今回は、大手企業のシステムエンジニアから未経験でディレクターとして活躍する山下さんのインタビューをお届けします。大手IT企業の安定した環境を手放し、自分の「楽しい」を全力で追い求めてStokeにジョインした山下さん。未経験からSNSマーケティングの世界に飛び込み、ぶつかった壁、原動力である「誰かのためにいいものを作りたい」という想い、そしてStokeならではの成長環境のリアルについて伺いました。
山下湧介 / ディレクター
長崎県出身。情報系の大学でセキュリティを学んだ後、新卒で大手IT企業に入社し、システムエンジニアとして5年間勤務。その後、Stokeの小島代表との出会いをきっかけに、未経験から動画編集の世界へ飛び込む。現在はプロバスケットボール選手の公式YouTubeチャンネルのディレクションなど、企画からマーケティング全般まで幅広い業務を担当している。
【この記事の3つの見どころ】
◼︎大企業からベンチャーへの転身。好きなことを仕事にする挑戦
誰のために仕事をしているのか迷う日々を変えたのは、バスケ仲間であるStoke代表の一言。心から楽しめる仕事を見つけるまでの、リアルな軌跡。
◼︎未経験からの挑戦。誰かの人生を動かすモノづくり
プロの要求に応える原動力は演者への真っ直ぐな愛。「いいものを作りたい」という想いで視聴者の心を動かし、誰かの人生に影響を与える、やりがいに満ちた環境。
◼︎仲間と共に駆け抜ける青春。動画のプロとして「好き」を極める
ストイックかつ温かい仲間に囲まれ、まるで青春のように熱く働く日々。動画のプロとして技術を極めつつ、「楽しい」と思える未来を選択し続ける生き方。
「安定」を手放し、心が躍る場所へ。大手SEからスタートアップへの転身
──まずは、これまでのご経歴とそこで培われた価値観について教えてください。
長崎県の田舎で育ち、情報系の高校・大学を卒業した後は、大手IT企業でシステムエンジニアとして働いていました。幼少期から、親には「安定した職業に就きなさい」とよく言われて育ったんです。姉が自由奔放なタイプだったこともあり、私は手堅く手に職をつけられる道を選びました。大学では情報セキュリティ学科に所属し、ハッキングの手法や防御策を実践的に学ぶことに。新卒で入社した会社では、病院の電子カルテシステムの開発などに約5年間携わっていましたね。
──安定した道を歩まれていた中で、なぜ転職を考えたのでしょうか。
仕事に対するやりがいを見失い、このままでいいのかと疑問を抱くようになったからです。大企業で安定しており、給与面でも恵まれた環境ではありました。ただ、出来上がった巨大なシステムに少しずつ機能を追加していくような業務が多く、自分が何のために、そして誰のために仕事を届けているのかがわからなくなっていく違和感を感じていました。入社して2年ほど経った頃には、小さなテスト開発を任される部署へ異動し、ゼロイチでの開発も経験しました。それでもやはり、言われたことを淡々とこなす日々に仕事のやりがいを感じられず、自分の本当にやりたいことはなんなんだろうと考え始めるようになりました。
──Stokeへの入社を決めたきっかけは何だったのでしょうか。
小島代表との出会いが大きな転機となりました。中高バスケ部に所属しており、仕事に行き詰まりを感じていた頃、息抜きとして趣味として福岡のバスケサークルに所属していました。そのサークルで小島さんと偶然知り合ったんです。最初は会社を経営している方とは知らず、ただのバスケ仲間として接していました。ある日、「今の仕事とは違う働き方で、楽しく働くにはどうしたらいいんだろうとぼんやりと考えていて...」と打ち明けてみたところ、「バスケが好きならそれに関連した仕事をした方が絶対楽しいでしょ!」と声をかけてもらって。さらに、以前からのバスケ仲間の一人も先にStokeへ入社することが決まっており、彼からも誘いを受けたことで、直感で飛び込んでみようと決意しました。
──これまで安定した環境でご活躍されていましたが、そこからあえてStokeというベンチャーへ飛び込むことに、不安はありませんでしたか?」
これまでの環境とはガラッと変わるので不安はありましたが、楽しそうな環境への期待感が勝っていましたね。ただ、5年間の社会人経験を経て、自分はお金や安定よりも、やりがいや楽しさを感じる方を大事にしたいという考えに変化していたんです。パソコン操作には強かったですし、何よりバスケと動画編集が仕事になる面白さに惹かれました。
未経験からの挑戦と壁。原動力は「演者さんへの愛」と「いいものを作りたい」という想い
──未経験からの挑戦ということで、業務を覚える上で壁にぶつかったことはありましたか。
入社当初は、高校バスケの強豪校に密着するメディアの撮影と編集を担当していました。苦労したのは、動画編集における細部への異常なまでのこだわりですね。趣味でスマートフォンを使って動画を繋ぎ合わせることは好きだったのですが、プロの仕事は全く次元が違ったんです。1秒間が30フレームある中で「残り2フレームを消して」という指示や、BGMを数デシベル下げるというような細かな修正依頼が、何十回と返ってきました。撮影でも手ブレへの注意など、求められるプロレベルの高さに圧倒されました。
CLnet【バスケメディア】
──レベルの高い要求に、心が折れずに乗り越えられた「原動力」は何だったのでしょうか。
現場で撮影から関わった演者さんたちに対する「熱」や「愛」ですね。密着取材をしていると、彼らの人柄に触れてどんどん大好きになって、「この人のために最高のものを作ってあげたい」という気持ちが湧いてくるんです。それなら、細部まで徹底的にこだわった方が絶対に演者さんのためになりますよね。
それに、プロとしてお金をいただいている以上、僕の妥協でメディアのブランド価値を落とすわけにはいきません。その責任感と「やってあげたい」という思いがあったからこそ、地道な修正作業にも食らいつくことができました。
──その「いいものを作ってあげたい」という利他の精神は、昔からお持ちだったのですか。
振り返ってみると、昔から誰かのために行動することが好きだったんだと思います。自分自身には「絶対にこれを成し遂げたい」という強い野望があるわけではないんです。その代わり、人が喜ぶ顔を見たり、誰かのやりたいことを手伝ったりすることに大きな喜びを感じます。そういった気質が、妥協のないモノづくりにも活きているのだと思います。
企画からマーケティング全般まで。裁量と熱量が生み出す「誰かの人生に影響を与える」実感
──現在の具体的な業務内容について教えてください。
自社メディア事業で、プロバスケットボール選手の公式YouTubeチャンネルのディレクション全般を任されています。具体的には、動画の企画立案から台本作成、編集者へのフィードバックなどが主な業務です。また、YouTubeを伸ばすだけでなく、そこから公式LINEへ誘導し、動画教材の販売や合宿イベントの集客につなげる施策も行っています。合宿の内容も演者さんと一緒に構成を考え、当日の運営まで担当するなど、SNSの枠を超えた幅広いマーケティング活動に携わっています。その中でも視聴者が楽しめるコンテンツを提供することを意識しています。
──マーケティング全般を担う中で、どのような実績が出ているのでしょうか。
担当しているチャンネルの登録者数が1年ほどで3万人に迫り、公式LINEへの登録者数は1万人を突破しました。業界的にも、LINEのリストを1万人集めるのはかなりすごいことだと言われています。この成果を出すために、動画自体のクオリティと有益性を徹底的に上げることはもちろん、マーケティングの観点も重視しました。リストを多く獲得している他社のチャンネルを分析し、どのような訴求や見せ方をすれば登録されやすいのかを研究し、実践した結果、大きな成果につながりました。
──非常に幅広い業務を担当されていますが、仕事のやりがいはどこに感じていますか。
毎日ワクワクできるような自分の好きなことであるバスケを仕事にすることはもちろん、ディレクションの中で目に見える成果やダイレクトな反響を得られることも喜びを感じています。前職では、自分の仕事が誰の役に立っているのかが見えにくく、もどかしさを感じていました。今はYouTubeの再生数という数字だけでなく、視聴者からの温かいコメントや、イベントで直接いただける感謝の言葉が何よりの励みになります。「できること・やりたいこと・求められていること」の3つが重なる、まさに理想的な場所にいられると感じています。
切磋琢磨できる仲間と「青春」を味わう。Stokeで描くこれからの目標
──Stokeの社内はどのような雰囲気なのでしょうか。
真面目で計画的にコツコツと努力できるメンバーが多く、それぞれが圧倒的な熱量でストイックに仕事に向き合っている集中力の高い環境です。アスリート集団のような雰囲気ですね。ただ、決してピリピリしているわけではなく、驚くほどみんなすごく優しくて温かい雰囲気です。その中で私はどちらかというと「楽しく働きたい」という気持ちが強いので、社内では和ませ役になっていると思います(笑)。みんなに「お昼行きませんか?」と声をかけてコミュニケーションの機会を作ったりしていますね。真面目さとフランクさが共存していて、とても心地よい職場だと思います。
──小島代表とはどのようなコミュニケーションを取られていますか。
定期的に1on1を実施しており、いつも私の背中を押してくれます。実は私には、「自分のやっていることは誰にでもできてしまうんじゃないか」と思ってしまう癖があります。「ただ自分が気になったことを動画に反映させているだけではないか」と一抹の不安を抱えていたんです。
でも小島さんは、1on1の場に限らず普段から「それができることはすごいことなんだよ」「もっと自信を持っていい」と熱心に言葉をかけてくれて、自分でも自分のことを認められるようになってきました。今では、自分の仕事に誇りを持ち、前向きに取り組むことができています。
──今後の個人の目標について教えてください。
実は将来の明確なビジョンというのはあまりなくて、今はとにかく自分にとって「楽しい選択」をしていっている感覚なんです。今の環境で心から楽しいと思えているのが動画制作なので、プロのカメラマンや編集者と肩を並べるレベルまで、自身のスキルを引き上げたいです。現在は外部のプロフェッショナルの方と一緒に撮影へ行くことが多いのですが、自分一人でも高いクオリティを出せるようになりたいと思っています。演者さんをより魅力的に撮ってあげたいですし、「Stokeに頼んでよかった」と心から満足していただきたいんです。そのためにも、さらに技術を磨き、他のメンバーにも教えられる存在になりたいですね。
そしてもう一つささやかながら、その「楽しい選択」の中でずっといいなと思っているのがパン屋さんを開くことなんです(笑)。シンプルにパンとコーヒーが大好きだからなんですが、これからもこんな風に、自分の「好き」や「楽しい」という気持ちに正直に生きていきたいですね。
──最後に、どのような方と一緒に働きたいかメッセージをお願いします。
未経験であっても、楽しんで仕事に取り組める方と一緒に働きたいです。私自身、編集も撮影もディレクションも全て未経験からのスタートでした。大切なのは経験やスキルよりも、「誰かのために良いものを作りたい」「この人のために頑張りたい」という熱意だと思っています。仕事をやらされるのではなく、自ら主体的に楽しめる方であれば、Stokeという環境で必ず活躍できるはずです!少しでも興味があれば、ぜひ思い切って飛び込んできてください。
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