「コスモビューティーの製造は、一般的な化粧品メーカーと違って、毎日全く異なる製品を製造できるのが面白い。

そして、経歴や学歴に関係なく仕事で評価してもらえ、活躍できる現場です！」

そう話すのは、株式会社 コスモビューティー 関東工場製造部の東 一成（ひがし かずなり） さん。
約9年間、製造部のメンバーとして活躍し、現在はリーダーを務めています。

今回は東さんに、コスモビューティーの製造部で働く魅力や面白さをお伺いしました。

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［執筆・取材・校正］株式会社ストーリーテラーズ　平澤 歩

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コスモビューティーの製造部の仕事とは？

「コスモビューティーの製造の仕事は、自分の工夫次第でどんどん仕事のスキルやスピードを上げることができ、成長を感じられるのがやりがいです！」

なかなか想像がつかない化粧品の製造業務。
東さんは製造現場で、どのような業務を行っているのでしょうか。

「主に化粧品のバルク（中身）の製造と、製造工場のリーダーとしての業務を行っています。

バルクは研究部から共有された配合レシピをもとに製造するのですが、そのレシピ通りに作っても、成分が分離してしまったり、色が濁ってしまったりと、予期せぬトラブルが起こることがあります。

そのため、原料を1つずつタイミングをずらして投入するのか、それとも全ての原料を一度に混合するのかなど、事前に研究部に確認する必要があります。

リーダーとして、そのような研究部への事前確認や、製造トラブルの防止、トラブル発生時の対応などを行っています」

最初は不安と焦りを感じていた製造部での仕事

現在製造部のリーダーとして活躍する東さんは、新卒入社12年目。
入社当時は3月に入社するスケジュールとなっており、なんと大学の卒業式の次の日が入社日だったという東さん。そのような状況で、入社にあたって不安はなかったのでしょうか。

「卒業式が終わり、寝て起きたらもう社会人。
『ちゃんと働けるかな？』などと不安を抱く暇もなかったですね（笑）。

入社当時は営業部配属だったのですが、新規開拓営業もルート営業も担当しなくてはならない、そしてOEM営業という特性についても学ばなければならない。

しっかり仕事を身につけられるのか、むしろ入社してからの方が不安が募りましたね」

数年後、製造部へと異動した東さん。

異動当初は、すでに製造部のメンバーとして経験を積んでいる同期や後輩と比べて仕事がスムーズにできないことに対し、焦りと不安を感じていました。

「製造部では重い原料などを運ぶ力仕事があるのですが、当初は慣れない仕事ということもあり、周りのメンバーと比べて自分の動きがとても遅かったです。

周りのメンバーは何年も経験を積んでいるので、当然といえば当然ではあるのですが、それでも同期はおろか、後輩よりも自分の動きが遅いことに対して、『早く活躍できるようにならなくては！』とプレッシャーを感じていました。

しかし、私が製造部の仕事を頑張れたのは、そんな同期と後輩の存在のおかげ。

まずは製造部での経験が浅いメンバーの作業スピードを目標とし、次に同期入社の社員のスピードをめざしました。『絶対に負けないぞ！』という強い意志を持って努力を重ね、自身のスキルを着実に向上させていきました」

製造部の業務効率化の秘訣とは？

この負けん気でどんどんスキルを磨いていった東さん。
今ではリーダーを任されるほどの活躍ぶりですが、どのような工夫をして製造部の仕事のスキルを磨いていったのでしょうか。

「とにかくスピーディーに、かつクオリティ高く仕事ができるよう意識しました。

製造部の業務では、作業の段取りや時間の使い方が重要です。

事前に翌日の作業内容を確認し、前日に準備しておくのと、当日に準備して作業にとりかかるのとでは、作業のスピードが全く違います。また、作業と作業の合間の空き時間を効率よく使うことができるかもポイント。『明日はこの作業を行うから、今の空き時間で準備しておこう』と先を読んだ行動ができるかどうかが大切です。

また、今まで製造したことのないバルクを製造する時、失敗してしまわないか緊張することも。しかし、よく考えると以前に似たようなバルクを製造したことがあることに気づくことがあります。この気づきが仕事を効率よく進められるかどうかのカギとなります。

以前に似たようなバルクを製造していれば、研究部に『この商品と製造過程はほとんど同様ですか？』と確認ができ、作業を早く進めることができるのです」

コスモビューティーの製造部の魅力

このように工夫を重ねて業務を行う東さん。
東さんの考えるコスモビューティー製造部の仕事の魅力や面白さとはどのような点でしょうか。

「当社は化粧品などのOEM製造を行っているため、毎日同じ製品ではなく、全く異なる製品を製造できるのが面白いですね。

一般的な化粧品メーカーですと、基本的にはずっと同じ製品を製造することとなりますが、当社は今日は洗顔料、明日は乳液というように、毎日のように全く異なる製品を製造します。

そのため幅広い製品の製造知識を身につけることができますし、毎日フレッシュな気持ちで作業できる。これは一般的な化粧品メーカーでは経験できない、当社ならではの魅力だと思います。

また、当社の製造部では、様々な経歴、年齢、学歴の方が活躍しています。
そういった特性に関係なく、仕事に対する姿勢や成果を評価してもらえるので、興味がある方はどなたでもぜひ挑戦していただきたいです！」

製造部を代表する、頼りがいのあるメンバーをめざして

最後に、東さんの今後の目標をお聞きしました。

「今回、製造部の代表としてこのインタビューに選んでいただいたように、もし社外からお客様が工場見学にいらっしゃった際に、『東に聞けば、製造についてしっかりと答えてもらえる』と頼ってもらえるような存在になりたいですね。

また、製造部の仕事は力仕事も多く、年齢を重ねるにつれて2、30代のメンバーのスピードには及ばなくなってしまう可能性があります。

そういった中、現在リーダーを担わせていただいているので、さらに成果を積み上げて、ゆくゆくは製造部の管理職である部門長をめざしたいです」

常に先を読んだ行動を心がけ、向上心を持って業務に取り組んでいる東さん。
ますますの活躍が今から楽しみですね！