こんにちは! 株式会社マイクロフィッシュ 採用広報担当です。
今回は、美容業界の営業から未経験で飛び込み、現在は東京営業所で官公庁や自治体のDX推進を最前線で支えている一ノ瀬さんにお話を伺いました。一見すると「お堅い」イメージのある官公庁向けのビジネスですが、実は元バンドマンなど、ユニークな経歴のメンバーが集まる多様性あふれる職場です。
「IT知識ゼロ」「業界未経験」だった一ノ瀬さんが、なぜ創業50年を超える老舗企業を選び、どのようにして国の重要文化財や行政文書のデジタル化という社会的意義の大きい仕事にやりがいを見出したのか。
安定を求めつつも、新しいスキルを身につけたい。そんな方のキャリアのヒントになる物語をお届けします。
プロフィール
- 名前: 一ノ瀬 貴史(いちのせ たかし)
- 部署: 東京営業所 営業部
- 経歴: 美容メーカーの営業職を経て、株式会社マイクロフィッシュへ中途入社。業界未経験からスタートし、現在は官公庁や自治体を主要顧客とした文書情報管理・デジタル化の提案営業に従事。顧客の潜在ニーズを引き出すコンサルティング営業が強み。
未経験からの挑戦。「分からなさすぎて」飛び込んだ世界
――前職は美容業界にいらっしゃったとのことですが、全く異なるこの業界へ飛び込んだきっかけは何だったのでしょうか?
正直に言うと、「分からなかったから」なんです(笑)。転職活動をしていた時、飲食や自動車といった馴染みのある業界も見ていたのですが、当社の求人を見た時に「マイクロフィルム? デジタルアーカイブ? 何をする会社なんだろう?」と全くイメージが湧かなくて。
逆にその「触れたことのない世界」への好奇心が勝って、とりあえず面接に行ってみようと思ったのが始まりでした。
――それはすごい行動力ですね! 実際に選考に進んでみて、印象はどうでしたか?
最初はホームページを見て「お堅い会社なのかな」「すごい真面目そうだな」と身構えていたんです。でも、実際に話を聞いてみると、実は社員の100%が中途入社で、しかも業界未経験者ばかりだと知って驚きました。
私のような美容系出身もいれば、元ミュージシャン、飲食店の店長、工場勤務など、本当にバックグラウンドがバラバラなんです。今の社長自身も、実は学生時代のアルバイトからスタートして、今のポジションまで登り詰めた方なんですよ。
――アルバイトから社長に! それは夢がありますね。
そうなんです。「特別なスキルがなくても、自分のやりようで結果が出る会社なんだ」と直感的に思いました。
それに、未経験者が多いということは、裏を返せば「お客様と同じ目線に立てる」ということでもあります。専門用語を並べ立てるのではなく、分からない人の気持ちに寄り添える。美容業界で培った「相手の話を聞く力」なら、ここでも活かせるんじゃないか。そう思って入社を決意しました。
「モノ」を売らない。100年前の歴史を未来へつなぐ仕事
――現在の具体的な業務内容について教えていただけますか?
主に官公庁や地方自治体をお客様として、紙文書の電子化や、それに付随する検索システムなどの導入提案を行っています。
ただ「紙をスキャンします」という単純な話ではありません。例えば、市役所や区役所って、毎日ものすごい量の書類が増えていきますよね。でも、都心の庁舎には保管スペースがない。一方で、住民の方は毎日手続きに来られる。
「物理的な場所がないけれど、捨てられない重要な書類をどうするか?」 「コロナ禍でも出社せずに業務ができるようにするにはどうするか?」
そういったお客様の切実な課題を、デジタル技術を使って解決するのが私たちの仕事です。
――なるほど、単なる作業代行ではなく、課題解決のコンサルティングに近いですね。特に印象に残っているプロジェクトはありますか?
そうですね。実は私たち、行政文書だけでなく、100年前の歴史的資料を扱うこともあるんです。江戸時代や明治時代の絵画、古地図、写真などですね。
これらは博物館や美術館に収蔵されているような「世の中に一つしかない」貴重なものです。それを「ホームページで公開して、多くの人に見てもらいたい」というご依頼をいただくことがあります。
――それは責任重大ですね……!
ええ、まさにその通りです。だからこそ、ただ電子化するだけでなく、その資料の「扱い方」から提案します。文化財としての価値を損なわない撮影方法、経年劣化を防ぐための保管方法、そしてセキュリティ。
国の重要文化財を守り、後世に伝えていく手伝いができる。 これは、他のIT営業ではなかなか味わえない、この仕事ならではの醍醐味だと思います。
――非常にロマンのあるお仕事ですね。営業としては、どのように提案を進めていくのでしょうか?
私たちは決まったパッケージ商品を売るわけではありません。お客様によって「数字で説明した方が伝わる方」もいれば、「イメージ図を見せた方がいい方」、あるいは「抽象的な概念の話から入った方がいい方」もいます。
お客様が思い描く「DX後の未来」をヒアリングし、それを具現化するために、ファイル形式一つからオーダーメイドで提案していきます。時には「その予算でその要望だと、実現は難しいです」と正直にお伝えすることもあります。
「売れればいい」ではなく、お客様にとって本当に使えるものを提供する。 その誠実さが、50年以上この業界で信頼されてきた理由なんだと実感しています。
17時半には仕事終了。自分の裁量で働く「大人」の文化
――働き方についても伺いたいのですが、官公庁が相手だと、スケジュールも独特なのでしょうか?
そこは大きな魅力の一つですね(笑)。ご存知の通り、役所は17時15分や17時半には閉まります。つまり、それ以降のアポイントや電話対応は基本的に発生しないんです。
私たちも定時は9時から18時ですが、どんなに遅くても19時には会社を出ていますし、午後にアポイントがなければ、そのまま直帰することも多いです。
――それはワークライフバランスが取りやすそうですね!
めちゃくちゃ取りやすいです。会社としても「自己管理ができるなら、働き方は自由」というスタンスです。
例えば、お子さんの送り迎えがある社員は、午前中にアポイントを詰め込んで、午後は在宅で事務処理をして、夕方は早めに上がる、といった調整を自分でしています。毎日出社する人もいれば、私のように週2〜3回出社で、あとは直行直帰やリモートを組み合わせる人もいます。
――「自由には責任が伴う」と言いますが、まさにプロフェッショナルとしての自律が求められる環境なんですね。
そうですね。上司から「あれやれ、これやれ」と細かく管理されることはありません。その分、自分で1日、1週間、1ヶ月のスケジュールを組み立てる力は必要です。
でも、営業所内はワンフロアで、営業所長も同じ部屋にいますし、他部署のメンバーもすぐ近くにいます。壁がないので、困ったことがあればすぐに相談できる環境です。ドライに見えて、実はすごく風通しが良いと思います。
――チームの雰囲気はどのような感じですか?
年齢層は30代〜40代が中心で、落ち着いた雰囲気です。無理な飲み会もないですし、適度な距離感で働けます。
でも、みんな根は真面目でお客様想い。営業と製造現場(デジタル化を行う部隊)が同じフロアにいるので、「この案件、納期厳しいけどどうする?」「こうすればいけるんじゃない?」といった連携もスムーズです。職種の垣根を越えて、全員でプロジェクトを成功させようという一体感は強いですね。
「10年遅れ」はチャンス。未経験から市場価値の高い人材へ
――今後の展望について教えてください。この業界の将来性をどう見ていますか?
正直に言うと、お客様である官公庁や自治体は、世間一般のIT化から「10年くらい遅れている」のが現状です。履歴書がいまだに手書き必須だったり、窓口に行かないと手続きができなかったり。
でも、だからこそこれからの10年が面白いんです。
――「遅れている」ということは、これから伸びる余地しかないということですね。
その通りです。これから国を挙げてのDXが間違いなく加速します。今のシステムを刷新し、AIやVRといった新しい技術を取り入れていくフェーズが必ず来ます。実際、お客様からも「VRで観光PRをしたい」「AIで議事録を自動化したい」といった相談が増えてきています。
私たちには、50年間蓄積してきた「信頼」と「ノウハウ」という武器があります。そこに新しい技術を掛け合わせることで、競合他社にはできない提案ができるはずです。
――一ノ瀬さん個人としては、今後どのような挑戦をしていきたいですか?
まずは、この「過渡期」にある自治体DXの市場で、お客様に頼られる存在になりたいですね。
この仕事をしていると、文書管理の資格や、セキュリティに関する専門知識、さらには行政の仕組みまで、幅広い知識が身につきます。これらは一朝一夕で身につくものではありませんが、時間をかけて学べば学ぶほど、市場価値の高い人材になれると感じています。
今後は、VRやAIといった新しい分野の知見も深めて、お客様の「想像を超える」提案ができるようになりたいですね。
経験よりも「やってみたい」気持ち。一緒に地図に残る仕事をしよう
――最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。どのような方と一緒に働きたいですか?
これまでの話の通り、ITの知識や業界経験は一切問いません。必要なのは「お客様の話を丁寧に聞く姿勢」と「普通自動車免許」くらいです(笑)。地方の支所などは車がないと行けない場所にあることも多いので、そこだけは必須ですね。
――本当に「人柄」重視なんですね。
はい。今、スキルに自信がなくても大丈夫です。入社後は、実際にデジタル化の作業を行う部署で研修を受けたり、先輩との同行を通じて、少しずつ知識を身につけていけます。
「今の営業スタイルに疲れてしまった」 「もっとお客様のために時間を使いたい」 「プライベートも大切にしながら、長く働けるスキルを身につけたい」
そんな想いをお持ちの方なら、きっと当社で活躍できるはずです。
日本の歴史を守り、行政の未来を作る。そんな「地図と歴史に残る仕事」に、未経験から挑戦してみませんか? まずはカジュアルにお話しできることを楽しみにしています!
最後に
インタビュー中、一ノ瀬さんが「100年前の紙を扱う時の緊張感」を楽しそうに語ってくれたのが印象的でした。単なるBPO企業ではなく、日本の資産を守る誇りを感じました。残業が少なく、かつ奥深い専門性が身につく環境は、長期的なキャリア形成を目指す20代・30代にとって、まさに穴場の選択肢と言えると思います!
\まずは、気軽にこちらからお話しを聞きにきてくださいね♪/