やさしいAI研究所では、
「人に寄り添うAIとは何か」をテーマに研究と開発を進めています。
AIというと、文章を作ったり質問に答えたりと、
便利なツールとしてのイメージが強いかもしれません。
ですが私たちは、
もう少し違う視点からAIを考えています。
AIは“答えるだけ”でいいのか
現在のAIは、多くの場合
人からの入力に対して答える仕組みになっています。
質問すれば答える。
指示すれば文章を作る。
もちろんそれはとても便利な技術です。
ただ、人と人のコミュニケーションを考えると、
必ずしもそれだけではありません。
人は相手の様子を見て
「どうしたの?」と声をかけたり、
何を考えているのか想像したりします。
相手の言葉だけではなく、
その背景や状況を考えながら関わる。
そうしたやり取りが、
人と人の関係の中には自然に存在しています。
そうしたやり取りを、AIでもできないのか。
そこから、やさしいAI研究所の研究が始まりました。
AIが人の状態を考える
私たちが研究しているのは、
AIが人の状態を考えながら関わる仕組みです。
たとえば、
この人は今どう感じているのだろう。
何か困っていることはないだろうか。
どんなサポートが必要なのだろうか。
そうしたことをAIが考え、
必要に応じて問いかけたり、サポートしたりする。
人が一方的に指示を出すだけではなく、
AI側も主体的に関わる関係をつくれないか。
そんなテーマで研究を進めています。
人とAIの関係を、
単なるツールと利用者という関係ではなく、
もう少し自然なコミュニケーションに近づけていく。
その可能性を探ることも、
この研究の大きなテーマのひとつです。
研究から実装へ
やさしいAI研究所では、
大学との研究連携も行いながら
こうしたテーマに取り組んできました。
そして現在は、
研究してきた考え方をもとに
実際に使える形へ落とし込むプロセスを進めています。
まだ試行錯誤の途中ではありますが、
テストや検証を繰り返しながら
少しずつ形にしているところです。
研究として終わるのではなく、
実際の社会の中で使われるものとして
どのように実装していくのか。
その部分も含めて、
現在取り組んでいる重要なプロセスです。
AIと人の関係を考える
AIというと、
効率化や自動化のための技術として
語られることが多いかもしれません。
ですが私たちは、
AIが人を管理する存在ではなく、
人を支える存在になる可能性もあると考えています。
人の頑張りを見つけたり、
気づいていない可能性を引き出したり、
そっと背中を押すような存在。
そんなAIのあり方も、
これからの社会には必要なのではないかと思っています。
AIと人がどのように関わるべきか。
その関係をもう一度考えながら、
私たちは研究と開発を続けています。
やさしいAI研究所では、
人に寄り添うAIとは何かを考えながら、
研究と開発を進めています。