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社員インタビュー#07 「この世の悲しい死を0にしたい - 元トヨタ人事がHRスタートアップで実現したい世界とは」CS 坂本さん

こんにちは!KAKEAIの採用チームです。
KAKEAIは、1on1支援クラウド『Kakeai(カケアイ)』 を提供しています。

■1on1支援クラウドKakeaiとは
1on1支援クラウドKakeaiは、複数の特許やAI、また数万人のKakeaiユーザーが日々実施する1on1に関するデータを活かし「現場の上司部下および経営・人事の1on1にかかる負担を減らしつつ、質の高いコミュニケーションを生み出すツール」です。
そして、KAKEAIは「あなたがどこで誰と共に生きようとも、あなたの持つ人生の可能性を絶対に毀損させない。」というパーパスを掲げ、現場の皆様の視点に立ち、1on1や面談をはじめとする、職場の1対1コミュニケーションの掛け違いを世界中から無くすべく全力で取り組んでいます。

社員インタビュー第7回は、カスタマーサクセスの坂本(さかもと)さん!

いつもチャーミングな笑顔で場を盛り上げてくださる坂本さん!
ご経歴や入社の決め手、エンタープライズ企業からスタートアップへの転職のリアルまで。
坂本さんがどのようなキャリアを歩み、パーパスと向き合っているのか。熱量と魅力を感じていただけたら嬉しいです!ぜひ最後までご覧ください!

プロフィール >>
はじめまして、カスタマーサクセス(以下、CS)の坂本です!
新卒7年目の2023年1月にKAKEAIに入社し、主にエンタープライズ企業(大手メーカー、大手グループの本体・中核会社など)を中心にCSとして支援をしています。

■ 悲しい死をゼロにしたい 。自身の経験から見つけたパーパス

-ご経歴について教えてください!

北海道大学卒業後、新卒でトヨタ自動車に入社しました。
社交ダンスに熱中していた学生時代、ダンス大会を運営する学生連盟の仕事をしていたこともあり、組織全体や一人ひとりの状態を把握しながら物事を進めていくことに強みをもっていました。その経験を評価いただいていたのか、配属は人事本部、遠隔地にある工場でした。
そこで経験した自身の苦しみがKAKEAI入社に繋がっていきます。

いきなり暗い話になってしまうのですが、当時の上司から、発言を頭ごなしに否定される、自分のミスではなくても自分のせいにされる、仕事ができないやつという扱いをされる、そんな日々が続き、いつのまにか自分自身を信じられなくなっていきました。そして、この世にいることで迷惑をかけるのではないか、居なくなった方が楽なのではないかと考えるまで追い込まれてしまいました。
幸いにも、マネジャーが親身に相談にのってくださり、上司が異動になったことをきっかけに環境が変わりましたが、その後、工場の同期が、同じく上司との人間関係が原因で、誰にも相談できず仕事ができない状況まで追い込まれてしまいました。自分自身はそれを乗り越えて評価もされるようになり、自身の可能性を発揮することができましたが、身近な大切な人が同じような状態になっていることに気づくことができませんでした。

この後悔から「この世の悲しい死を0にしたい」という自分自身の夢(パーパス)のようなものができて、メンタルヘルスやコミュニケーションの勉強をはじめました。
最初は転職を考えていたのですが、当時の上司が「心のケアを専門とする組織が社内にあるから、そこでやりたいことをやってみたら」と引っ張ってくれました。
そして、4年目の途中から、オンボーディング支援プロジェクトの一員となり、心理学の専門家(精神科医・心理士)と協業しながら、HRtechを活用し、入社1~3年目までの若手(約1,200名)のメンタルヘルス支援をさせていただきました。

ープロジェクトに参加してどのようなことを感じられましたか?

自分と同じように悩んで苦しんでいる人がたくさん居て「自分だけじゃなかったんだな」と思いました。どうしたらそういう人たちの力になれるかを考えて、仕組みをつくり、面談などをしていく中で「あの時の面談がなかったら今ここに居ないです」などの声もいただけて、目の前の困っている人の人生に少しでも力になれて自分自身の夢に一歩近づけたなという感触がありました。
その一方で、私の仕事はセーフティーネットの機能に近いので、その網で力になれない人もたくさんいました。セーフティーネットの手前にアプローチしないと、より多くの人の力になれないんじゃないかと、もやもやし始めたのです。

「手前で力になる」それをやろうと思ったときに、トヨタの中でできるのか、そもそも何ができたら力になれるのかということを考えました。例えば、学生の頃の教育で防げるかもしれない。社内の文化形成かもしれない。合う上司、合わない上司とのマッチングなのかもしれない・・など様々なアプローチを検討しましたが、たくさんの困っている人の話を聞く中で、人間関係が良ければ、そういう事態にならなかったんだろうなという肌感覚がありました。
”配属されたあとのコミュニケーション” そこに注力できれば、もしかしたらセーフティーネットも必要なくなる社会ができるんじゃないかと思ったんです。転職活動をしながら、そんなことができる会社はないかなと思っていたところ、KAKEAIに出会いました。


■ 熱量のある皆様とご一緒するからこそ、私自身、お客様を超えるぐらいの熱量を持ち続けていきたい

ーKAKEAIに入社を決めた理由を教えてください!

決めた理由は3つあります。
1つめは、パーパスとの親和性。自分の目指している世界がKAKEAIのパーパスの延長線上にあると思ったことです。
2つめは、キャリアの幅。エンタープライズ企業や同じ業界にいくよりも、振り切った方が自分のキャリアアップに繋がるだろうという直感がありました。
私がイメージするキャリアは、経験というひとつひとつの点が繋がって面になり、それが何個かできることで作られていく立体です。経験の点の距離を遠くすることで、全然違う領域のスキル・知見を身につけ、大きいキャリアの立体を作っていきたいと思っています。
3つめは、自分自身のポテンシャルへの挑戦です。組織が拡大していくフェーズで、どれだけ自分自身が好影響を及ぼせる存在になれるかを試したいと思っていました。姉が会社経営をしていて、組織拡大していく過程の話を聞いていて、すごいな、面白そうだなと感じていたことも影響しています。

ー現在、CSとして現場の支援をされていますが、『Kakeai』ご利用のユーザー様の声で印象的なエピソードを教えてください!

あるエンジニアのメンバーの方がこんなお話しをしてくださいました。
「実は僕、コミュ障なんです。自分からコミュニケーションとか取りにいけないし、いざとなると話題に困ってしまうんです。そんな僕でもKakeaiのアイスブレイクやテーマ設定を使って上司と色々な話ができました」と。また、この方はフルリモートでプロジェクトごとの仕事のため、周囲との関わりや今後のキャリアについて相談する機会がなかったそうです。「Kakeaiの導入があったからこそ、初めて上司の方とそういう話ができてすごく良い時間でした」とも話してくださいました。
私は、前職の経験から技術職のお客様を担当することも多いのですが、元々コミュニケーションを得意とされていない方が『Kakeai』をきっかけに現実が変わったという印象的なエピソードです。これは本当に一部の声で、『Kakeai』というプロダクトがあるからこそ多くの人の力になれているんだなと日々感じています!

ー続いて、企業内で1on1の推進をされている窓口担当者様(例:人事)の声はいかがでしょうか?

「Kakeai導入を通じて、組織の雰囲気が変わってきました」と仰っていただけた際は、現場でしっかりとお役立ちできていることを実感できました。また、「Kakeaiはアップデートのスピードも早いし、UI、デザインがすごく洗練されていますよね」というプロダクトへのお声も嬉しかったです。KAKEAIでは、全社でプロダクトミーティングをしていて、立場や社歴に関係なく意見を交わしながらプロダクトをつくっています。また、デザインや開発のメンバーがこだわって形にしてくれています。その過程がお客様にも伝わっていることが嬉しかったです。

私個人ですと「いろいろな企業の話を聞いているけど、KAKEAIさんの窓口の方は本当に想いを持っているのが伝わってご一緒できて嬉しいです」と言っていただいたことです。お客様は組織に対して真剣に向き合っている方々ばかりです。熱量のある皆様とご一緒するからこそ、私自身、お客様を超えるぐらいの熱量を持ち続けていきたいと思っています。

■ エンタープライズからスタートアップ転職のリアルとは

ー 転職当時の印象的な出来事はありますか?

忘れもしません(笑)入社して2週間後のミーティングで『Kakeai』のある機能のデザインを変更するという話があがりました。そのミーティングで「ちなみにこんなのどうですか?」と提案した意見が採用されて、3〜4週間後にはリリースされたことです。
そのスピード感と、経験や社歴に関係なく発言することができ、良ければ反映されるということに本当に驚きました。実際にデザインを変えてから、ユーザーの方の反応もよくなったという数値の報告があり安心したのを覚えています。自分の思ったことや発言が、ダイレクトに何万人ものユーザーの方々の価値提供に繋がるということに、前職では経験し得ない驚きとやりがいを感じました。

ー エンタープライズ出身だからこそ活かせた経験はありますか?

問題解決の思考や、仕組みづくり、標準化への意識などは、エンタープライズ企業が得意なところなので、まさに型を作ったり標準化していく過程でスキルが活きているなと感じることはあります。また、お客様にはエンタープライズの方々も多いので、ならではの風土や課題感、あるあるみたいなものに体験として共感できることは、お客様の組織理解が深まる点で強みだと感じています。
また、さまざまな企業様と接している中で、改めてトヨタが凄いなと思うのは「カイゼン」の文化です。「改善後は改善前」という言葉があるのですが「今の仕組みは永遠にべータ版であってアップデートしていくのが当たり前」という思考が、現場の作業員の方一人一人にまで浸透していているのは本当にすごいと感じました。私自身もそのような文化の中で仕事ができていた経験は、きちんとKAKEAIでも活かしていきたいと思っています。と言っても、入社当時は自分のことで精一杯で余裕がなかったので、今やっと少しずつ進められているという状態です(笑)

ー 逆に、苦労された点があれば教えてください。

製造業からIT企業へ、エンタープライズからスタートアップへ、人事からCSへ。
何もかもまったく違う領域に変わったので学ぶことはとても多かったです。
特に、仕事の進み方・スピード感の違いを感じました。
以前の仕事は、マイルストーンが長く設定されていました。例えば、現場の課題から人事制度を考えて、一部の部署で1年間検証してと、1つの大きなプロジェクトに3年ほど時間がかかることもあります。また、役割も明確に分かれていることが多いですが、特に入社当時のKAKEAIは、常に全力で多動的にやりきる!というイメージで、サッカーで例えると、キーパーもやるしフォワードもディフェンスもやる、なんなら自分のところにボールが一気に5個ぐらい来る(笑)そのぐらい「何でもやる」という目まぐるしい日々でした。しかし、先ほどお話しした通り、自分の提案がすぐに形になりお客様の反応として返ってくるというのは心から嬉しく、やりがいになっていました。

ー 最後にひとことお願いいたします!

改めてではありますが、KAKEAIの「あなたがどこで誰と共に生きようとも、あなたの持つ人生の可能性を絶対に毀損させない。」というパーパスの延長線上に、私自身の夢とか世界があります。『Kakeai』を通じて、より仕事で活躍できたり、その人の可能性が発揮できるようにはどうすれば良いのか。を、追求し続けて行きたいなと思っています。

そして、エンタープライズからスタートアップへの転職に迷っている方!
私も同じように不安がありましたが、活かせる経験もたくさんありますので飛び込んでみることをオススメします!


\坂本さん、ありがとうございました/

私たちに少しでも興味をもっていただけましたら、まずは「カジュアル面談」からお話ししましょう♪

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