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リモート環境下でも柔軟にサポートできるように。IT面から会社を支える青山が大切にしていることとは

こんにちは、DouYu Japan採用担当の伊藤です。2022年第5弾は日々DouYu Japanメンバーの働く環境をITという面で支えてくれているITチームの青山さんにお話を伺いました。2019年8月にDouYu Japanが創立され、その8か月後にコロナが流行。リモート環境下で働けるようにITチームはいろんなものを整え、働きやすい環境を作ってくれました。その経緯や工夫などをお話しいただきました。

青山良(あおやまりょう):ITチーム
2020年9月にDouYu Japanに入社。インフラ系のITエンジニアの経験を活かし、
内部統制にてハードルの高いセキュリティ環境構築や社内システム開発のプロジェクトなどに参画。
さらにDouYu Japan内の効率アップのための様々な改善に寄与している。

パソコンが大好きだった小学生からシステムエンジニアとして活躍するまで

小さい頃からパソコンが大好きな子でした。
小学校6年生の時に独学でカードゲームに関するホームページや掲示板を作成し運営していたのですが、人がたくさん遊びに来て掲示板上でコミュニケーションを取っている様子がすごく面白いなと思って、将来はITに関わる仕事がしたいと考えていました。

大学は情報系に進み、卒業後はIT エンジニアとして監視運用業務をする会社に入社しました。
研修がしっかりしているところを選んだので、エンジニアとして、最低限必要とされる資格を取得し、勘どころのようなものを磨くことができました。
お客様先に常駐し、監視運用業務やサーバーの監視、アラート対応など24時間365日のシフト制で働いていたのですが、3年ほど勤務しエンジニアとしてのベーススキルを学べたため、もっとステップアップしたい、と転職を決意しました。

2社目はさらにネットワーク構築ができる企業に入社しました。
かなり大きい企業の情報システム部門に常駐していたのですが、大企業ゆえ分業制で一部分しか携わることができず「ステップアップのために転職したのにこの環境でいいのか……」という気持ちが大きくなってゆきました。

そんなタイミングで、「好きなことを仕事にしてみたい」という気持ちが芽生えてきました。
もともと旅行が大好きで、過去にはバックパックで30か国を旅したことがあります。
これまで自分が旅行してきた経験や知識を活かすことができる仕事も面白そうだなと思い、ベンチャーの海外旅行専門代理店に転職をしました。
その会社はLINEだけで旅行プランの紹介から手続きまでがすべて完結するという新しい面白味があったことから、今まで培ったITの経験も活かせそうだなと思ったことも大きかったですね。

ベンチャーということもあり、社員数は10人弱。
忙しいけれど刺激的で楽しい日々でした。これまでのITの経験も活かし、「もっとここをこう改善すればより良くなるのでは」といった提案も採用されるなど、充実していましたね。
ですが、新型コロナウイルスの影響で海外旅行の需要が減ってしまい、会社の運営が難しくなったことから退職を余儀なくされてしまいました。

そんな時、転職エージェントから紹介されたのがDouYu Japanでした。
もともとゲームもeスポーツも好きでMildomも良く観ていたので、興味のある分野で仕事ができそうなことに大きな魅力を感じました。
また、3社目の経験から、「自分には大企業よりもベンチャー企業のスピード感のほうがあっているな」と認識していたため、ベンチャー企業であることも大きな決め手となりました。

初のIT専任担当としてDouYu Japanの環境整備をイチから模索

入社後はITチームに配属されたのですが、当時社内ITを担当していたのが業務委託の方1名しかいない状況。
そこで、まずDouYu Japan のIT環境がどうなっているのかを把握することから始めました。
特にDouYu Japanはベンチャー企業だったこともあり、クラウドサービスを多く活用していたのですが、それぞれ別々のものを使用しており、管理がしきれていない部分もありました。
まずは使用しているサービスを把握するために表にして可視化し全体感を確認。
可視化したうえで「稟議システムがないな」ということがわかれば、どういった稟議システムを導入すべきかを考えるなど、ひとつひとつ全体最適を図っていきました。
最初はそれまでにないシステムを導入することに社内で抵抗があるという意見があったり、部署ごとに承認経路や進め方が異なるため一元化に苦労したりといったこともありました。
会社全体としての妥協点を探るのはとても苦労しましたね。結果的に臨機応変なシステムを活用することで「いったんこれでやってみよう」と進めながら軌道修正をすることで解決することができました。

さらに社内の各チームとのコミュニケーションを取り、業務上非効率な部分や不便に感じている部分をヒアリングしていきました。
たとえばCSチームが、あるメールを確認する際システム上自動受信が出来ず、都度都度確認しにいかなければいけないことに課題を感じていたことを知り自動で受信できるように設定をするなど、日々の雑談から非効率な部分をすくいあげ、改善していきました。

DouYu Japanのシステム環境をより良くするために取り組みたいこと

今後は、社内の基幹システムの一元管理に取り組んでいきたいと考えています。
現状、契約から支払い・稟議などは別々のシステムを使用していますので、管理が煩雑で手間がかかっている部分もあります。
それをすべて一つのシステムで管理できるようにすることで、全社員の作業負担が減らせるのではないかと考えています。
しかしそのためにはまず、各部署の運営がどういったフローでどのような契約を結んでいるのか、すべてを細かくヒアリングし把握する必要があります。
まずはコミュニケーションを綿密に取り、かつ全体最適や効率についても考えながらシステム開発に取り組んでいきたいですね。
また、一元管理システムは親会社が開発に携わることもあり、コミュニケーションが発生します。そこで、DouYuJapanの状況をいかに正確に伝えられるかにも注力していきたいと思っています。

同時に社内のセキュリティを向上し、情報漏洩を防ぐための取り組みも行っていきたいと思っています。
情報漏洩というのは1件発生しただけで何億という損害が発生することもありますから、可能な限り現状のリスクを可視化していきたいですね。
近年、リモートワークの増加に伴い「ゼロトラスト」という概念が普及しつつあります。
社内のネットワークに限定できていた時代はもう終わりつつあり、今後は自宅や様々な場所から社内ネットワークにアクセスをすることになります。
その中でもセキュリティリスクを洗い出したり、クラウドサービスの組み合わせを考えたりしながら、今のDouYu Japan に必要なのはどういったことなのかを見極めていきたいと思っています。

ミッション「いまつながる、いまかなえる、いま楽しくなる」の「いま」が表すもの

ミッション「いまつながる、いまかなえる、いま楽しくなる」には「いま」が3回出てきます。
先日改めて「いま」ってなんだろうと漢字を調べてみたんです。
「今」という漢字は「人」という字と「ラ」という字が組み合わさってできていますよね。
この「人」という部分が「年月の集約」を表していて、「ラ」という字は「連なっている」ということを表しているのだそうです。
つまり、「今」というのは「年月の集約の連なり」ということになるのですが、ミッションでも強調されている「いま」はいろんなコンテンツがある中、ライブ配信は様々な集約をつなげて楽しさとを実現しよう、という意味なのではないかと感じました。
その中でITチームは決して表にわかりやすく出てくる部署ではないものの、ライブ配信の「いま」を体現するために「過去」でもなく「いつか」でもなく「いま」当たり前のように使える環境を用意できる存在でありたい、と日々の仕事にも意識して取り組んでいます。

自ら学ぶ姿勢のある人と働きたい!

今後DouYu JapanのITチームで一緒に働きたいのは自ら学ぶ姿勢のある人ですね。
各部署と連携を取るために自ら考え・学び行動できる人、そしてITを使って誰かの助けになりたい、とスピード感をもって改善に取り組める人にはぜひ仲間になってもらいたいです。

また、会社がまだ成長段階にあるのでコーポレートIT環境が整っていない部分もあります。
そうした「これから作り上げる」フレーズを体験できることを楽しんでくれる人だとなお良いですね。
環境が整っていない分、ITに関連することならなんでもできる状況ではあるので、「ITに関することなら何でも自分たちに任せちゃえよ!」という気持ちがある人だとより楽しめると思います!

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