株式会社ふんどしの小宮山です!
ふんどし社のビジネスの大きな柱の1つである 求人サービス について、普段どんなことを考えてどんな風に取り組んでいるのかを「コンテンツ力」にポイントを置いてご紹介したいと思います。
求人サービスはつまらない?
求人メディアはたくさんあって、大抵の人は何かしらのサイトやアプリを使ったことがあると思います。バイト探しにも転職活動にも当たり前に使うツールなので身近ですよね。
そんな求人サービスについてどんなイメージを持っていますか?
正直
地味、古い、つまんなそう、ルーティンワークっぽい、やりたいとは思わない、さして魅力的じゃない
こんな感じじゃないですか?
気持ちはよくよくわかります。大昔からある分野で、少なくとも新しくはないですよね。私もこれがやりたくて会社に入った訳じゃないし、成り行きで担当し始めた業務でした。
でも今は、求人サイトがうまくいくか・いかないかはコンテンツパワーに左右されると思っています。工夫と実行力次第で求人サイトはどんどんパワーを持つし、ふんどし社の成長にダイレクトに関わっていると思えます。確かに地味ですが、思っていたほどつまらない仕事ではないと気づきました。
ヒアリングが求人応募数と会社イメージを左右する
求人ページを作成する時に必ず行っているのがヒアリングです。他の媒体よりもたくさんの、濃密な情報を引き出して、求職者の「応募したい」心を掴むような情報をヒアリングでキャッチします。
他の媒体と同じような情報・内容の求人ページ作成していたら、うちの媒体には誰も見向きもしてくれません。わざわざ小さくて初めて聞くような名前のメディアから応募する『価値』を私たちが作るんです!
・このお店、特徴無いな
・こだわりが無いんだな
・これじゃあ応募来ないでしょ…
こう思うのはこちらの怠惰です!ヒアリングが下手なだけ。
お店をやっている経営者・店長さん・働いているスタッフさん。働いているのには理由があります。なんの理由もなく飲食店を経営しないし、魅力が微塵もなければ転職しているはずですね。
ヒアリング相手がお話が苦手な人なら、募集要項の福利厚生や勤務時間や駅から情報を読み取って積極的に質問をする。決まった質問を毎回繰り返すだけなら私に価値はないと思うんです。
いかにたくさんの情報を聞き出すか、どこがこのお店の魅力なのか。考えながら行うヒアリングがコンテンツを豊かにし、応募者の心を掴み、企業やお店からの我々の印象を良くします。
安心感を作り上げる
求人メディアというのは
- スタッフを探している企業・お店
- 働く場所を探している・吟味している求職者
両方と常に良好な関係を構築していることが重要です。特に私たちのようなニッチでコンパクトなメディアは信頼感が命です。胡散臭いと思われたら終わりです…
ヒアリングでは企業やお店からしっかり話を聞いて、求人ページにはできる限りたくさんの情報を入れ込みます。書くことが無い…と思っても、自分で決めた最低文字数は何がなんでも入れ込みます!
情報がスカスカの求人ページより、しっかり書き込まれている求人ページの方が良いに決まってますよね。
そして取材に行って、写真をガシガシ撮ってくる!
お店のスタッフさん・オーナーさんに、どんな人がこのサービスを運営しているのかわかってもらう。この人たちなら大丈夫そうだと思ってもらう。これが大事。
求人事業は常に人と人との間で関係が構築されています。人と接することが好き!話を聞くのが好き!そして聞いた話を簡単に忘れない。そんな人がふんどし社の求人事業で活躍できると思います。
求人ページの要はコンテンツ力
ふんどし社の「キンキンラーメン修行道」の求人ページは文字と写真と動画で構成されています。
ヒアリング・写真撮影・動画撮影 の3点セットでコンテンツを充実させることで、応募数を増やすだけでなく応募者の真剣度をUPさせます。
【応募者の真剣度=面接成立度=成約確度】
求人応募10件。そのうち面接に来ない応募者が9人。
これどう思いますか?
シンプルにスゴいですよね。面接日が決まってるのに、90%の確率で当日面接に来ないという…
これはある会社の社長さんから聞いたリアルな数字です。
応募があって、面接まで決まっても雇用できる確率10%以下。なぜそうなる???って感じですが、現実です。求人メディアにまったく期待しなくなりますよね。当然です。衝撃でした。
私たちが一番自信を持っているのは、応募者の真剣度の高さです。
ふんどし社の求人メディアの場合は10人面接が決まったら基本10人面接に行っています。イレギュラーはありますが、無断で面接をブッチする方はほぼいないと思います。
何でなのか?と言うと、これがコンテンツパワーってやつです。
まず超大手メディアではなく、わざわざ私たちのメディアから応募してくれている方は、私が書いたお店・職場の紹介文を全て読んでから応募して来ています。紹介文を読んで、募集要項を確認して、写真でお店の雰囲気を感じ取って、インタビュー動画を見て、そして応募してくれている。
真剣度は必然的に高くなると思いませんか?
▼こんな風に求人ページに情報もりもり入れてます▼
効果がダイレクトに見える
以前、私が求人担当になる前に簡易的に作成されていた求人ページを書き直したら応募が3倍になったことがありました。変更したのは主にテキストの部分だけです。他は変更していない…ということは、文章は5倍長くなったのにそれを読んで魅力を感じて応募まで至ったということになります。
正直私もそこまでわかりやすく数字が跳ね上がると思っていなかったので、衝撃でした。というか報われた感じがしました。私のやってることって意味があったんだ!って感じです。
地味で、面白みがなくて、古い感じ。求人の仕事に対するイメージは確かに私もそんな感じでした。でも時々やってくる「効果があった!」「うまくハマった!」という瞬間があるから「もっと改良しよう」「ここ絶対変えた方がいいな」と自発的に試してみたくなってきます。
「新しいことはどんどんやれ!」という文化なので、新しい事もどんどん取り入れて自分で考え、実行して結果を確認するところまで一貫してできるのが面白いところだと思います。とりあえずやってみて、上手く行ったらもっとやろう!失敗したら次行こう!というとにかく前進マインドです。
求人コンテンツ作りは思っているよりもクリエイティブですよ。
そうは言っても求人じゃないことやってみたいよね…
という方はぜひ次回も読みに来てください!
私は求人の他にもプロジェクトに入っているので、そっちはどんな感じなのか?もさらっと紹介したいと思います。
お疲れ様です!