経営コンサルティング事業:カスタマーボイス紹介① | 株式会社HUUK
株式会社HUUKの人事責任者江浦でございます。今回は弊社の経営コンサルティング事業についてお客様の声をテーマとした内容をお話させて頂きます。コンサルティング事業は目に見えづらい要素が多いですが、...
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ご覧いただきありがとうございます!
株式会社HUUK 人事部の木原です。
本記事では前回に引き続き、お客様の声をお届けいたします。
今回お話を伺ったのは、
東京・墨田区や葛飾区を中心に民泊旅館事業を営む
株式会社リッツの代表、位田祐希様です。
カスタマーボイス紹介①をまだチェックしていない人はこちらも併せてご覧ください!
・株式会社リッツとは?
・戸建て住宅にこだわる理由。原点と“家族旅行の体験価値”
・なぜHUUKの支援を受けようと思ったのか?
・支援を受けてどんな変化が起きたのか?
・株式会社リッツが描く未来
・最後に
株式会社リッツでは、
旅館業の許可を取得した物件の運営だけでなく、
企画・設計・立ち上げから運営までを一貫して自社で行い、
“ゼロから宿泊施設をつくり上げる” ことを強みにされています。
多様な国籍・年齢・家族構成のお客様でも
心から安心して過ごせるよう、空間づくりからサービス設計まで細部にこだわる。
コンセプトは、
『日本で唯一の “五つ星民泊施設” をプロデュースする会社』。
海外から訪れるお客様が、
慣れない旅先でも不安なく楽しめるよう整えられたサポート体制。
そして、日本文化や“体験”そのものを味わっていただくための工夫。
そうした取り組みが、家族にとって忘れられない特別な思い出を生み出しています。
単なる宿泊施設ではなく、
「家族の時間そのものを大切にできる場」をつくること。
それが、リッツの事業の出発点です。
位田様に、ご自身の事業の中で
「特に大切にしていること」を伺ったところ、
「当社は戸建てに特化していて、
収容人数も平均で八名以上の方が泊まる形になっています。
大人数で日本に旅行にいらっしゃる方々に特化しているのが、
当社の大きな差別化ポイントだと思っています。」
とお話しくださいました。
位田様自身、もともと旅行が好きで、ご家族でさまざまな場所を訪れていたそうです。
そこで痛感したのが“家族旅行のしづらさ”。
・大人数で泊まれるホテルがほとんどない
・子どもから目を離せず、夫婦どちらかが常に負担を抱える
・部屋が分かれることで「家族で旅している実感」が薄れる
『家族として泊まれる場所が本当に少ない。
だったら、自分たちで理想の宿をつくるしかない。』
そういった体験が原点となり、現在の“戸建て民泊旅館モデル”につながっています。
位田様がHUUKを知ったきっかけは、課題からではありませんでした。
最初の接点は、数年前に偶然目にしたしゃべくり社長のYouTube動画。
「内容が的を射ていて、マーケティングも営業もレベルが違う。
『すごい方がいるな』と強く感じました。
私は妻と共同経営をしているのですが、
”すごいと思った人には必ず会いに行く”を大事にしていまして。
そこで一度面談を申し込ませていただいてというのが始まりでした。」
実際にHUUKの支援を受ける中で、
位田様に「衝撃を受けたことや学びに繋がったこと」を伺いました。
すると、まず返ってきたのが次の一言です。
「営業には自信があったんですが、
集客の設計やセミナーでの“伝え方の手順”は一切知らなかったんです。
そこで衝撃を受けました。」
前職時代から営業成績には自信があった位田様。
ただし、マーケティングやセミナー構築となると話は別。
どう集客するのか、
どんな順番で伝えると価値が届くのか、
事業として再現性を持たせるにはどう設計すべきか。
「ただ “学んで終わり” では成果は出ないと思っていました。
『自分の事業に落とし込むとしたらどうするか?』を
川瀬さんに何度か相談して、やっと形にできたんです。」
相談を重ねる中で、
・事業者の紹介
・集客の座組みの組み立て
・伝え方の改善アドバイスなど
その時々で『次に何をすべきか』が的確に返ってくる。
その具体的な提案の数々に驚かされたそうです。
この“落とし込み”を経たことで、
コロナウイルスの渦中にあっても停滞せずに進むことができたとのこと。
そして、支援を通じて生まれた変化について伺うと、
位田様は“数字”以上に大切にしている点として、
「経営者として使える時間の質」が大きく変わったと語られていました。
「川瀬さんのコンサルは私にとって大きなインパクトでしたし、
当時と比べると収入は10〜20倍になっています。
でも、それに比例して忙しくなったわけではありません。
むしろ逆で、考える時間や新しい人に会う時間が増えたんです。」
事業を伸ばすだけでなく、
“経営者として、本当に使うべき時間を取り戻せたこと”。
これこそが、位田様が身をもって実感された、
最も大きな変化だと言えるのではないでしょうか。
事業のこれからについて伺ったところ、
位田様は “宿泊にとどまらない体験価値の拡充” を大きな軸として語ってくださいました。
「当社が立ち上げしてきた物件は約100棟、運営代行している物件は50数棟あります。
年間で5万〜6万人ほどの方にご宿泊いただいていて、
そのほとんどがインバウンドのお客様です。
せっかく日本に来ていただいたなら “家族で楽しめる体験” をもっと提供したいんです。」
現在リッツでは、
屋形船・折り紙体験・おもちゃ体験・着付け・出張寿司など
日本の文化や伝統を味わえる体験サービスとの提携を拡大中。
予約時にそのまま体験メニューを申し込める仕組みづくりも進めており、
“宿泊+体験” をひとつのサービスとして届ける土台が整いつつあります。
位田様自身、三児の父として
「子連れ旅行の大変さ」や
「安心できるサービスの重要性」を
ご自身の経験として理解されているからこその視点です。
民泊旅館事業の枠を越え、
旅の思い出そのものをデザインする会社へ。
そんな未来像が見えるお話でした。
”宿泊+体験”のサービス【結のや】についてはこちらもご覧ください!
位田様のお話を伺う中で強く感じたのは、
事業の中心に一貫して「原点」があるということでした。
ご自身の経験から生まれた、
「家族で安心して泊まれる宿をつくりたい」という想い。
その軸をぶらさずに事業を積み重ねてきた結果が、
国籍や文化を超えて選ばれる理由になっているのだと思います。
想いを言葉にし、形にし、事業として届け続ける。
その姿勢は、HUUKが大切にしている考え方とも重なる部分だと感じました。