ビズリーチやWantedlyなどで、企業からスカウトを貰った経験はないでしょうか。
スカウトサービスを上手に用いれば、自分から大量に存在する求人を探しに行くことなく、効率的に転職活動を行うことができます。
誰もが知る大手企業では、1つのポジションで10通以下しかスカウトを配信しないことも。送信先をしっかりと精査してから配信し、その中から必ず内定を出し、入社者を出すという効率的な会社もあります。
そんな貴重なスカウトをもらうことができれば理想的ですよね?
普段は80社以上のスカウト代行で培った知識を活かし、企業向けにノウハウを紹介するメディアを運用する弊社ですが、今回は、Wantedlyを利用されている皆さんへ、「スカウトサービスの有益な活用方法」や、「スカウト送信の裏側」をお届けします!
スカウトサービスを使い始めるタイミング
転職活動を考えていない時から登録しておくと良いでしょう。
登録しておけば、自分の職歴・学歴の場合どのような求人からスカウト来るかという情報収集になりますし、自分の市場価値を知ることにもつながります。
また、転職活動を始めたタイミングで登録すると、いつまでに転職を終えなければならないという期限を意識しすぎて、妥協して転職先を決めてしまうケースが見られます。
しかし、転職を考えてない時から登録し、しっかりと希望条件を書いておけば、希望通りのオファーが来る可能性が高くなります。
基本的に登録は無料ですので、転職活動をする前から色々なサービスを使ってみて、本格的に転職活動を始めたときに特によく使うサービスを決めるのがおすすめです。
勤務先にバレる心配はない?
自分の勤務先がスカウトサービスを使っていたとしても、基本的に自社に所属している社員は検索結果に出てこない設定になっています。そのため、バレる心配はありません。
もし仮に見つかってしまったとしても、仕事のリサーチ程度に登録してますと言うこともできますので、過度な心配はいらないでしょう。
どのスカウトサービスを利用するべき?
「どのような会社からスカウトをもらいたいのか」を考えながらサービスを選ぶべきでしょう。
例えば、人材紹介の会社(エージェント)からスカウトをもらいたい場合は、ビズリーチやAMBIなどを利用すると良いです。
ベンチャー企業を志望する場合はWantedlyが外せません。
エンジニアはGreenが有名ですが、自分の技術力を見て欲しい場合は、経験の深さをアピールできるpaizaやForkewellがおすすめです。
これだけを使っておけばOKというサービスはまだないので、繰り返しになりますが、本格的に転職を考える前に幅広いサービスを利用し、各サービスでどのようなスカウトが来るのか確かめてみることをお勧めします。
自分に合ったスカウトを受けるには?
1つ目は、プロフィールを充実させることです。
あまり意識されませんが、企業が1通スカウトを送るのにはコストがかかっています。プロフィールの情報が薄いと、企業側からすると本当に転職する気があるのか疑ってしまいます。さらに、経験がわからないので、能力があったとしても、スカウト対象になるのかがわからず見送ってしまうケースがあります。したがって、職務経歴書は充実させておくべきです。
<プロフィールに書くべき項目>
・居住地(or希望勤務地)
・年齢
・学歴(学校名も必須、高校名の記載があるとベスト)
・出身企業名(特に新卒入社企業と現職企業)
・ご自身の希望(最低限、業種や職種、年収は欲しい)
・今まで担ってきた業務内容(年数もあるとベスト)
2つ目は、スカウトが欲しい業界やポジションをしっかりと書くことです。例えばwantedlyは「これからやりたいこと」があるので、そこを埋めると良いでしょう。
どんなサービスでもそのような欄はありますし、実際に書く人も増えてきています。これを記載することで、より自分が求めるスカウトをもらえることができますし、記載している内容が全く無視されたスカウトは一括送信だと考えられます。一括送信だと内定が出る可能性は低いので、返信しても無駄だということを把握できますよね。
しかし、なかなかスカウトが来ない場合は、希望条件を緩めるなどして対応しましょう。
テンプレ・大量送信を見極めるコツ
個人名や大学名や直近企業名などが入っている場合がありますが、これらはショートコードというものを入れることで機械的に挿入できるため、大量送信の可能性が捨てきれません。
しかし、「あなたのこの会社でこういう業務を経験されて、次の会社でこのような経験をお持ちでしたので、スカウトを送りました」という内容が書いてあると、1人1人カスタマイズして送っている企業の可能性が高いです。
細かくカスタマイズしている企業は、スカウトを大量に送ることができません。スカウトは迷惑メールに近い存在と思われがちですが、実際弊社が担当している企業では、職務経歴書を1人当たり5-10分見て、自社にフィットする人材であるのかを議論した上で配信を行っています。
こういったメールであれば一度返信してみるのをおすすめします。メールに返信をしても、すぐに本選考ではなく、企業のアピールが目的のカジュアル面談を行う企業が多いので、安心して返信しましょう。
まとめ
①本格的な転職活動のタイミングより前からスカウトサービスを使い始め、自分に合ったスカウトサービスを厳選して活用していく
②職歴や自分の希望をしっかりと書いた上で、自分に合ったスカウトをもらう
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