palplat株式会社が掲げるビジョン、「1人ひとりの価値を最大化し、誰もが自分らしく、輝ける世界を」。
この言葉を単なるスローガンに留めず、社会のインフラとして実装すること。それが私たちの使命です。
今の世の中は、効率化やAIによる代替といった言葉が溢れていますが、その中で「本当に価値を創り出しているのは誰なのか」という問いに対し、私たちは迷わず「人」であると答えます。
コーポレート担当として組織の基盤づくりに携わる中で感じるのが、代表の松田が語る思想には、常に「現場の人間が報われない不条理」への強い憤りと、それを解決したいという切実な願いが流れているということ。
累計4.2億円の資金調達を実施し、急成長を遂げる今、なぜ私たちはあえて「人の力」に賭けるのか。
Wantedly運用開始の第一弾として、松田の原体験から、私たちがテクノロジーという武器を持って見据える未来について語ってもらいました。
目次
原体験から芽生えた“人を輝かせる介在価値”への確信
あらゆる業界で直面した「価値を創る人」が報われない現実
置き換えから証明へ。個の価値を守るAIエージェント
才能を一生モノの資産に。Make Meが証明する介在価値
組織からの解放。自分の市場価値に自信を持って生きる未来
人生を共にする仲間だからこそ。組織の核に"愛"を宿す真意
インタビュアーの編集後記
組織拡大フェーズに伴い、積極採用中!
原体験から芽生えた“人を輝かせる介在価値”への確信
── まず、松田さんの仕事に対する価値観が形成された、一番最初のきっかけを教えてください。
私の原点は、大学時代の3年間を捧げた「PLAZA」でのアルバイト経験にあります。当時、私は化粧品コーナーを担当していたんです。そこで一番嬉しかったのは、自分の接客を通じてお客様がパッと笑顔になり、前向きになって帰っていかれる姿を目の当たりにすることでした。
この経験を通じて確信したのは、同じ商品であっても「誰が提案し、どう関わるか」によって、お客様に届く体験価値は180度変わるということ。いわば「人の力」が介在することで、単なる売買が感動に変わる。その事実に、強い魅力を感じるようになりました。
── 現場での確かな手応えがあった一方で、当時の労働環境についてはどのように捉えていましたか?
表舞台での輝きとは裏腹に、一歩バックヤードに入ると『将来が見えない』『どれだけ努力しても待遇が変わらない』といった切実な悩みが溢れていました。そのあまりに大きな落差を体感し、言葉にできないほどのショックを受けたんです。
これほど高度なカウンセリングスキルを持ち、目の前の人を笑顔にしているプロフェッショナルたちが、なぜ自らのキャリアに誇りや希望を持ち続けられないのか。その埋めがたいギャップに対して、学生ながらに拭い去れない強い違和感を覚えました。
本来、感動の源泉であるはずの『人』が、単なるリソースとして使い捨てられているのではないか。最高のパフォーマンスを発揮している裏側で、成果を生み出している本人が報われない矛盾。
こうした”化粧品・美容業界の悲鳴”を肌で感じた体験こそが、のちに私が社会に対して抱く『問い』の原点となっています。
あらゆる業界で直面した「価値を創る人」が報われない現実
── 学生時代に感じた違和感は、社会人としての歩みの中でどう深まっていったのでしょうか?
新卒で入社した丸井グループでの経験が、一つの決定打になりました。
私は内装工事の設計・施工に従事していたのですが、そこで空間を形にしている職人さんたちが、40代、50代になっても過酷な環境で、どこか諦めたように働いている姿を目の当たりにしたんです。
実際に価値を創り出している本人が、自身の人生を謳歌できていない。その現実に直面し、非常に心苦しく、不条理だという思いが募りました。
本来、成果を生み出している人こそが最も輝くべきなのに、現実はそうなっていない。その後のSBIホールディングスやアクセンチュア時代も、金融、製造、貿易といったあらゆるインダストリーで、驚くほど共通した課題が存在していました。
どこへ行っても、現場の努力や熱量は『調整可能なコスト』としてしか見なされていなかったんです。
── 効率化やDXが賞賛される中で、松田さんは当時どのような危機感を抱いていましたか?
テクノロジーが、人を幸せにするためではなく、人を減らすための道具として語られすぎている点に強い危機感を抱くようになりました。
コンサルタントとして多くのDXプロジェクトに関わる中で、現場のプロが持つ暗黙知や信頼関係といった『見えない価値』を切り捨て、数字上の効率だけを追う風潮を何度も目にしてきたからです。
特に営業職やサービス職の仕事は、顧客の温度感を読み取り、文脈を理解しながら信頼を築いていく極めて高度なもの。しかし現状では、それらが『属人性は排除すべきだ』と一括りにされ、軽視されてしまいがちな側面があります。その結果、現場で価値を創り出している人たちが使い捨てられ、疲弊していくことになるんです。
人が介在するからこそ生まれる文脈や温度感。それこそがビジネスの核心であるはずなのに、可視化できないからという理由で過小評価される。この負の評価構造を壊さない限り、働く人が自分らしく輝ける世界など一生やってこないと痛感しました。
業界の壁を越えて、テクノロジーを『人を置き換えるため』ではなく『人を輝かせるため』に正しく使いたい。そう決意したことが、palplat創業の強い動機になっています。
置き換えから証明へ。個の価値を守るAIエージェント
── 現場の課題を解決するために、palplatはテクノロジーをどう定義しているのですか?
私たちはAIを、人と置き換える存在ではなく、人を『証明』し強化するものだと定義しています。
まず取り組んでいるのは、現場の業務プロセスをAIで高度化し、人間が本来注力すべき仕事に専念できる環境を整えること。これを私たちは『Powered Worker(パワードワーカー)』と呼んでいます。
事務的な作業や非効率なルーチンはAIエージェントに任せ、人間は『顧客と深く向き合い、信頼を築く』。この切り分けの徹底により、人が持つ可能性を最大化させたいと考えています。
── なぜ「AIファースト」ではなく「人ファースト」にこだわるのでしょうか?
テクノロジーはあくまで、人間が持つ『知性』や『ホスピタリティ』をブーストさせるための武器でなければならないからです。
AIが裏側で複雑な処理を完璧にこなすからこそ、人間はより人間らしい仕事── つまり、相手の心に寄り添い、介在価値を発揮することに没頭できる。この調和こそが、次世代の労働市場におけるスタンダードになると信じています。
テクノロジーの進化を、人の尊厳を奪うためではなく、個の価値を最大化するために活用する。それが私たちの揺るぎないスタンスです。
才能を一生モノの資産に。Make Meが証明する介在価値
── その思想を具現化したプロダクト「Make Me(メイクミー)」について詳しく教えてください。
現在は、化粧品・美容業界に特化した『Make Me』を展開しています。
即戦力人材を業務委託で活用できる『メイクミーキャリア』や、多店舗展開を行う企業や美容サロンなどの採用・教育をAIで最適化するSaaS『メイクミークラウド』を主軸に、現場のDXを強力に推進中です。
特にこだわっているのが、独自のメトリクスによるスキルの可視化。例えば接客診断では、ビジネスマナーから技術まで約100項目の評価指標を用い、AIが客観的なスコアを算出します。
現場のプロが持つ素晴らしい『暗黙知』を、誰の目にも明らかなデータとして証明できる仕組みこそが、palplatのプロダクトの核心です。
── 個人のスキルがデータ化されることで、具体的に現場はどう変わるのでしょうか。
企業にとっては、これまで『会ってみないとわからない』とされていた人材の質が事前に把握でき、ミスマッチが激減します。そして何より、働く個人にとっては、自分の実力がどこでも通用する共通言語になることが最大のメリットです。
今後は、美容特化型LLMを用いたパーソナルAI『メイクミーバディ』の実装も進めていきます。
現場で働くワーカーをテクノロジーが24時間全方位からサポートし、その活躍をデータとして着実に積み上げていく。そんな未来を現在進行形で創り出しています。
組織からの解放。自分の市場価値に自信を持って生きる未来
── データの可視化が進んだ先にある、palplatが描く究極のビジョンを教えてください。
組織の評価に左右されることなく、自らの歩みをどこでも堂々と証明できるインフラの構築です。
どれほど卓越したスキルを磨いても、会社を離れた瞬間に評価がリセットされてしまう不条理を、私たちはテクノロジーで粉砕していきます。
働けば働くほど、個人の信頼や実績が『一生モノの資産』として積み上がる。この揺るぎないインフラを実装することで、ワーカー自身が自分の市場価値に自信を持ち、ライフスタイルに合わせた自由な働き方を選べる状態を必ず実現します。
── そのビジョンの実現によって、働く人と組織の関係はどう変化するのでしょうか。
特定の組織に依存せずとも、自らの価値を証明できる武器を持っていれば、人はもっと自由に、もっと誇り高く働けるようになります。
AIを、個人の価値を守り抜く最強の『武器』に変える。それこそが、私たちが社会に実装したい未来の形です。
1人ひとりの価値を最大化し、誰もが自分らしく輝ける世界を創る。この挑戦に、私たちは一切の妥協なく向き合っています。
人生を共にする仲間だからこそ。組織の核に"愛"を宿す真意
── ミッションの実現に向けて、palplatはどのようなチームでありたいと考えていますか?
palplatの核にあるのは『Lead with Love(愛を持って向き合う)』というバリューです。
これは単に仲良く過ごすという意味ではありません。
人生の多くを占める“働く時間”を共にする以上、仲間の人生や成長に対してどこまでも真剣でありたい。そうした想いから、ときには本質を突く厳しい議論を交わし、泥臭く支え合う関係を理想としています。
私自身が大切にしてきた『狭く、深く』という人間関係の温度感を、そのまま組織のコアに宿したい。その一心で、単なる仕事仲間という枠を超え、互いの人生に深く関わり、信じ合える関係性を育んでいます。
そんな体温のある組織を築くことこそが、palplatの目指す姿です。
── 仕事に向き合う姿勢として、特に大切にしている文化はありますか?
私たちが徹底しているのは『Think Deep / Drive Forward(深い思考を持って、やり切る)』という姿勢です。
単に目先の数字や結果だけを追うのではなく、なぜその結果に至ったのかという『理由』をどこまでも深掘りする文化を重視しています。一見遠回りに思えても、本質を問い続けるプロセスこそが、最強のチームを創り、最高に研ぎ澄まされたプロダクトを生む土壌になると確信しているからです。
お互いの可能性を信じて挑戦し、共に学び続ける。そんな『世界一働きたい場所』を、まずは自分たちの手で体現したい。その熱量こそが、業界を横断してイノベーションを起こす原動力になると信じて、私たちは日々情熱を注いでいます。
── 最後に、これから出会う未来の仲間へメッセージをお願いします。
palplatが目指しているのは、単なる業務効率化ではありません。
テクノロジーの力で個人の歩みを資産化し、誰もが自らの価値を証明できるインフラを創り上げること。そして、誰もが自分らしく輝ける世界の実現に、私たちは本気で向き合っています。
今、palplatは組織が拡大し、業界のデファクトスタンダードを書き換えようとするエキサイティングなフェーズにあります。
もしあなたが、現在の社会構造や評価の在り方に拭いきれない違和感を抱いているなら。自分の介在価値を信じ、それをテクノロジーの力で世界に証明したいと願っているなら。ぜひ、私たちと共に挑戦しませんか?
難易度は高いですが、その先にあるのは、誰もが自分の仕事と人生に誇りを持てる未来。
熱量と志を持ったあなたと、新しい景色を見に行けることを心から楽しみにしています!
インタビュアーの編集後記
今回の取材を通じて何より印象的だったのは、松田が語るAIや効率化といったロジカルな話のすぐ隣に、常に「現場で働く誰か」の存在が置かれていたことです。
最先端のテクノロジーを語りながらも、その視線は常に、カウンターで接客に励むプロフェッショナルたちに向けられていました。
彼にとってのAIは、単なる利便性のための道具ではなく、頑張っている人が正当に報われるための「武器」。その一貫した想いに、palplatという組織が持つ独自の体温を感じます。
「愛を持って向き合う」というバリューは、決して単なるスローガンなどではありません。真っ直ぐな語り口から伝わってきたのは、松田の言葉の端々に宿る、強くて優しい意志そのものでした。そして、その意志が、組織の意思決定やプロダクトの細部にまで深く浸透していることを、今回の対話を通じて確信しています。
高い目標に挑みながらも、決して“人”の尊厳を忘れない。そんなpalplatという場所が、これからどんな景色を実装していくのか。
組織が持つ温かさと、業界を塗り替える圧倒的なエネルギー。その両方が同居するこの場所で生まれる未来が、一人目のコーポレートメンバーとして、そして何よりpalplatの一人のファンとして、心が躍るようなワクワクを感じています。
組織拡大フェーズに伴い、積極採用中!
palplatでは現在、営業、マーケティング、エンジニアなど、全部門で新しい仲間を募集しています。
「今の評価制度に疑問がある」「人の介在価値を証明するプロダクトに携わりたい」「お互いをリスペクトし合える環境で、本来の仕事に集中したい」。
そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度カジュアル面談にてお話ししませんか?
あなたが palplatで最高に輝けるよう、私たちも愛を持って向き合います!