今回は、社員インタビューの記念すべき第一回として、レルモのCTO(最高技術責任者)である末安允央(すえやすみつひろ)さんにお話を伺いました。
「レルモが求めるエンジニア」「CTOが描く開発チームの展望」など、たくさんのことをお話いただいたので、是非ご覧ください!
目次
Q.まず、これまでのキャリアとレルモに入社した経緯を教えてください。
Q. 自身としてどのような技術戦略を描いていますか?
Q. 現在の開発環境について教えてください。
Q. 技術選定で重視していることは何ですか?
Q. どのようなエンジニアが活躍していますか?
Q.レルモで働く魅力と難しさを教えてください。
Q. 今後の展望を教えてください。
Q. どのような方と働きたいですか?
⑨ 応募者へのメッセージ
Q.まず、これまでのキャリアとレルモに入社した経緯を教えてください。
はじめは、SIer・Web制作会社のエンジニアとしてキャリアをスタートしました。
その会社では、要件定義からインフラ構築、フロント・バックエンド開発・・・と上流から下流まで一通り経験することができました。
ただ、その中で「技術だけでなく、事業の文脈で判断できるエンジニアが少ない」という課題を強く感じるようになりました。
エンジニアである以上、技術はたしかに重要ですが、クライアントにとって「本当に価値あるサービスを作れるか」が問われると考えています。
技術と経営を近い距離で動かせる場を自分でつくりたい‐‐‐それがレルモに入社した理由の1つです。
受託開発で「作って終わり」にするのではなく、クライアントの事業そのものに踏み込んで、+αの価値を出していきたいと考えています。
Q. 自身としてどのような技術戦略を描いていますか?
「特定技術への過依存をつくらない」ことを基本方針にしています。
現在はAWS・ECCUBE・WordPressを中心に複数クライアントの開発・インフラを支援していますが、技術はあくまで手段です。
一方で、AIを活用した開発効率化や、SaaSプロダクト支援など、クライアントの投資対効果を最大化する提案力を技術戦略の軸に据えています。
社内でも見積・仕様・インフラ設計をセットで動かせる体制を整えることで、上流から実装まで一気通貫で価値を出せる組織にしていきたいと思っています。
Q. 現在の開発環境について教えてください。
インフラはAWS(EC2・RDS・CloudFront・ALB・WAFなど)が中心で、モニタリングにはPrometheus・Grafana・Uptime Kumaを活用しています。
アプリケーション層はWordPress・Laravel・静的サイト生成(Pug/PowerCMS)など、案件特性に応じて選定しています。
開発フローはGitベースで、ドキュメント・見積はExcel・Word・figmaを使い分けています。
まだ大企業のような整備されたCI/CD環境とは言えませんが、だからこそ「仕組みを自分でつくれる人・つくっていくのが好きな人」が活躍できる環境です。
Q. 技術選定で重視していることは何ですか?
「3年後も担当者が困らないか」を最も重視して選定しています。
その時流行っている技術を安易に使うなどはせず、クライアントの運用体制・予算・引き継ぎリスクを鑑みながら、クライアントにとって最善の技術を優先します。
たとえばCMS選定ひとつでも、ランニングコスト・多言語対応・サポート体制を費用対効果で比較し、根拠を持って提案します。
また、外部要件が絡む案件では、技術要件と調達要件を同時に整理する必要があるため、技術選定を「提案設計の一部」として捉えるようにしています。
Q. どのようなエンジニアが活躍していますか?
活躍しているエンジニアには様々なタイプがいますが、概ね共通しているのは「他の人の作業も頭に入れられるエンジニア」と言えます。
たとえば、実装中に仕様が抜けていると気づいたとき、黙って作業を止めるのではなく、クライアントへの確認や設計の修正まで自分ごととして動ける人です。
小規模な組織なので、コードを書く人がそのまま設計レビューや進捗管理にも関わることが多いです。
技術力と同じくらい、「状況を言語化して共有する力」を大切にしています。
報告・連絡・相談の文化は、まだ途中 ですが真剣に育てようとしています。
Q.レルモで働く魅力と難しさを教えてください。
レルモで働く最大の魅力は、1つの案件で「提案書・要件定義・設計・インフラ・実装」まで自社が関われることだと考えています。
SIerでは担当領域が細かく分割されており、なかなかプロジェクト全体を見渡せませんが、レルモでは技術の判断が事業の判断に直結する場面が多く、仕事の手応えが具体的かつ直接的です。
一方で、「明文化されない曖昧さ」や「突然の仕様変更などに対する柔軟性」を求められるのは難しさと言えるかもしれません。
提案から携わっていく過程で、クライアントの要件が途中で変わったり、仕様がしっかり固まる前に大枠で動き出すことも多々あります。
あらかじめ完璧に決まったものをしっかり作ることが好きな人や、余白のようなものを楽しめる人でないと、やりづらさを感じるところはあるかもしれません。
ですが、根拠と説得力があればアイデアや意見を取り入れられてもらえることが多く、「主体的にプロジェクトに関わっていきたい」人にとっては最高の環境と言えると思います。
Q. 今後の展望を教えてください。
短期的には、複数クライアントの運用・開発を安定して回せるチーム体制を整えることが最優先です。
まだまだ発展途上の組織のため、どうしても属人的になってしまう場面が出てきてしまい、安定しているとは言えないのが実情です。
まずは、チームの基盤をしっかり整え、メンバーが安心して働くことのできる環境を作っていくことが目標です。
中長期では、受託開発で蓄積した業界知識をもとに、特定ドメイン(医療・美容・物流など)向けのSaaSプロダクトを自社で育てていきたいと考えています。
すでにいくつかの案件でプロダクト設計に踏み込む機会があり、そこで得た知見を活かせないかということを試行錯誤している段階です。
「技術で稼ぐ会社」から「技術で事業をつくる会社」への転換が、今後のテーマだと考えています。
Q. どのような方と働きたいですか?
技術力は大事ですが、それよりも「誠実さ」がある人と働きたいと考えています。
わからないことをわからないと言える人、進捗が遅れそうなときに早めに声を上げられる人、こういった人とは一緒に働きたいです。
スキルは一緒に伸ばすことができますが、情報を抱え込む癖や、確認を後回しにする習慣はそう簡単には改善できません。
特にレルモのような小規模チームでは、1人の抱え込みや確認不足で全体に影響が出てしまいます。
それ以外では「なぜこの技術を選ぶか」を自分の言葉で根拠を持って話せる人はいいなと思います。
レルモは設計段階からクライアントと関わる機会が多いので「言われたからやる」「今流行っている技術だからなんとなくやりたい」といった曖昧な言葉では、クライアントを納得させることはできません。
自分の言葉で説明し、自分で考えて動ける人と一緒に仕事をしたいと思っています。
⑨ 応募者へのメッセージ
レルモはまだ小さい会社ですし、整備されていない部分もたくさんあります。
ただ、その分「自分がつくってきた」という実感が残りやすい環境だとも思っています。AWS・ECCUBE・WordPress・見積・提案と、一人が幅広くカバーする場面が多いですが、それを「しんどい」ではなく「面白い」と感じてくれる方に来ていただけると嬉しいです。
まずは気軽に話を聞きに来てもらえると嬉しいです。
レルモでお待ちしてます!