こんにちは、株式会社Minato(以下、Minato)のPRチームです。
「Minatoはどんなサービスを提供している会社なの?」
「Minatoのサービスはどんな強みがあるの?」
といったお声をいただきまして、今回はMinatoのサービスを紹介させていただきます。
楽天市場やAmazon、Yahoo!、Qoo10などのECモールの売上拡大を支援する「ECモール支援サービス」の概要や強みについて、ManagerのABE Tsuyoshiさん(以下、ABEさん)にお話しいただきました。(読了目安:約9分)
目次
【プロフィール】
株式会社Minato Manager ABE Tsuyoshi
Minatoの事業紹介
EC市場環境と「ECモール支援サービス」の背景
Minatoの「ECモール支援サービス」
アクセス数を伸ばす施策例
Minatoが選ばれる4つの理由
1. 高品質なレポーティングと課題解決力
2. 広告に頼らない包括的な施策提案
3.中長期的視点に基づいた広告戦略策定・運用
4. 担当件数の上限制による品質の担保
実績とサプリメントメーカーの支援事例
【積極採用中】ECコンサルタント・セールスを募集しています
【プロフィール】
株式会社Minato Manager ABE Tsuyoshi
早稲田大学卒業後、楽天株式会社に入社し、京都支店に配属。京都や滋賀の顧客約150社の売上拡大や広告販売に従事する。その後大手ECコンサルティング会社を経て、2021年にMinatoに参画。
ECマーケティングコンサルタントとして、ECモール領域の売上改善プロジェクトをメインに担当。大手EC企業のモール改善などを歴任している。
Minatoの事業紹介![]()
まず、Minatoの事業をご紹介します。Minatoはデジタルマーケティング支援事業を主軸に成長してきましたが、現在はM&Aや自社製品開発にも力を注ぎ、より多角的な事業展開を図っています。
デジタルマーケティング支援事業は「ECモール支援」「転売対策支援」「デジタル広告支援」の3つの柱で構成されています。その中でも、楽天市場やAmazon、Yahoo!、Qoo10などのECモールに出店する企業の売上拡大を支援する「ECモール支援サービス」について今回は詳しくご紹介したいと思います。
EC市場環境と「ECモール支援サービス」の背景![]()
日本のEC市場は、インターネットの普及とともに発展し、現在約150兆円の規模に達しています。特にコロナ禍以降、EC化率は急激に伸びており、オフラインからオンラインへと購買行動がシフトしています。日本のEC化率は10%以下(※1)になり、世界のEC化率25%前後(※2)に比べて低いため、今後さらなる成長の余地があると見られています。
(※1)参考:経済産業省「令和5年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」(※2)参考:経済産業省「令和3年度電子商取引に関する市場調査報告書」
日本のEC市場の特徴は、「自社EC(自社ドメインでの販売)」よりも、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、Qoo10といった「ECモール・プラットフォーム」が主流となっていることです。EC市場の売上の約75%はECモールの売上が占めています。(※3)
このため、ECの売上拡大において、各ECモールに合わせた運用がとても重要になります。
それぞれのECモールに合わせた最適な運用を行う上で、十分なリソースとノウハウの確保が難しいことが多くの企業の課題となっています。Minatoの「ECモール支援サービス」は、こうしたクライアント企業のニーズに応え、売上拡大とオペレーションの効率化を同時に実現する包括的な支援を行っています。
(※3)引用:【2022年最新】国内20・海外25のECモール・カート・アプリの流通総額から見る市場トレンド
Minatoの「ECモール支援サービス」
Minatoの「ECモール支援サービス」は、クライアント企業がECモールで売上を伸ばすためのサービスです。専門チームの包括的な運用代行により、売上拡大と工数削減を実現します。
楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングやQoo10などの日本国内の主要なECモールすべてへ対応しています。各モール毎にユーザー層が異なるため、それぞれのお客様のニーズに合わせてマーケティングの最適化を進め、売上拡大を目指します。
Minatoによる運用代行業務は、「受発注や配送、商品情報管理、カスタマーサポート(CS)以外のすべてのマーケティング領域」に対応しております。
具体的には、以下の7項目となります。
1.店舗回遊動線・商品ページ改修
2.サムネイル画像・バナー画像作成
3.広告運用・プロモーション
4.各種セール・イベント対応
5.メールマーケティング・リピート促進対応
6.店舗データ分析・効果検証
7.在庫切れ管理
ECの売上を伸ばすためには、売上を因数分解した上で、各変数を最大化する方法を考えることが重要になります。
まず、売上は「新規顧客(新しいお客様)売上」と「既存顧客(リピーターのお客様)売上」の2つに大きく分けることができます。
さらに、「新規顧客売上」は「アクセス数」「CVR(購入率)」「単価」の3つに分解でき、「既存顧客売上」は「リピート頻度」「単価」の2つに分解できます。
売り上げを伸ばすためには「新規顧客売上」に注力した方が成果が出やすく、「単価」は商品の販売価格に依存する変化しづらい項目になるため、「アクセス数」と「CVR(購入率)」を伸ばす施策がメインになります。
アクセス数を伸ばす施策例
具体的な「アクセス数」を伸ばすための施策としては、サムネイル(商品画像)の最適化を行うことが多いです。クリックされやすいように「ポイント〇倍」「公式店」「ランキング1位」といった競合他社より魅力を感じてもらえる訴求を加えるご提案をします。
Amazonの場合はサムネイル(商品画像)に規定があるため、楽天市場のように画像にテキストを加えることができません。そこで、Minatoでは「アテンションステッカー」(訴求内容を商品に添付するシール)の活用をご提案しています。商品パッケージに「アテンションステッカー」を添付した画像を添付することで、競合商品との差別化ができ、アクセス数を向上することができます。
このように各モールに合わせて最適なマーケティング施策を行うことで、売上拡大を実現します。
商品を訴求する内容の「アテンションステッカー」を添付したサムネイル
(参考)「AQUA MARE アクアマーレ モイスト クレンジングジェル」Amazon商品ページ
Minatoが選ばれる4つの理由
クライアント企業へのヒアリングから、Minatoの支援を選んでいただいている理由を4つの強みにまとめました。
ECモール毎に仕様が異なるレポートを一元管理することで、横断的にデータが見れるようになります。データを基に売上向上に対するインパクトや確度を考慮し、着手すべき打ち手に優先順位を付けてご提案することができます。
ECモールで売上を伸ばそうとする場合、広告を使うことが一般的ですが、広告費のみに頼ると利益率が低下するリスクがあります。Minatoでは、SEO対策や商品名の最適化、クリック率を向上させるサムネイル最適化、イベント対策、店舗内の回遊対策や転売対策といった包括的な提案を行うことで売上の最大化を図っています。
一般的な代理店での広告運用では、広告単体での費用対効果といった短期的な視点になることが多くあります。Minatoでは広告単体の効果だけではなく、広告を用いた検索順位の向上や過去の受注データに基づく広告予算の策定といった中長期的な視点での支援を行っています。
Minatoでは支援担当者が担当するクライアント企業のモール別の担当数を1担当者10モールに限定しています。支援開始後はプロジェクトマネージャー・オペレーター・デザイナーがチームとして支援を行います。クライアントに寄り添い、企業の伴走者として売上拡大の支援を行う体制が特徴となります。
実績とサプリメントメーカーの支援事例
過去に支援させていただいたクライアントへのアンケートによると、満足度は85.7%を記録しています。支援開始後の売上伸長率は平均379%増加しており、4倍近く売上が増加しております。また、運用の代行によって業務負荷の約70%軽減を実現しました。
導入事例として、楽天市場のサプリメントメーカーに対する支援をご紹介します。楽天市場に出店後、検索順位の上位が取得できず、売上に伸び悩んでいる状況でした。支援開始後、キーワードの選定や広告運用の最適化を実施し、キーワードの検索順位を圏外から10位以内に上げることができました。その結果、ROAS(広告の費用対効果)が4倍に改善され、売上の約130%向上に貢献しました。
【積極採用中】ECコンサルタント・セールスを募集しています
ECモールに出店する企業にお話を聞くと、多くの企業がリソースやノウハウの不足に悩んでいます。そうした企業に寄り添い、中長期的かつ包括的な支援ができることが、Minatoの「運用支援サービス」の強みです。
また、先日EC業界専門紙『日本ネット経済新聞』において、Minatoの「ECモール支援サービス」をご紹介いただきました。今後もEC業界の発展に貢献していきたいと考えております。
取材記事の要約はこちら
Minatoでは一緒に働く仲間を募集しています。ECコンサルタント・セールスとしてクライアントの課題を一緒に解決していきたい方、ご応募をお待ちしております!