江波 美侑のプロフィール - Wantedly
こけたら、立ちなはれ。立ったら、 歩きなはれ。 失敗に絶望している場合ではないと言い聞かせて前に進んでます。
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"一歩踏み出す勇気が、キャリアを大きく変えていく"
こんにちは。ファストノット採用担当です。
今回ご紹介するのは、ITエンジニアから商品企画の世界に飛び込み、入社からわずか2年半で大ヒット商品「グラビティ騎士ブラ」を生み出した江波美侑さんのストーリーです。
異業種に挑み、新しいキャリアを築く姿に関心のある方にとって、きっと学びがある内容です。ぜひ最後までご覧ください。
江波 美侑(28)
プロダクト&ダイレクトマーケティング事業部で活躍している江波美侑さん。2023年に入社し、現在は商品企画の分野で市場調査から企画立案、販売戦略まで幅広く担っています。休日は韓国ドラマや読書でインプットする時間を楽しみつつ、友人とカフェ巡りやお酒を楽しむなど、オンとオフを切り替えて、心を満たす時間を大切にしています。
思い返してみると、小学校の頃から人前に立つことが好きで、積極的に学級委員や合唱コンクールの指揮・伴奏に立候補していました。特に思い出深いのは、文化祭の劇で「主人公は必ずしも男である必要はない」と考え、自らおじいさん役に挑戦したことです。
高校では、個人競技の経験しかない自分を変えたくて、「チームプレーを学びたい」と未経験でバレーボール部に入部しました。勉強との両立に苦戦し、途中で退部しましたが、「やってみる勇気」と「続ける難しさ」の両方を知れたことで、今でも挑戦への向き合い方の基盤になっています。
大学では「人の心をもっと理解したい」と思い、心理学を専攻しました。特に授業で学んだ“スタンフォード監獄実験”は衝撃的でした。人は環境や立場によって行動が変わるという脆さを感じた一方で、「あえて自分をその環境に置くことで、責任感が生まれたり、自分を変えられる」という発見もありました。この学びが、後のファストノットでの挑戦を支えることになっています。
就職活動では化粧品・美容業界を第一志望にしていました。
もともと「自分が手掛けたもので人に喜んでもらいたい」という想いがあり、その中でも好きだったコスメや美容を通して、人を笑顔にできる仕事に魅力を感じていました。
しかし最終面接で落選。就職浪人はしないと決めていたので、気持ちを切り替えて「手に職をつけて転職でリベンジしよう」と思い、システムエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。
入社後は地方銀行の債権管理システム開発を担当。要件定義から設計まで、ウォーターフォール型の開発プロセスで業務を進める中で、技術的なスキルを着実に習得し、論理的に物事を組み立てる力も鍛えられました。
一方で、3年目には技術が身につき自信もついてきましたが、同時に「自分の仕事は本当に誰かの役に立っているのか」という違和感を覚えるようになりました。現場の声が届かず、結果として指示通りに動くだけの仕事になってしまっていたからです。
その頃、周囲の同期が転職やキャリアチェンジを考え始め、私自身も「このままでいいのかな」と考えるようになりました。特に「自分が生み出したものでお客様が喜ぶ姿を直接見たい」という思いが強まり、再び“好き”を仕事にする道に挑戦しようと決意しました。
転職活動では「将来は自分のブランドを作りたい」という思いを軸に、そのためにはマーケティングスキルが必要だと考え、異業種からでも学べる会社を探していました。そんな時に偶然出会ったのがファストノットです。
挑戦できる環境であり、しかも大好きな美容商材に関われる──その条件が揃った瞬間に「ここしかない!」と直感。面接では過去の経験よりも、これからやりたいことをしっかり聞いていただき、「この会社ならきっと成長できる」と確信しました。
とはいえ、ベンチャー企業と聞いた時にはちょっと不安もありました。大学のインターンで見た「みんなで声を張り上げて頑張る!」みたいな体育会系のイメージを思い浮かべてしまい、静かな環境だった前職とのギャップに自分がついていけるのかな…と。
ただ、入社初日、オフィスで目にしたのは驚くほど静かで集中した雰囲気。みんなが淡々と仕事に向き合っていて。「プロフェッショナル集団だ…」と感じ、良い意味で思いっきり裏切られましたね。
入社当初はマーケティングアシスタントとして、数値入力やLP画像の作成、商品登録、在庫管理などを担当していました。派手さはない仕事ですが、データの正確な入力や在庫の動きを管理することは事業を安定的に回すために欠かせません。こうした業務を通じて、商品がどのように世の中に届けられるのか、その裏側を学びました。
その後、入社1年半で商品企画へ異動し、市場調査から企画立案、サンプル作成、改良、ローンチまで一連の流れを担当するようになりました。
例えば、新しい商品を企画する際には、市場や競合を調べ、顧客の声を集めることからスタートします。そこからコンセプトを決め、デザインや素材を検討。試作品を製造し、実際に着用テストを重ねながら改善し、最終的に量産・販売へとつなげていきます。
販売開始後は、売上データの分析やお客様からのレビューを収集し、次の改良や新企画へ反映させることも重要な役割です。
アシスタント時代に培った正確性や基礎力を土台に、今は自分のアイデアを商品として世に出すところまで関われるようになりました。
商品開発のやりがいは、自分のアイデアが形になり、お客様の声として返ってくることです。
初めて担当したナイトブラでは、企画プレゼンで「誰に向けた商品なのか」「どう売るのか」と厳しい指摘を受け、顧客視点の不足を痛感しました。そこで実際にインタビューやアンケートを実施し、寄せられた不満を一つずつ解決する仕組みを取り入れました。
その結果誕生したのが「グラビティ騎士ブラ」。今年7月のローンチで、すでに1,000万円の売上を達成することができました。
さらに購入者から「めっちゃいい」「こういうのを求めていた」というコメントをいただいたとき、「本当に届いているんだ」と心から嬉しくて、思わず涙が出ました。IT時代に抱いていた「本当に誰かの役に立っているのか」という疑問がここで完全に解消され、ファストノットに入ったことが正解だったと実感できた瞬間でした。
「グラビティ騎士ブラ」の成功は、私にとって本当に大きな一歩でした。しかし、まだスタートラインに立ったばかりだと思っています。
次の目標は、この商品を年間10億円規模の売上を達成するような、誰もが知るヒット商品に育て上げることです。そして、「商品開発といえば江波だよね!!」と社内で認められる存在になることも目指しています。
さらに、来年は自分のチームを持つことがもうひとつの目標です。自分だけが前に出て開発を進めるのではなく、同じ想いを持つ仲間と一緒に、みんなで大きな成果をつくり出したいと考えています。
今はまだ上長の意見を仰ぎながら進めている部分もありますが、これからは自分で判断し、プロジェクトを主体的にリードできる存在へと成長していきたいです。
一緒に働きたいのは、想定外を楽しめる人です。
商品開発は計画通りに進まないことも多いですが、「こうだからできない」ではなく、「お、きたきた!じゃあどうやって乗り越えよう?」とゲームの難関ステージに挑むようにワクワクできる人と一緒に働きたいと思っています。
実際にグラビティ騎士ブラの開発中も、発注の直前で生地を変更することになったり、飛行機が遅延したりとトラブルが続きました。それでもチームで「じゃあどうしよう」と前向きに話し合い、結果的にハプニングをきっかけに新しい機能を追加できたこともありました。
一方で、「与えられた仕事だけをこなす」「この範囲でしか頑張らない」という考え方では、この環境には合わないかもしれません。ファストノットは、「もっとこうしたら良くなるのでは?」「こんな新しいことに挑戦したい!」と積極的に意見を発信できる人が輝ける場所です。
大切なのは前向きな姿勢と情熱。私も未経験からスタートしたので、スキルや経験は後から必ずついてきます。
私自身、この世界に飛び込んだ当初は不安や壁に直面しました。それでも一歩ずつ経験を積み重ね、仲間に支えられながら挑戦を続けた結果、商品を生み出し、お客様からの喜びの声を直接いただけるようになりました。異業種から入った私が成果を出せたのは、挑戦を歓迎し、成長を後押ししてくれる環境があったからです。
ファストノットには、人の夢や挑戦を笑う人はいません。むしろ「いいね、やってみなよ!」と全力で背中を押してくれる仲間がたくさんいます。
もし今キャリアに迷っていたり、新しい分野に挑戦したいと考えているなら、ぜひファストノットの扉をノックしてみてください。面接で背伸びをする必要はありません。ありのままのあなたで「私、こんなことがやりたいんです!」という想いをぶつけてください。
あなたと一緒に働ける日を、心から楽しみにしています!
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株式会社ファストノットでは、江波さんのように挑戦する意欲に溢れた仲間を募集しています。商品企画開発、マーケティング、ECモール運用など、様々なポジションで一緒に働く仲間をお待ちしています。
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