「未経験からエンジニアを目指したいけれど、自分に務まるだろうか」「新しい現場で、周りに馴染めるだろうか」。
新しい環境に飛び込もうとする時、誰もがそんな不安を抱くものです。特に、技術的なバックアップだけでなく、現場での立ち振る舞いや日々のちょっとした悩みを相談できる相手がいるかどうかは、エンジニアとして長く働き続けるうえでとても重要なポイントです。
BREXA Technology(以下、BREXA Tech)では、そんな「個を孤立させない」文化が現場の隅々にまで根付いています。今回は、かつて同じ配属先で先輩・後輩として切磋琢磨し、現在はそれぞれの場所で活躍する古川さんと折田さんにインタビュー。未経験スタートだったお二人がどのようにして信頼関係を築き、技術者として成長してきたのか。その軌跡と、大阪支店ならではの温かな社風についてお話を伺いました。
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古川さん(左) / 機電系エンジニア チームリーダー / 機電事業本部・大阪支店
近畿大学理工学部を卒業後、2019年に新卒でBREXA Techへ入社。自動車製造工場の搬送設備設計プロジェクトにて、見積もり、機械設計から据付、稼働立ち会いまで一貫して担当。現在は約20名のメンバーを抱えるチームリーダーとしてマネジメントにも尽力。趣味はフットサルとアニメ。
折田さん(右) / 機電系エンジニア / 機電事業本部・大阪支店
山口大学工学部を卒業後、2024年に新卒でBREXA Techへ入社。現在は自動車組立工場の搬送設備設計にて、2D AutoCADを用いた図面作成やそのサポート業務に従事。趣味は映画鑑賞と友人と過ごす時間。
「頼れる存在がいる」安心感が、新しい現場への緊張を溶かしてくれた
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──まずはお二人の関係性について伺いたいのですが、最初に出会った時の印象はいかがでしたか?
古川:折田くんの第一印象は、前髪を切り揃えた「ぱっつん」の髪型で(笑)、すごく真面目そうな人が入ってきたな、というものでした。ただ、実際に一緒に働いてみると、身内に対しては結構ふざけたりちゃらけたりする一面もあって、いい意味でギャップがありましたね。業務に対しては本当に真面目なんですけど、休憩時間や仕事の合間にはフランクに話しかけてくれる。そんな距離感です。
折田:古川さんの言う通り、結構自分から絡みに行くタイプですね(笑)。仕事中に「疲れましたー」と言いながら古川さんの席に行って、背中をトントンと叩いて話し始めたり。古川さんはいつもそれを受け止めてくれるんです(笑)。
──折田さんは、入社当時どのような不安を抱えていたのでしょうか。
折田:仕事の内容自体には、挑戦してみようという前向きな気持ちがあったのですが、一番の不安は「人間関係」でした。初めての配属先、初めての環境で、自分は上手くやっていけるだろうかという緊張感がどうしても強かったんです。さらに、当時は慣れない土地で初めての一人暮らし。心細さがとにかく大きかったです。
そんな中で、同じ会社の先輩である古川さんがすぐ近くにいてくれたことは、本当に心強い支えでした。「何かあっても相談できる人がそばにいる」という安心感があるだけで、目の前の業務に落ち着いて取り組むことができたんだと思います。
──実際に業務を教わる中で、古川さんはどのような存在でしたか?
折田:一を聞けば、五にも十にもして返してくれる存在です。単に「ここはこう直して」という指示だけでなく、その背景にある意図や、設計上のコツまで教えてくれる。当時の古川さんは多くのプロジェクトを抱えていて本当に多忙だったはずですが、私が聞きに行くとそれ以上の知識をいつも惜しみなく共有してくれました。
古川:私自身、教えることが嫌いじゃないというのもありますが、一番は折田くんに「理由」を理解してほしかったからです。設計に限らず、物事には必ず理由があります。答えだけを教えるのは簡単ですが、それでは次に応用が利きません。理由をしっかり伝えれば、本人の納得感も高まりますし、同じことで何度も迷うことがなくなる。結果として、それが彼の成長の一番の近道だと思っていました。
大規模プロジェクトを動かす二人の業務連携と、エンジニアの面白さ
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──当時お二人が参画していたプロジェクトでの業務内容を教えてください。
古川:私は自動車製造工場の搬送設備設計プロジェクトにて、案件の見積もり段階から現場への据付、そして実際にラインが動き出す稼働立ち会いまで、プロジェクトの全工程を一貫して担当していました。
特に大規模なものでは、工場の新しい生産ラインを丸ごと一つ作り上げる案件に携わったこともあります。工場の建屋メーカーや空調メーカーといった外部の専門業者の方々と、設備の配置や動線について「どうすれば最も効率的な搬送ができるか」を密にやり取りしながら進めていくんです。
役割としては、まず私が設計のベースとなるレイアウトを考案し、「今回の設計思想はこれで行く」という全体的な指針を打ち出します。その案をもとに、国内のメンバーだけでなく、海外子会社のエンジニアも含めた総勢10名以上の設計チームに具体的な指示を出し、プロジェクト全体を取り回していく。技術的な専門性と、チーム全体を動かすマネジメント力の両方が試される、非常にやりがいのあるポジションでしたね。
折田:私は古川さんのプロジェクトをはじめ、現場で活躍する4名ほどのエンジニアの方々からローテーションで依頼をいただき、2D AutoCADを用いた図面の修正や、完成品の部品図・組立図の作成を担当していました。
この業務で重要なのは「過去の設計意図」を探る工程で。過去の図面や製作版を一つひとつ遡って調べ、「なぜこの寸法になったのか」「以前はどういう理由でこの形状が選ばれたのか」を丁寧に読み解きながら進める必要があります。週に10〜15件ほど図面を仕上げ、不備がないか入念にチェックした上で社内ネットワークに登録する、というサイクルを回していました。
現場に直接足を運ぶ機会が少ないからこそ、共有されたファイルや断片的な指示の中から「現場の方は次にどんな情報を必要としているのか?」を先回りして考え、図面に反映させることが一番の難しさであり、エンジニアとしての面白さを感じる部分でした。
──お二人の業務での関わりが分かりました!業務を進めるうえで、古川さんから折田さんに伝えていた「現場のコツ」などはありますか?
古川:一番伝えていたのは、「計画の大切さ」ですね。設計の思想やレイアウトを最初にどう決めるか。ここが小手先だけの対応になってしまうと、後から変更が必要になった際、何倍もの手間がかかってしまいますし、何より「ちぐはぐな設計」になってしまいます。始めが肝心だよ、ということは口を酸っぱくして言っていたかもしれません。
折田:当時は理解しきれていなかった部分もあったと思うのですが、最近になってようやくその言葉の重みを実感しています。今は図面の修正や部品図の作成を担当していますが、ただ線を引くのではなく「なぜこの寸法なのか」「なぜこの構造なのか」という設計の理由を常に考えるようになりました。
そんな中、その意識の変化が確かな手応えとして繋がった瞬間があって。現場の方からフィードバックをいただいた際、指示された箇所以外にも、設計意図を汲み取って次に必要になるであろう修正を先回りして入れておいたんです。そうしたら、「ここも直してくれたんだ、ありがとう!」と言われて、「あぁ、ちゃんと気が回せたな、機械屋として一歩前進できたな」と自信に繋がりました。
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──エンジニアという仕事の面白さは、どのような点にありますか?
古川:自分が携わった搬送設備で生産された車が、実際に路上を走っているのを見た時ですね。「あぁ、あの車は私が設計したラインがあったから完成したんだ」と思える。スケールの大きなものづくりに貢献しているという実感は、何度経験しても飽きない面白さがあります。
折田:私はまだ先輩方のサポートが中心ですが、真面目に仕事に向き合う方々ばかりのこの業界で、知識を吸収していく過程そのものが楽しいです。今はまだ初対面の方とのコミュニケーションには緊張してしまいますが、古川さんのサポートがあるおかげで前向きに挑戦できています。
大阪支店が持つ圧倒的な話しやすさと横のつながり
──お二人が所属する大阪支店の雰囲気についても教えてください。
古川:一言で言うと「和気あいあい」としていますね。いい感じに「ゆるい」というか、風通しが良いのが特徴です。支店長の前田さんや、セクションリーダーの徳田さん自体がかっちりしすぎない柔軟な方なので、その空気感が組織全体に浸透しているんだと思います。役職や職種に関係なく意見を交わせますし、雑談から仕事の相談まで何でも話しやすい雰囲気があります。
折田:本当にそう思います。古川さんとは5歳くらい年齢が離れていますし、他にも年上の先輩はたくさんいますが、皆さん本当に優しいんです。以前、先輩から「ジェットコースター乗れる?」と聞かれて「乗れます」と答えたら、遊園地に連れて行ってもらったこともありました(笑)。配属先が違う先輩方とも、支店のイベントや交流を通じて繋がれるのは、BREXA Techならではの魅力ですね。
古川:私たちのようにそれぞれの現場で働いているエンジニアは、意識しないと横の繋がりが希薄になりがちです。だからこそ、大阪支店では懇親会などを大切にして、コミュニティを作っています。最近は私もチームリーダーとして、気軽に世間話をしたり、カフェでちょっとした相談に乗ったりと、メンバーが一人で抱え込まないための「声かけ」を一番大切にしています。
個の技術を磨き、組織の輪を広げる。二人が叶えたい「なりたい自分」とリーダーとしての使命
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──これからの目標、展望についてお聞かせください。
折田:今はまだ「先輩のサポート」が多いですが、将来的には自分自身が案件を主導できるようになりたいです。そしていつか、古川さんのように多くの案件をこなしながら、後輩に的確なアドバイスができるエンジニアになることが私の目標です。古川さんから学んだ「設計の理由を考える姿勢」を、自分も後輩に受け継いでいけたらと思っています。
古川:エンジニアとしては、ゼロから一を作り出せる存在になりたいですね。新しい構造や仕組みを自分で考え、将来的には特許を取るくらいの気概で挑戦し続けたいです。
チームリーダーとしては、折田くんが言ってくれたような「横の繋がり」をもっと強固にしていきたい。配属先がどこであっても、戻ってきた時に「ここが自分の居場所だ」と思えるチームを作ることが私の役割だと考えています。最近、折田くんが別の配属先の先輩と仲良くしているのを聞いて、リーダーとして一つ成功したなと嬉しくなりました(笑)。
──最後に、未経験からエンジニアを目指そうとしている方へメッセージをお願いします!
折田:新しい環境に不安を感じることもあるかもしれませんが、一人ぼっちになることはありません。
たとえ配属先にBREXA Techの先輩がいない場合でも、同じ支店の先輩やリーダー、そして同期など頼れる仲間がいます。困った時に手を挙げれば、必ず誰かが温かく応えてくれる環境です。気負いすぎず、私が古川さんを頼ったように(笑)、まずは身近な先輩を頼ることから始めてみてください。
古川:そうだね(笑)!BREXA Techには、研修制度はもちろん、配属後もエンジニアを支える「3つの頼り先」があります。現場で伴走するチームリーダー、悩みを聞いてくれる営業担当、そしてキャリアを共に描くキャリアアドバイザー。どんな現場であっても、最低この3人はあなたの味方です。
未経験からでも安心して挑戦できる環境を私たちが整えて待っていますので、ぜひ一緒にものづくりの世界を楽しみましょう!
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