュニケーションや折衝などの“攻め”と同時に、スケジュールや予算管理などの“守り”も欠かせない。さらには、どんな狙いで、どのようなワイヤーを引くのかを企て、デザイナーに対していかに良いパスが出せるかも、プロジェクトを進める上でのカギになります。
——レイロのブランドディレクターにはどんな人がマッチすると思いますか?
まずは相手の話に耳を傾け、本質的な課題を見つけるには傾聴力が欠かせません。クライアントや社内メンバーの話を聞き、レイロのリソースも踏まえた上で、意思決定を下していく。日々その連続です。
ただ、聞きすぎると、かえって“良いものをつくる”からは離れてしまうので、傾聴力も持ちながら、そこのバランスを取れる方なら活躍いただけると思います。
もう一つ、“バランス”という点でいくと、リーダーシップ力の発揮の仕方も大事ですね。キーパーソンがゆえに、その力を仕切り屋のようなかたちで使うリーダーは、このポジションには向きません。意思決定力やロジカルでありながらも、その力をいかに正しいかたちで発揮するのか。在り方を自ら考え、「バランサーでもあるリーダー像」が描ける方はぴったりだと感じます。
——最後に、読んでくださっている方に向けてメッセージをお願いします!
仕事の特徴やポジションに必要なあれこれをお伝えしてきましたが、何よりもまずは「つくりあげることが好きかどうか」を大事にしています。
ゼロの状態から企て、つくり、最終的にはパッケージやホームページなど、何かしらのアウトプットを生み出せるのがレイロの仕事です。大変なこともたくさんありますが、「つくりあげること」におもしろさを感じられるかどうかが、レイロで自分らしく楽しく働けるかにも直結する部分だと考えています。
そのうえで、ブランドディレクターの仕事は、単に人を動かしたり配置したりといったマネジメントが好きなだけでは務まりにくいです。ロジカルに考えながらも、クライアントをはじめ、パートナーの意図やデザイナーの想いを丁寧に汲み取ることができる方と、一緒に働きたいと思っています。
この記事を読んで興味を持ってくださった方はぜひ、まずはお話を聞かせてください!