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【社員インタビュー #1】お客様のニーズを汲み取り、的確な提案と技術で応える / ソフトウェア開発・玉置 郁

ディテクトで活躍するメンバーの思いをお届けする、【社員インタビュー】。第1回となる今回は、ソフトウェア開発を担う玉置 郁さんに話をききました。

中途入社し、一度はディテクトを離れてのジョブチェンジも経験した彼が思う、この会社ならではの魅力に迫ります。

一人ひとりの “挑戦したい” という思いが叶う、自由な環境

- まずは、玉置さんのこれまでのキャリアから教えてください。

もともと土木工学、中でも交通の需要予測の分野を専門に学んでいたことから、新卒では土木系のコンサルティング会社に入社しました。そこで鉄道の需要予測を経験した後に、2社目で入社したのがディテクトです。一度はディテクトを離れた時もありましたが、また戻ってきて今に至ります。

- ディテクトへの入社を決めた理由とは?

当時のディテクトはまだ10名ほどの組織で、社長との距離が近いところに惹かれたことを覚えています。会社としての考え方をより鮮明に理解できる、逆にこちらの思いを社長に伝えることもできる、そんな環境で一緒に開発ができることへの期待がありました。

またメンバーの入れ替わりは当然ありますが、和気藹々とした良い雰囲気は今も当時も変わらないもので、転職のタイミングでもその点は魅力に感じていたと思います。

- 一度ディテクトを離れてから復職されるまでの経緯や、当時の思いについて聞かせてください。

入社当初からソフトウェア開発を担当し、医学・工学・バイオ系など幅広い領域のお仕事をいただいて知識や経験を得てきました。その中で、楽しさを感じる反面、一領域の知見を深めて一つのものを作り上げたいと思うようになり、ディテクトで扱ってきた画像処理技術を活かして生産設備の開発を手がける会社に転職したのです。

結果として、開発に対する考え方や姿勢にギャップを感じ、ディテクトに戻らせていただくことに。自分にマッチした働く場所を選ぶことの大切さを再認識したのはもちろんのこと、この経験を経て、自分自身の仕事に向き合う姿勢も変わったように感じます。

ディテクトは、お客様からいただくお仕事に取り組むだけでなく「話題になっている新しい技術に挑戦してみたい」といった個人の思いも叶えられ、そのためにセミナー受講や書籍購入などの面でも後押ししてもらえるような、自由な環境ですから。やりたいことがあるのなら、自分でなんとか自由な時間を作ってこの場所で挑戦してみようと、気持ちを新たに再出発した感覚ですね。

お客様のニーズを丁寧に汲み取り、それを的確に再現する仕事

- 現在の仕事内容を、教えてください。

ソフトウェア開発を担当し、運動解析ソフトウェアや画像解析ソフトウェアのようなパッケージ製品を開発したり、お客様の用途やご要望に合わせた特注製品の開発を行ったりしています。

特注のお仕事では、お客様が計測されたい対象は顕微鏡下の世界から土木関係の「構造物の振動」のようなものまで大小さまざまですし、お客様が業務で使いやすい出力フォーマットなどもそれぞれ異なります。お客様のニーズを丁寧に汲み取り、画像処理のパーツを細かに組み合わせながらそれを形にしていくことが求められる仕事です。

- お客様からいただくお仕事の他に、自発的に挑戦されていることはありますか?

ディテクトにWeb系の技術を持っているメンバーがいなかったため、自分で勉強して、グループウェアを開発しました。この開発がある程度うまくいったため、当社が手がけるゴルフシュミレーターに関連する予約システムとして製品化。今では実際にお客様にも使っていただくようになっています。

また今は全社でAIの活用を本格化させようという方針を掲げており、ソフトウェア開発のメンバーそれぞれが自発的かつ自由に、知識や技術の習得に向けて取り組んでいる状況です。

- 今後挑戦したいこと。

漠然とした目標ではありますが、やはりAIには関わっていきたいと思っています。少子化によって働き手が不足していくことも考えられますから、自動化できる部分はAIに任せていきたいですよね。

例えば…ゴルフシュミレーター上に日本に実在するコースを作るにあたっては、航空写真をもとにグリーンやバンカーの位置を人が手作業で塗り潰し、そこに地形データを組み合わせるという作業が必要になります。あくまで一例ではありますが、この塗り潰し作業のような人が時間をかけて行っているものを自動化していけたらよいなと。やりたいことはたくさんありますね。


お客様との真摯なコミュニケーションを積み重ねられる人と働きたい

- ディテクトで働くことの魅力は、どのようなところにあると思いますか。

よいところは絞りきれませんが……まずはやはりお仕事が楽しいところですね。自分が手がけたパッケージ製品や特注の製品が誰かの役に立って喜ばれることが、大きなやりがいの源泉になっています。

また雰囲気も良いですし、一人ひとりがやりたいことに対する会社からのサポートも充実していて、不便を感じることがないなと。みんなそう思っているのではないかなと、“なんとなく” ですが感じています。

- 今後は、どのような方と一緒に働きたいですか?

画像を中心としながらも、時には数値データのみにフォーカスしたり、予約システムのようにWeb系の技術が求められたり、AIにまつわる取り組みに力を入れていたり……私たちが扱う領域は多岐にわたり、さまざまな方が活躍できる環境なのではないかと思っています。

その中でも特に、AIを専門にしている方にはぜひディテクトにきてほしいですね。ディテクトが得意とする映像の取得や画像の処理、デバイスの制御といった技術とAIの知識を掛け合わせて、一緒に新しいものを生み出していけたら嬉しいなと思います。

ただ、専門的な知見の有無以上に何より大切なのは、お客様のやりたいことを実現するために力を尽くせることです。

しっかりとお客様のご要望に耳を傾けるのはもちろん、お客様ご自身がやりたいことをうまく表現できないときには、対話を重ねてそれを汲み取り、より良いご提案をする。そんなコミュニケーションができる方が仲間に加わってくれることを、楽しみにお待ちしています。

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