あっという間に8月に入りました。
毎年毎年思うけど、「子どもの頃ってこんなに暑かったけ?」
暑いは暑かったけど、こんな溶けてしまいそうなほど連日暑さが続くようなことはあまりなかったように思う。
あ、どうも、ラシンのミチハラです。
我々日頃は、月額サブスク型のホームページ制作を中心にPC画面の向こうにいるお客様と向き合う毎日を送っています。
なので、普段の仕事といえば、基本的にはデスクワークが中心です。
PCモニターやスマホを交互に見ながら、デザインを整え、お客様のホームページをより良くするためあれこれ試行錯誤しています。いわゆる典型的な「オフィスワーク」です。
ですが、ラシンの仕事はそれだけではなかったりします。
たまに「がっつりと現場に入り込む」ような「撮影業務」が舞い込むことがあります。

快晴をとおりこした炎天下の撮影
僕はやっぱり、撮影の現場が大好きなんです。
画面上でのやり取りとはまた違った、空気感を肌で感じられるからです。
一言で言うと
やっぱり撮影って楽しいよね。って話です。
今回は福岡は糸島にある、醸造所が挑戦される「クラウドファンディング」の現場でした。

真夏日にキンキンに冷えたどぶろくで乾杯
福岡市内から車を走らせること1時間ほど。
目の前に広がっていたのは、見渡す限りの水田と澄み切った青空。もわっとした真夏の街の喧騒からはほど遠い、悠然とした日本の原風景の中での撮影でした。
車を降りた瞬間、胸いっぱいに広がる稲と水の匂いと、強い夏の光。
暑さも振り切りすぎて、どこか童心に蘇る感覚がありました。
外にいれば、永遠と強烈な太陽が降り注いできます。この日の気温は、なんと36度。
立っているだけでいろんなところから汗が噴き出してくるし、そこら中の物が全て、あっという間に熱を帯びていく猛暑日です。
撮影ポーズのためにじっとしていると、一点に照りつける太陽光が、体感だと40度ぐらいあってもおかしくない状況です。
撮影シーンの合間合間で、日陰での休憩や水分補給などを促すよう配慮を意識して、言ってる僕らも沸騰し切った頭がクラクラしてます 笑
そんな中、今回の写真を撮らせていただいた農家さんは、キャップの下からニコッと爽やかな笑顔を浮かべて、
「今日は風が吹いとるけん、けっこう涼しいやろ」
と、仰って。
え?は?何言ってん…
いや、たしかに、
36度なわりに、涼しい……!かも?
冗談や強がりではなく、心からそう言っているご様子。
毎日自然と向き合い、汗を流して作物を育てている方の逞しさと気構えの大きさに、なんかホンモノの人だなーと感動しました。

田んぼに白衣の出立ちで目立ってました
今回の撮影には、記事担当のスタッフも同行しており、彼もまた、普段は室内を生業として過ごすデスクワーカーの読書家です。
性格もクールで物静かで、ロジカルに文章を組み立てるようなタイプの彼ですが、この日はいつもと違いました。
広大なロケーション、照りつける太陽、どこまでも広がる青空。撮影が進むにつれて、徐々にテンションが上がっていました。
「いやー、今日で一年分の日光を浴びたかもしれません!」
「体は暑さでくたくたですけど、心はめっちゃ喜んでる気がします!」
おぉ、そうか。
そして、なんかいつもより声がデカい!
人間は普段浴びていない大量の太陽光を浴びると、脳内で何か特別な物質が出るのかもしれません。
この日は醸造家さんも、農家さんも、カメラマンも、みんなが終始汗だくで、だけどもずっと笑顔で撮影を進めることができました。
水の冷たさをなぞった風が吹き抜けて
遠くで割れんばかりに聞こえるセミの声
陽炎が揺れる畦道、そして入道雲
そんな景色を眺めていると、ふと、自分が小学生だった頃の夏休みが思い出されました。
もちろん、今回は遊びではなく「仕事」です。
けれど、真剣に取り組む仕事だからこそ。
プロとして最高の仕上がりを追求しながらも、童心に帰ったように自然の中で汗を流し、仲間たちと「良いものを作ろう」と熱中するとても尊く素敵な良い時間でした。
そういった意味で、「ラシンの夏休み」のような一日でした。

夏休み感満載の夏の日本の原風景
オフィスビル群でカッコよくデスクワークで、PC画面に向かう働き方もいいですが。
たまにはこうやって外に出て、一年分の日光を浴びながら、汗まみれで、泥くさく現場の魅力を感じるのも同じくらい大切にしていきたいです。
それでは、また、ごきげんよう!