【インターン生インタビュー】授業の受講は「最前列中央」の優等生が、大学の限界を感じて飛び込んだ世界。AIと数値を武器に挑む“実学”の現在地。
プロフィール:丹生谷 賢政(にゅうのや たかまさ)
北海道出身。群馬大学情報学部在籍。物心ついたときから数学や推論を愛し、高校時代には趣味で数学の全公式を証明するほどの論理派。大学入学後は学業に専念していたが、周囲の建設的な活動に焦りを覚えCATENASへ参画。未経験から教育事業「Socius」の料金設計、AIを活用したアプリ開発、企業向けAI研修の実施、新規書籍事業「灯ル」のインフラ構築などをマルチに手がける「最強のジェネラリスト」として活躍中。
――丹生谷さんは高校時代、趣味で数学の全公式を証明されていたそうですね。大学でもかなり学業に力を入れていたと伺いました。
そうですね。物心ついたときから推論が好きで、物事に見通しが得られると安心するタイプでした。
数学のように「考えれば絶対的な正解に到達できる点」が自分にすごくマッチしていて、高校までは勉強ができるかどうかという一つの尺度で自分の世界が完結していたんです。
ですから大学に入学したときも、「学校とは勉強する場所で、学生は勉学に励んでいれば十分」だと信じて疑いませんでした。
不当な欠席は一度もせず、講義は毎回最前列の中央で受けていました。むしろ、高い授業料を払っているのに後ろの席で授業から「回避」しようとする他の学生たちのことが不思議でならなかったくらいです(笑)。
――まさに「優等生」なスタンスですね!そこからなぜ、課外活動に目を向けるようになったのですか?
「最前列で勉強し続ける日々に襲いかかった、『私は本当に優秀な学生になれているのか』という焦り」
大学生活が進むうちに、周囲の学生たちが授業以外の別のことに価値を見出していることに気づいたんです。目先の娯楽だけでなく、自分たちでシステムを開発したり、プロジェクトを進行したりと、建設的な活動に取り組む学生たちが一定数いました。
高校までは勉強の出来が序列を決めていましたが、大学、そして社会はそうではないのではないか。大学で勉強だけしている自分は、社会的に「優秀な学生」を目指せているのだろうかと、日に日に焦りが強くなっていきました。
そこで、高校の科学部のように何かを学びつつ創造的なことができる場所を探し始めたんです。しかし、群大には「数学研究サークル」のようなものは存在しなくて。苦労した末に、人に教えることが好きだったため教育サークルに入り、のちに副代表を務めました。
――そこから、どうやってCATENASや学生向けスペース「GITY」に繋がっていったのでしょうか。
「私を面白がってくれた同級生。その偶然の食事が、すべての始まりだった」
本当に偶然だったんです。講義を毎回最前列の中央で受けている私に興味を持ってくれた同じ学部の同級生が、食事に誘ってくれて。その彼は、私が「何か建設的な活動に専念できる場所を探している」と打ち明けたところ、CATENASを教えてくれたんです。善は急げと、すぐにGITYへ向かいました。
最初にGITYの扉を開けたときの衝撃は今でも覚えています。シェアオフィスと聞いて無機質な空間を想像していたら、木の温もりがある壁やレンガの足場が広がる、洗練されたリラックス空間でした。ここで活動している人たちは、さぞかしレベルの高いことをしているんだろうなと圧倒されましたね。
――代表の神保さんとの面談は、どのような雰囲気だったのですか?
インターンシップなどのガチガチの面接を想定して身構えていたのですが、私服の神保さんがラフに話してくださって、意外かつリラックスできました(笑)。
私が「情報と教育に関心があり、それに関わることがしたい」と伝えたところ、「来週から教育事業『Socius』のミーティングが始まるから、参加してみる?」とその場で提案されたんです。
「驚異的なスピードで進むビジネスの現実。このチャンスを逃すまいと、即座に飛び込んだ」
まだ授業も始まっていない、事業計画の段階から参画することになりました。初期のビジネスミーティングを経験できたことは私にとって大きな財産です。
会議の体裁や役割、進行など、理想と現実を行き来しながら要領を掴んでいきました。当初は講師をする予定はなかったのですが、他の学生メンバーが子どもたちの非認知能力を楽しく養う姿に刺激を受け、自分も講師として教壇に立つ挑戦を決めました。
受験勉強を教えるだけでなく、生徒や保護者と伴走して個性や価値を引き出す、まさに「コンサルティング」の経験を積むことができました。
――Sociusでの活動だけでなく、開発や経理など、未経験の領域にも次々と挑戦されていますよね。
大学の授業では各分野を広く浅く学ぶ形式だったので、いざ開発をしようとしても、実用的なソフトウェアを作るノウハウは全くありませんでした。「社会に出ると大学の学びは大して役に立たない」という言葉の意味を、身をもって知った瞬間です。
けれども、CATENASには実学を学ぶ機会が無数にありました。プログラミングの知識が一切ない初期の私にできたのは、WordやExcelで情報を整理することだけ。
「理系なのに非エンジニアの仕事しかできない」と最初は焦りました。
しかし、私にとっての当たり前がプロジェクトの進行を助け、メンバーから「大きな価値がある」と評価されたんです。
「自分のスキル水準=他人の水準とは限らない。自分にできる『当たり前』が、チームの価値になる」
この気づきが自信になり、最近ではAIを活用したアプリ開発にも取り組んでいます。
これからの時代、コードを書くのはAIである気がします。大切なのは「何を形にしたいか」を言語化する能力。講師メンバーへのヒアリングを重ね、真に必要な機能を整理する要件定義から開発までをAIと共に行っています。
また、大好きな数学を活かして「経理」にも名乗りを上げました。
未経験ながら授業料金の設計を担当し、金銭を扱うプレッシャーの中で「悲観ケースを想定してリスクを潰す」という方向性を学び、反映までやり遂げることができました。
現在は、1年前とは桁が変わるレベルで拡大しつつある事業規模を見据え、数値という明確な根拠に基づいた事業計画の立案と、各メンバーへの活動方針共有ミーティングを企画しています。
――さらに、企業向けのコンサル事業「情シスコ」や、書籍事業「灯ル」にも携わっているとか。学生の枠を超えた活躍ですね。
「AI完全未経験からのスタート。1年後、企業のビジネスシーンを動かす研修講師になっていた」
実はCATENASに入るまで、AIは専門家向けの高度な研究ツールだと思っていて、触ったこともありませんでした。
しかし「情シスコ」という事業においてAIが重要だと知り、社内の勉強会に飛び込んだんです。周囲が使いこなす姿に衝撃を受け、私も日々活用を続けました。今ではエンジニア向けの高度なAIに自費で課金するほど利用しています。
勉強会でのリサーチ発表では、情報収集から資料作成までAIを活用して効率化を図りました。そうして培った知見を活かし、先日はお取引先企業様向けにAI研修も実施したんです。
消費者や就活生としてではなく、対等なビジネスパートナーとして企業様と関わる経験は、学生個人ではなかなか得られない貴重な経験で、私のキャリア観に大きな影響を与えました。
新しく始まった書籍事業「灯ル」でも初期段階から参画し、在庫管理データベースやタスク管理の仕組みづくりを担当しました。
情報分野、プロジェクト進行、経理分野での経験がつながり、趣味でもAIを活用した課題解決に取り組む中で、自分が実学的なジェネラリストとして成長できている実感があります。
――数年前までAIにすら関心がなかったとは思えないほどの激変ですね。最後に、これからのビジョンと、この記事を読んでいる学生へメッセージをお願いします。
「楽しくAIで価値を生み出し続ける。めぐりあわせへの感謝を胸に、さらなる実学の地平へ」
趣味でも実務でも、AIを使えば使うほどその可能性を引き出せると実感しています。社会人になっても、AIを活用して多方面で自動化や価値創造を続け、ものづくりを充実させていきたいです。
振り返れば、私がここまで来られたのは、自分を開示し、めぐりあわせのチャンスを掴んできたからです。今できることを着実に行うため、残りの学生生活もAIを中心に全力を注ぎます。
CATENASは、大学の講義を聴いているだけでは絶対に直面できない「実学の圧倒的なスピード感」と「打席」が用意されている場所です。私のように、今の環境にどこか物足りなさや焦りを感じているなら、ぜひ一度GITYに来てください。ここには、あなたの「当たり前」を価値に変え、魂を燃やせる挑戦が待っています!