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【代表インタビュー】永続的で、生きがいに溢れるふるさとへ。代表 熊谷が燃やす、その想いとは。

まちの電気屋さんでもあり、「再生可能エネルギーで南信州を元気に」という大きな夢を掲げるリックス。

太陽光発電の売電利益を活用して、地域の公共施設の運営や文化振興に役立てる「結(ゆい)プロジェクト」は特に、肝入り案件として注力しています。

▼結プロジェクトの詳細はこちら!

【事業解説】"結"プロジェクト/売電収益を活用して地域を活性化! | 株式会社リックス
こんにちは。株式会社リックス代表の熊谷です。今回は、私たちが注力している新規事業である「結プロジェクト」についてお話しします!結プロジェクトとは?結プロジェクトの内容公共施設編文化振興編さいごに...
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今回は、そんなリックスを突き動かす熱源、代表の熊谷さんにインタビュー。

大事にしている想いや、これから描く未来について語ってもらいました。



ー 今最も力を入れている「結プロジェクト」は、どんなきっかけで始まったのでしょうか?

このプロジェクトを始めたのは、電気を扱う事業者として再生可能エネルギーの分野に進出し、同時に地域の活性化に貢献したいという思いからです。固定買取制度(※)の存在は大きな後押しになりました。売電の収益が安定的に入るのであれば、何か地域のためにできないか、と。

「ふるさと」というキーワードは私にとってすごく重要です。ふるさとは育ててくれた場所であり、青春を過ごした場所。誰でも心の中にあるものだと思います。大学は名古屋に出ましたが、「私を育ててくれた長野の人たちから、今度は私が頼りにされる存在になりたい」という想いが心の奥底にあったのだと思います。だから、長野で働くことに決めました。

それからずっと、ふるさと長野への想いが私の原動力となり、「結プロジェクト」も形にすることができました。

(※)固定買取制度
再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定の固定価格で買い取る制度。


ー ふるさとへの想いが最も根底にあったのですね。「結」というプロジェクト名にはどんな意味が込められているのでしょうか?

当社が位置する長野県の「飯田(いいだ)」は元々「結田(ゆいだ)」と呼ばれていました。
「結」は協力し合う小さなチームを意味しますが、たとえ少人数であろうと助け合うことで色々なことができます。皆で力を合わせて田植えをしたり等、おそらくどの地域にも昔から根付いていた精神だと思いますが、飯田の地域には特に「結」=相互扶助の精神が浸透していると感じます。

そんな精神を、本プロジェクトの軸に据えたいと考えました。


ー 「結」は「むすぶ」とも読みますよね。地域の人々が繋がっていくようなイメージが湧きます。

まさに私が一番大切にしているのは、人との繋がり=「ご縁」です。というより、色々な方と関わる中で「ご縁」の大切さを教えてもらいました。本当にありがたく思っています。(大学時代に通っていた床屋の夫妻には、今でも良くしていただいています)

これまでやってきたビジネスもそうですし、プライベートに至るまでも、全てご縁があってこそです。

一方、勝手にやって来るものではないな、とも思うんです。「ご縁に気づける自分」が必要というか...。自分の想いが強いからこそ、求める人とご縁が繋がっていくのだと思います。



ー 熊谷さんは会社経営において「生きがいの創出」も非常に大切にしていると伺いました。熊谷さんが考える「生きがい」についても聞いてみたいです!

私にとっての生きがいって何だろう....と明確に言語化するのは難しいですが、日々地域の方から頼りにされて、やればやるほどふるさとの人の笑顔が見れるのが、本当に嬉しいんですよね。これが私の生きがいです。

「生きがい」は日本独特の概念で、ワクワクして充実した人生に欠かせない要素だと思います。

日本の幸福度は他の先進国に比べて低い、とはよく耳にしますが、逆に幸福度の高いとされるデンマークに行った時のエピソードは印象的でした。まず、すれ違う人がみんな、目が合うとニコッとしてくれるんです(笑)つい嬉しくなりますよね。

その時私は視察に行っていたのですが、私たち視察団を案内する担当者は、16時になると「子供を迎えに行かなきゃ」と、案内途中でしたが帰っていきました。家族と過ごす楽しい時間を何より大事にしているんだな、と感動したのを覚えています。

でも、日本人も真似しなきゃ!と思ったかと言うと、少し違うんですよね。「日本人は働きすぎ」とも言われますが、それって「欲があるから」だと思うんです。私の場合は「ふるさとのためにもっと色んなことをしたい!」という欲でしょうか。それが生きがいに繋がっています。

自分にとって生きがいは何なのか、考えるプログラムなんかもあって良いと思います。仕事を含めた人生において、生きがいを常に持っていることは、会社のメンバーにも大事にして欲しいです


ー 自分にとっての「生きがい」...。難しく聞こえるようで、普段の嬉しい瞬間にたくさん隠れていそうですね。



ー リックスの/地域の未来像については、どうお考えですか?

「地域で財貨が循環する仕組み」を作りたいと考えています。その中心的役割を担うのが、リックスの目指す姿です。

昔は田舎で作った生産物はその地域でいただいていたはずです。電気(エネルギー)も同じで、各地域で住民が出資して「電力利用組合」を作り、暮らしや産業に役立ててきました。日本の最初の「電気利用組合」が私たちが住む飯田市であり竜丘地区です。化石燃料が普及する以前は、地域が食料とエネルギーを地域に供給して、自給自足が成り立っていたのです。

時代と共に、その役割は薄れ、都会一極集中、大手電力会社によるエネルギーの供給、海外依存など大企業が有利な仕組みが一般的になりました。そうすると、地域外に頼るしかなくなり、地域内にある本来の価値を域内で循環できないようになっております。

だから私は、電力も地産地消に戻るべきだと思います。そこに、地域が永続的であるためのヒントがあると考えているからです。

これから技術革新が進めば、屋根だけでなく道路からも電気が生まれるかもしれません。これにより、地域で生まれたエネルギーが地元法人に使われるようになり、持続可能なコミュニティが形成されます。

私たちリックスが、「地産地消のエネルギーを販売できる」会社であり続けたいと思います。

そして、得られた収益を文化や教育に投資し、地域全体が豊かに、そして地域の人たちが幸せな人生を送れるようにすることが、私の夢です。


ー ありがとうございました!最後に、この記事を見た候補者の皆様に一言お願いします!

共に夢を描き、実現するために頑張っていく仲間を募集しています。
「生きがい感」を持ち続けられるような少数精鋭のチームを作りたいと思っていますので、一人一人と深く関わりながら共に歩んでいけることを楽しみにしています!



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