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信頼できる仲間と、事業とデザインを作っていく。グラフィックデザイナー5年目の私がand rootsでいる理由

androots株式会社に所属している【アートディレクター・グラフィックデザイナー】の椎田です。弊社は制作会社ではなくインハウス(社内)。and rootsで働く強みを含め、インハウスの面白さを私なりにまとめてみました。

グラフィックデザイナーの私が、普段どのように働いて、どんなデザインをしているか。

「androotsにいる理由」をお話しする前に、まず私が普段どのように働いていて、どんな制作をしているかをお話しします。

androots株式会社の通販会社でアートディレクター・グラフィックデザイナー(5年目)をしており、ビジュアルデザインや、ロゴ、パッケージ、LP、冊子、チラシ、バナーなどを制作しています。最近は、弊社で運営しているフォトスタジオの制作物も少しずつ増えてきたので、デザインの幅がより増えてきました。

制作するものは全て、企画したディレクターと直接打ち合わせをします。インハウスのため通販会社としての仕組みやブランドのトンマナ、お客様の年齢層などすでに把握しており、スムーズに進めていきます。
制作の他にもデザインの相談・指導、時には社内で勉強会を開いています。

全社員150人中デザイナーはたったの4人。でも全員デザインに関心があり、デザインしがいある企業。

さて、私が何者かお話が終わったところで入社時のエピソードを。
今でこそ150人以上在籍してますが、入社した当時はまだまだベンチャーで社員は数十人しかおらず、決して大きな企業ではありませんでした。しかも私が弊社初のデザイナー採用だったこともあり結構不安で…(笑)「私以外のデザイナーがいない状況=デザイナー(私)の居場所がないかもしれない」と思ったからです。

しかし実際はその真逆で、非デザイナーにも関わらず、社員全員「Illustrator」と「Photoshop」を扱っており、ちょっとしたバナーやチラシを作っていました。このように日頃からデザインに触れているため関心があり、デザインの可能性や影響力を感じているメンバーばかりでした。また、みんなデザインを見る目が肥えているため指摘がかなり鋭いです。意見が出れば出るほど、デザインがアップデートされていきますし、その後の結果が見えやすい環境にいるので、デザインのしがいがあるなと思っています。あと、良いものができると喜んでくれるので、ちょっと嬉しいです(笑)

ただ大変なことといえば、「受け身ではやっていけない」こと。デザイナーの人数が少ないため、何事も率先して行わないとあっという間に流されてしまいます。デザインの勉強はもちろん、制作環境を整えたり、(これはインハウスならではだと思いますが)売上や事業の方向性を半年に一度のペースで話し合いします。 一見、デザインに関わらないと思うかもしれませんが、事業の動きを知るだけでも、今後のデザインの方向性を掴めますし、今後必要なデザインのスキルをいち早く知ることができるので大切なことだと思っています。

信頼できる仲間と、事業とデザインを作っていく。

写真:社員旅行オーストラリアにて

私は過去に「何を作るか」に拘っていたことがあり、短期間ではありますが、フリーランスとして活動していました。経験して感じたのは、クライアントさんやチームで「信頼できる関係性づくり」がいかに大切かということです。お互い信頼できているかどうかで、スピードだけでなくデザインの質がかなり変わってくことを痛感しました。信頼ができる方とできるだけ長くお付き合いしていきたいと思いましたが、フリーランスは一回限りで終わることもありますし、デザインした後の結果がどうなったのか分からないことも少なくありません。「何を作るか」だけでなく「誰と作っていくか」を意識していきたいと思い、フリーランスを辞めて転職した先がand rootsでした。

and rootsのメンバーは、前述したとおりデザインのことに関心があるので、活発に意見を交わせて凄く面白いです。それに、向上心が高くチャレンジャーな人ばかりで、一緒に仕事をしていくうちにたくさんの刺激を受けてきました。デザイナーかどうかは関係なく、みんなの働き方や考え方は尊敬していて、私自身の働き方が変わってきました。あと、頑張り屋さんが多くて、何かアクシデントがあった時も「この人のために頑張ろう」って思えるんです。そう思える人たちに出会えて私はラッキーだなといつも思っています。

また、事業が育っていく中で、新ブランドや初の店舗販売のデザインなど新しいことが増えてきました。事業やブランドを育てていくことに面白さを感じています。

androotsのデザインを盛り上げていきたい。それと私自身のこれからの挑戦。

今まで個人のスキルの追求に焦点を当てていましたが、今後はand rootsデザイナーが少しずつ増えてきたので、プロフェッショナル集団としてみんなで挑戦していけたらと思っています。いつか「and rootsのデザイナー集団って面白そう」「私も仲間に入りたい!」って思ってくれるような集団になれたら嬉しいですね。最近計画を立て始めたので、近日中に実行する予定です!

また、私自身はand rootsの制作をしつつ、個人での制作の受注の準備をしています。過去にフリーランスの時のトラウマを払拭したいこともありますが、それよりももっと視野を広げていこうと思ったからです。Twitterを通してあるデザイナーさんにお会いしたとき、アートディレクター・デザイナーとしての考え方が凄くストイックで衝撃を受けました。「この人と私の違いってなんだろう?」と考えた時、私に今足りないのは「新しい分野(デザイン)への挑戦」だと気づいたからです。何年経っても選ばれるデザイナーになるためにたくさん挑戦して成長していこうと思います。

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