【社長インタビュー】目指すのは”ここでしか体験できない”文化を継承し続ける会社
「飲食ビジネスを通してみんなをハッピー」に。
ウェイブズでは、HPで、募集原稿で、さまざまな場所でこんな謳い文句を掲げています。
このキーワードの源となるのは、代表多代(たしろ)の考え方。
今回は社長インタビューを通してウェイブズがどんな会社なのかを知っていただけたらと思います!
「飲食=幸せな空間」そんな場所をつくれる仕事って、純粋にいいなって。
Q.社長はどんな思いでウェイブズを立ち上げたんですか?
もともと飲食が好きだったんです。食べたり飲んだりしている瞬間って幸せじゃないですか。そんな素晴らしい場所をつくる仕事ができたらハッピーだなと思ったんです。
お客様にとってもハッピーで、働く人にとってもハッピーで。そんな風に関わる人みんなが幸せを体験できる会社・お店になれたら最高だな、と。
Q.いい会社をつくるために力を入れていることはありますか?
飲食の現場って、おおむね飲食が純粋に好きでやっている人が多いんですよ。でも給与が安かったり、休みが少なかったり、問題はたくさんあるなと思っていたし、待遇・条件面の難しさは他店の経営者にもよく話を聞いていました。
だから最初は、待遇面も含め少しでも他の飲食店より抜きん出た会社にしたいと思ってました。
でも良し悪しの価値観は人によって違うから、誰もが満足する環境をつくるのって相当難しいなと。なので今では「これが良い」っていう価値観が合った人が集まって、その人たちがみんな幸せになれるように待遇面の改善などに取り組んでいます。
あとは個人的に『人によって接し方を変えない』ということはずっと大事にしています。役割が違うだけでみんな一緒なんだから、対等じゃないとね。
つくりたかったのは『ウェイブズじゃなきゃ』『この人たちじゃなきゃ』そんなお店
Q.具体的に、幸せを提供できるお店ってどんなお店だと思いますか?
1軒のお店として最高なお店、ですかね。お客様やスタッフはもちろんのこと、取引先からも一番信頼されちゃうような。
売上を上げたい、目立ちたい、拡大したいとかは一切ないんですが、取引先の方から「ウェイブズが1番好き」「あそこの◯◯さんが一番信頼できる」って思われる存在になりたくて。
いざというときに、そこの信頼関係ってすごく大きいんですよね。
取引先の方と最高のパートナー関係を築けるように、日頃から感謝の言葉は惜しまず伝えるようにしています。私に限らずスタッフみんなそこは共通しているかな。
やりたいを叶える。その連鎖で成り立つ会社でありたい
Q.今後、ウェイブズをどんな会社にしていきたいですか?
コロナの影響は大きかったけど、ウェイブズはこれからも”大切なシーンを彩る場所”であり続けたいと思っています。
これまではいい料理、いいサービスを売ってきたけど、それも含めて、お店の中で起こる体験全てを丸ごと売っていくというか。お客様に「おいしい」だけじゃなくて「元気出るな」「楽しいな」と思ってほしいんですよね。
「ここでお祝いできてよかった」「この人と話せてよかった」「このお店に来ると優しい気持ちになる」そんな気持ちになってもらえないと、飲食として生き残っていけないだろうなと。
それを今のメンバーだからできることにするんじゃなくて、人が入れ替わっても考えの根幹は変わらずに、継承していけるチームにしないとね。
今はまだパーフェクトにできているお店はなくて、それぞれに良いところも課題もある状態です。各店舗の店長やシェフはそんな現状を理解して未来のことまで考えられているけど、まだまだ自分の店舗だけに限定した考え方に偏っていたり。
なのでこれからは横のつながりを強めて、いい影響を与え合えるお店を多くしてくことが課題ですかね。
うちね、みんな真面目で一生懸命なんですよ。
だから誰かの”やりたい”を形にしたいという想いがすごく強いんです。そうやってみーんなにやりたいことを持ってほしいな。
それをどんどん叶えていけたら、すっごく良い会社になっていくと思わない?笑
社長プロフィール
株式会社ウェイブズ 代表取締役 多代 圭悟(たしろ けいご)
もともと飲食が好きでサントリーに入社し、群馬で8年全チャネルを担当し、商品戦略や営業戦略を企画。その後チェーン店のアドバイザー兼営業を7年担当する。
その頃多くの現場を担当する中でさまざまな経営者と出会い、飲食の難しさや良さを感じ株式会社ウェイブズを創業。
ウェイブズではどんな業態の新店舗をオープンするかは代表ではなく現場のスタッフが決めているのだが、それは多代が「会社の役割はあくまでも、現場のやりたいことをカタチにすること」と考えているからである。
ちなみに、理系の学校を出ているので、飲食は初心者だった。