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【平 行秀代表取締役社長】創業インタビュー(前編)起業の想い

こんにちは。アドバイザーナビ株式会社の広報担当です。
今回は、代表取締役社長の平さんにインタビューをしました。

どんな想いで創業したのか、どんな人が働いているか、これから転職を始めようと思っている方にぜひ読んでいただきたいです。※(前編になります)


まず経歴から教えてください。

新卒で野村證券に入社して、新宿と滋賀県大津の営業店で富裕層を担当しました。その後、海外トレーニー制度で1年間、ロンドンで勉強し、帰国してから埼玉の支店に配属され、そこで起業を決意し、退職しました。


大学時代はどのように過ごしていましたか?


大学1.2年生の頃はサークル活動に没頭していました。テニスサークルとスノーボードサークルの立ち上げをしまして、毎日サークルのメンバーと遊んでいました。大学3年から大学生活を見直し、研究活動に没頭するようになりました。研究は金融史や国際金融論などを専攻、4.5本論文出して論文大会で全国優勝したり、各大会で賞を取ったりするなど大学生活後半は真面目に勉強していました。


そこからなぜ証券会社に就職したのですか?


証券会社というよりも野村證券で営業をやりたいから野村證券に就職したという感じです。私が就職活動をしていた時代は、野村證券が日本で一番きついと噂されておりました。どうせ社会人やるのであれば、一番厳しいと呼ばれる環境に身を置きたかったという理由です。



証券会社から独立して起業を志したきっかけはなんですか?


2018年、2019年頃から同期や先輩など周りのみんなが急激にIFAになっていきました。「こんなに人が流入していく業界であれば絶対産業として伸びていくだろうと」思って、勢いで起業したのが本音です。そこで自分がIFAとして独立するのではなく、起業を選んだ理由は、影響度合いの問題でした。

例えば自分が日本料理の料理長だったとして、飲食業界を変えてやると思ってお店を出してミシュラン3つ星もらったとしても、自分や自分の周りは幸せになりますが「日本の飲食業界」は変わらないと私は思っています。しかし、食べログなどの飲食店プラットフォームの登場は劇的に日本の飲食業界を変えたと認識しております。

金融にはそういった食べログのようなプラットフォームがないので、自分がアドバイザーとして自分のお客様を幸せにできる人数よりもプラットフォームを作って日本の金融を変えていく方が影響度合いが大きく、楽しそうであると思ったので起業しました。




なぜIFAは普及しないのでしょうか?


今、IFAは普及し始め所で、業界の過渡期だと思っています。普及に対して明確な定義は難しいですが、今後間違いなく増えていくとは思っています。

実際に足元で、外務員の人数は増えていてそれに準じてお客様がついて行っています。現在、外務員が約8万人いるうちの約5000人がIFAで、これが時間と共に1万人、1万5000人と増えていくであろうと考えています。私の予測では、2026年にIFAは8500人、2030年に1万5000人くらいになっているのではないかと考えています。外務員の人数も増え、IFAって言葉が世に馴染み始めるとお客様もIFAが普通になっていくのではないでしょうか。ですから、時間の問題ではないかと思います。


なぜ社名をアドバイザーナビ株式会社としたのですか?


我々はビジョンを達成するための一つの解決策として、「投資家がアドバイザーを選んでいく仕組みがあれば良いのではないか」と考えました。それをやり切るという気持ちを込めて「アドバイザーをナビゲーションする」という意味でつけました。



「投資家が主語となる⾦融の世界を作る」というビジョンの意味合いはなんですか?


日本の金融機関は投資家の満足度が非常に低いというのが現状です。なぜかというと、資産アドバイザーの方が投資家に対して会社本意で商品を売ったり、会社都合で転勤して行ったり、アドバイザーの知識レベルが投資家のニーズにマッチしていないケースがあったりと、投資家主導というより、金融機関が収益を効率良く稼ぐためだけの構造になっています。

他方で「人生において大切なもの」を扱う仕事はたくさんありますが、弁護士や医者であっても〇〇専門と掲げている人が多いのに対し、金融は「なんでもできます」という人が多いです。私は「何でもできますと言う人程、何もできないのではないか」と考えており、やはり各人が専門性を打ち出し、その専門家を投資家から探せるような、投資家発のインフラが必要であると思います。その世界観を実現していきたいと考えています。

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