こんにちは、東急株式会社「URBAN HACKS」採用担当です。
URBAN HACKSは、交通・不動産・生活サービス・ホテルなど多様な事業を持つ東急グループが、街づくりのDXを推進するために2021年7月に発足した組織です。
今回は、東急グループ横断の顧客データ活用を支える共通基盤づくりに取り組む、テクニカルPdMの税所さんに、現在の仕事内容や働き方、URBAN HACKSで働く魅力を伺いました。
プロフィール
税所 恭平(さいしょ きょうへい)
2024年4月、URBAN HACKSにジョイン。前職ではソフトウェアエンジニアや開発プロジェクトマネージャーなどを経験し、現職に至る。趣味はスノーボードとジャズピアノ。
共通基盤で、東急グループ全体の顧客体験を変えていく
ーまず、税所さんが担当されているプロダクトについて教えてください。
現在は、鉄道、不動産、小売など、東急グループの複数事業にまたがるお客様のデータを紐づけ、横断的に分析・活用するための共通基盤の構築を担当しています。事業ごとに異なるシステムやデータをつなぎ、グループ全体でよりよい顧客体験を提供できる状態を目指しています。
お客様一人ひとりに合ったサービスを提供し、東急グループとの長期的な関係性をより良いものにしていくうえで、非常に重要な取り組みです。会社のDX戦略の中心の一つでもあります。
ーその中で、テクニカルPdMはどのような役割なのでしょうか?
主な役割は、プロダクトを成長させるための打ち手を定義し、ビジネスサイドと実現可能性や優先順位をすり合わせながら、エンジニアが実装に着手できる仕様に落とし込むことです。
加えて、開発スケジュールの管理や品質保証、進捗報告といったプロジェクトマネジメントも担っています。テクニカルPdMとして、アーキテクチャ検討や実装レビューなど、技術的な意思決定にも関わっています。
ー確かに、守備範囲が広いですね。多様な事業を展開している東急グループで、お客様データの「共通基盤」を構築していくのは、難易度も高そうです。
そうですね。各事業の状況を理解したうえで、それぞれに最適なアプローチを考える必要があるところは大変です。
東急グループは幅広く事業を展開していて、一つひとつの事業も歴史があり規模も大きい。
そのため、一つの事業だけの最適解を追求しても、「その要望は他のプロダクトではどうなのか」「全体で見たときに本当に良いのか」という視点がなければ、グループ全体としての価値にはつながりません。
個別最適と全体最適のバランスをどう取るか。すべてを定量的に判断できるわけではない中で、グループ全体としてどのように価値を出していくのかまで考える必要があります。
一方で、一つひとつの事業に多くのお客様がいてくださるからこそ、東急グループには多くの顧客接点があります。そのデータを活用して顧客理解を深めることは、事業成長や街づくりに大きなインパクトをもたらせる。そこは間違いなく、この取り組みの魅力だと思います。
本質的な課題解決に集中できる働き方
ー普段の働き方についても教えてください。
税所: 成果物のレビューやエンジニアとの仕様相談など、基本的にはSlackなどを使って、非同期で進めることが多いですね。
もちろん、必要に応じて会議は行います。ただ、その会議は意思決定のためなのか、情報共有のためなのか、課題を整理するためなのか。毎回目的を揃えてから進めるようにして、「何のための会議だったっけ」とならないように意識しています。
ー効率的に働くことを意識されているんですね。
そうですね。限られた時間の中で生産性を高める必要があるので、そこは意識しています。そういう意味では、URBAN HACKSは効率的に働ける環境が整っているように感じます。
たとえば、フルリモート勤務が認められており、出社の必須日はありません。私自身は週1回程度出社していますが、基本的には自宅で業務を行っています。
また、Claude CodeやGitHub CopilotなどのAIツールも導入されており、エンジニア以外の職種でも活用できる環境が整っているのはありがたいですね。
ーどのようにAIツールを活用されているのでしょうか。
要件作成や成果物レビュー、定型業務の自動化など、さまざまな場面で活用しています。分析ダッシュボードのモックを作ったり、簡単な開発業務を任せたりすることもあります。
特に助かっているのは、報告資料の作成です。共通基盤は、社内の多様な部署・レイヤーに影響するため、幅広い相手に報告する必要があります。まずAIに取り組み内容を事実ベースで整理してもらい、相手に合わせてフォーマットを変えてもらっています。
AIに仕事を委譲することで、「何を作るのか」「誰にどんな価値を届けるのか」を考える時間を最大化できます。
PdMにとって本質的な問いに向き合う時間を増やせることは、AI活用の大きな価値だと思います。
不確実性を楽しみ、自律的に動ける人へ
ー最後に、URBAN HACKSにはどのような人が向いていると思いますか?
一言で言うと、不確実性を楽しみながら、自律的に動ける人だと思います。
URBAN HACKSは、マネージャーを置かない自律分散型組織です。そのため、上司から明確な役割を与えられるのを待つのではなく、自分で仕事や役割を定義し、周囲を巻き込みながら進めていく姿勢が求められます。
共通基盤も、これから実利用を拡大していくフェーズです。これだけ多様な事業と顧客接点を持つ企業で、グループ横断の共通基盤をつくっていく機会は多くありません。
だからこそ、試行錯誤しながら必要な役割を考え、自ら担いながら前に進めていける人にとっては、とても面白い環境だと思います。私自身も、そこに大きなやりがいを感じています。
東急グループの変化を、自らつくっていく
今回の税所さんのお話から見えてきたのは、技術を理解し、事業を理解し、役割の境界を柔軟に越えながら、グループ全体の顧客体験をより良くしていこうとする姿勢です。
東急グループには、多様な事業とリアルな顧客接点があります。その一方で、まだ活用しきれていないデータや、これから整えていくべき仕組みも多くあります。だからこそ、自ら課題を見つけ、周囲を巻き込みながら新しい価値を生み出していく余地があります。
この記事を読んで、「この環境で挑戦してみたい」「自分の経験を活かして貢献できるかもしれない」と感じた方は、ぜひ一度URBAN HACKSの採用ページをのぞいてみてください。