新卒で大手メーカーに入社後、VOLLECTにジョインして早4年目。
採用コンサルとして現在はリーダー職に昇格して、歴代最多のMVP取得を更新中の浅香さん。改めて、「採用コンサルタント」の仕事の魅力や仕事の面白さについて詳しくお話を伺いました!
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Q:まずは、簡単に自己紹介をお願いします。
1995年8月神奈川生まれ。2018年法政大学国際文化学部卒業後、YKK株式会社へ入社。
9ヶ月間の工場研修後、自動車シートメーカー向けの営業担当となり、車載向け製品の提案活動を行う。
その後、VOLLECTからのスカウトをきっかけに、2021年3月にVOLLECTへジョイン。中途採用コンサルを経て、現在は新卒採用チームリーダーとして勤務している。
趣味は、楽器演奏、読書、お酒。
Q:現在はどんな業務を任されていますか?
採用コンサルで、新卒採用チームリーダー職をしています。
2021年に入社してからは中途の採用コンサルを行なってましたが、新卒の案件が増え、それ以降かれこれ専任で3年ほど行っております。
Q:仕事で大切にしていることは?
お客様と接する前に、事前に業態、仕事内容などをHPやIR、さらに会社の口コミ情報など隅々まで調べつくし、自分の中で腹落ちするまでしっかり調べた上でMTGに臨むようにしています。
また、これまでのダイレクトリクルーティング支援の経験と社内のリソースを最大限生かして、お客さんが求めているオリジナルの答えを出すようにしています。
浅香としての答え、そしてVOLLECTとしての答えを掛け合わせて自分なりの仮説を作り、その場で答えを出すことを大切にしながらお客様に「実直に」向き合っています。
夏目:なるほど。その日々の積み重ねのお陰もあり、担当クライアントで累計で採用決定が決まった数が147名決まりましたね。
採用コンサルタントという仕事について思うことは、TOBのビジネスモデルでありながら、
多くの企業の人事部の方々と仕事をし、かつ一人一人の人生を左右するような物事に関われているのってなかなかないことだし、VOLLECTだからこそ、叶えられることですね!
浅香:そうですね、常にクライアントファーストで課題を解決に導くために、これまでのノウハウを投入して、クライアントに選択肢を提示する。そしてその企業の採用力が上がるように道筋をつくって上げて、クライアントが自己決定していく流れを意識しているのも大きいですね。
Q:採用コンサルタントという仕事は、浅香さんにとってどのようなもの?
人が丁寧に想いを込めて書くことでの魅力、見栄え、ワードセンスというのは、AIにとって変えられないものだと思います。ある意味人間でなくてはできない仕事をしているし、
文面の文字の強さや配置の微妙なニュアンスは、AIではできないと思います。AIは綺麗に見せることはできるけど、何が良いかまでは判断できないですからね。
デジタルマッチングが流行る中で、そのような「人間味」を持ち合わせている部分が、社会へのインパクトが大きいと感じます。
細かくいえば、文字の形がよい。カタカナや漢字一つとっても、見やすさやこの場所でこの文字を使ったら、心に響く、などといったことは、AIに判断できない。
些細なことで人の心を動かすことができる、ある意味ロマンチックな部分もあると思っていて、
ここは、対人間しか持ち合わせない領域であり、楽しさでもあると思います。
夏目:コンサルタントの仕事は、「戦略」「戦術」を考え、スカウト文面を送付する「実行」と分かれますね。
「実行」部分も一気通貫で行うことはありますが、それは契約しているアトラクターさん(業務委託や副業の方)に依頼することが多いため、クライアントからヒアリングしたものをどのような文面で構成するか含め密に連携をしていくのもVOLLECTならではのビジネスモデルだと思います。
Q:これまで新卒採用支援を通じて、忘れられない出来事はありますか?
「これだけやり尽くしてくれる人はいない」
「最善を尽くしてくれてありがとう」
と言われたことです。そして更に「次発注するならまたあなたに頼みたい。」と言われたことが本当に嬉しかったですね。効果が読めないサービスではありますが、こちらとしても実直にやり続けたことが、相手にも伝わり、個人レベルで信頼されたことは今でも思い出すと嬉しいです。
あとは、ある企業で、当社のサービスの導入を考えている企業があったのですが、ヒアリングを重ねる中でどうしても当社のサービスでは採用成功が見込めないと思った企業がありました。導入すればもちろん当社として利益はでるのですが、相手の企業にとって最善ではないと判断。お客様にも誠意を持って説明し、その時は導入を見送りました。しかしその後も、その企業様とは情報交換を継続的にしており、何かあれば自分に相談してくれるまでになっているのがありがたいですね。
夏目:まさに、当社のパーパスである「ダイレクトリクルーティングで採用の在り方をRe:デザインする100年パートナー」を体現してますね!
単に採用決定だけ追うのではなく、ダイレクトリクルーティングを通じて、生涯に渡ってお客様に寄り添い伴走し続けることをまさに体現していますね。
浅香:はい、人として不誠実なことはしない。シンプルにこれに尽きると感じてます。
Q:企業の採用支援を行うってとても意義ある仕事ですし、求められる能力も高そうに思えるのですが、向いている人ってどんな人でしょうか?
一つは、「効率化」を突き詰めすぎない人もある程度必要かなと思っていて、
「人間味」があって行動力(要は量をしっかり担保できる方)がある方も必要だと感じてます。
仮説を立ててまずは行動してみて、間違えたら早めに軌道修正して改善に取り組む方が、何倍も成長していくんですよね。
その意味でVOLLECTの中途・新卒の採用時に共に大事にしている「素直さ・誠実さ」はやはり大事だと思います。ま、いまだにクレームくるととてもビビっちゃいますが(笑)、その後まで誠意を持って真摯に向き合って仕事をしています。
Q:ありがとうございます!採用コンサルとして入社した場合、どんなスキルがつくと思いますか??
VOLLECTでは、日常的に同じお客様とやりとりし、仕事をしていくので圧倒的なクラアントワークの能力はつくと思います。
ある意味、VOLLECT自体の知名度も全然認知されていない状況なので、評価をされるのは良くも悪くも個人として、評価される。
そのために、どうすればこのお客様に信頼してもらえるか?魅力的な提案ができるか?を突き詰めることができると思います。
もちろん、一人前になるまでには、私も含めたリーダー/先輩社員がしっかりとフォローしているので、プレッシャーには感じすぎないでください(笑)
Q:これまで多数の企業の支援をしてきた浅香さんですが、「採用力」があるなぁと思った企業はどんな企業ですか?
採用は、数の最大化ができるのが一番の理想なのですが、マーケットによっても非常に左右されるので何とも言えないのですが、その中でも「採用力のある企業」というのは、
人事が一人一人のことを思って、できる限り個別対応できる動き方ができるか、ちゃんと企業から「この人に来てほしい」という意思と行動を示せる会社は強いですよね。
「本当に向き合う覚悟があるか」が結構問われると思います。
Q:最後にご自身の今後のキャリアについての展望とメッセージを教えてください。
新卒の領域に加えて、事業開発をやってみたいという想いはあります。
やはり自分が最初に手がけた新卒支援の事業を大きくしていきたいですし、新卒スカウトのマーケットが大きくなってきつつある今、VOLLECTの立ち位置を明確化して、ダイレクトリクルーティングといえばVOLLECTというポジションを新卒でもとっていきたいですね。
最後にメッセージを。
創業時に比べ、今が一番社内の体制も整い、戦略的に目指す目標へ向かって舵を切っている状態と捉えてます。なので、ここからぐんぐん伸びる1年だと思ってます。
4年間の中で伸びる要素が揃っていると感じるし、これまでと比べて戦い方が全然違うと感じます。
向いている方向が一緒である今、この船に乗ると楽しいよ!と言いたいですね!
夏目:ありがとうございました^^