今回は2021年の6月にジョインされたECディレクターの赤田さんにインタビューを行いました。システムエンジニアという経験を活かし、様々なプロジェクトでご活躍されている赤田さんにNoSHAPEで働く魅力ややりがいについて伺っています。

＜プロフィール＞

国内No1のEC構築パッケージベンダーにて、データセンターのエンジニアからキャリアをスタート。入社4年目にシステムエンジニア兼プログラマーの部署に異動し、自社サービスの開発を経験。その3年後にECの構築・保守を、製品開発部門のシステムエンジニアなどを経験後に独立。現在はECの開発・改修などディレクションを中心に、さまざまな業務を行っている。

ECの枠にとらわれずいろんな業務にトライできる

ーNoSHAPEにジョインしたキッカケを教えてください

2021年の6〜7月に、すでにNoSHAPEにジョインしていた佐藤さんに「ECの案件で手を貸して欲しい」と声をかけられ、仕事を手伝うことになりました。その後、正式にジョインしたのは2021年の12月です。当初は請負での仕事をしていましたが、2021年12月からは請負と業務委託という2つの立場で仕事をしています。

BtoB系のECサイトの開発業務は請負という形で、NoSHAPEの自社事業である「VALOR」というECサイトのような一定のテンプレートが存在するEC開発業務は業務委託という形で仕事をしていますね。ほかにも、ECの枠に捉われず、システム連携をはじめ、いろんな業務を任せてもらっています。

ー赤田さんはかなり特殊な形で仕事をされているのですね。ECディレクターやECサイト開発の求人が世の中に多くありますが、会社によってできることや任せてもらうことは異なるものなのでしょうか？

会社の規模によってまちまちです。私の経験ですが、アパレル業界のECサイト開発では商品企画やバイヤーとの連携を考慮したディレクションが業務に含まれることが多いです。そのため、開発の観点で関与できるポイントが多く、お客様にご提案できることも多いです。

一方で、食品メーカーなどメーカーのECサイト開発では、アパレル業界とは異なり、ご提案できる範囲が狭くなることが多いですね。なぜかというと、会社によってマーケティングの専門部隊があったり、商品企画専門の部隊とマーケティング部隊が連動していたりするからです。その中でECの開発を進める場合、ご提案できる範囲が自ずと狭まってしまうのです。

NoSHAPEの環境は自分のビジョンを実現しやすい

ーお客様によってECディレクターとしての業務の幅が異なる中で、NoSHAPEではどんな働き方ができますか？また、「こういうことをやりたい」という思いは実現しやすいですか？

NoSHAPEは「こういうことをやりたい」という自分のビジョンを実現しやすい環境だと感じています。培ってきた経験があれば、お客様のビジネスや課題に対しての解像度も高くなりますし、様々な提案ができるので仕事も進めやすいことです。

特に、NoSHAPEのVALORというECサイトは、立ち上げたばかりの自社プロダクトなので、自身のアイデアを試しやすいです。受託案件はお客様次第ではありますが、コミュニケーションをとって信頼関係を築いていけば自身のアイデアを徐々に反映しやすくなっていくなと感じています。

ー受託案件についてお聞きします。提案の段階ではまだ信頼関係を構築できていないお客様が多いと思いますが、そのような状況でも仕事が進めやすいでしょうか？

NoSHAPEではEC開発だけでなく、広告運用やWebサイト制作・改善など、様々な事業部があり、それぞれが最適なカタチでクライアントを支援しています。

例えば、元々広告運用部門で繋がりがあり、そこからECサイトの開発へとつながった既存のお客様については、すでに信頼関係が構築できているため、運用含めご提案しやすいです。一方、関係性を一から作っていく案件については、提案の難易度は高いですね。

ECサイトの開発は、商品やサービスを販売する舞台を作ることがメインミッションです。そのため、売り方や商品のブランディングが固まっていない状態でECサイトを作るのは難しくなってきます。例えるなら、商材や売り方が決まっていないのに店舗を作るようなものです。

NoSHAPEでは、ECサイトと広告運用部門と連動できます。そのため、お客様のサービスや商品をブランディングをしながら、そこから得られる示唆や知見を活かしてECサイトを構築していくのが面白い点ですね。

特に自社ECサイト「VALOR」は今まさにブランディングの真っ最中であり、「Aventure」というライフスタイルWebメディアやSNSと横串になりながら新しいECサイトを作っていける点に、面白さを感じています。

このように、NoSHAPEでは自社でECサイト開発と運用をしているため、自社とお客様双方で得られる知見をうまく統合しつつ、新しいスタイルや価値発揮を模索できるのはNoSHAPEでのECディレクターとして感じている大きなやりがいだと言えるでしょう。

エンジニアからディレクターへ。経験を活かした新たなポジションで活躍中

ー先日、広告代理店から転職してきた方が、NoSHAPEは広告だけではなく総合提案ができる点が面白いと言っていました。ECディレクターという立場でも同じような感覚はありますか？

自社の経験を活かして様々な提案ができるという点は同じだなと感じています。実は私、NoSHAPEに転職して初めてECディレクターというポジションを経験しているんです。

これまではずっとエンジニアとして歩んできており、NoSHAPEで初めてディレクションを経験しました。エンジニア時代は、PMやPLとしてお客様の要件をお聞きすることはあっても、今のようにECサイトの提案をしたり、プラットフォーム自体を改修してコンバージョンを上げていく提案をしたりするのは初めてなんです。

NoSHAPEには総合提案を行える環境があります。だからこそ、ECディレクターという仕事の枠にいい意味で囚われない業務ができることはNoSHAPEで働くやりがいですね。今までの経験を活かして新しい仕事に挑戦できる、とても刺激的な日々を過ごせています。

ー他にもNoSHAPEで働くやりがいや面白い点があれば教えてください。

転職して感じるのは、スピード感と連携のしやすさです。前職は会社の規模が大きくて社内にいるメンバーと連携するのが大変でしたが、NoSHAPEではSlackのチャットでどんどん連携できるので仕事がしやすいです。リモートワークかつ、テキストベースで仕事が進んでいくので、非常にコミュニケーションが取りやすい会社だなと感じています。

レスポンスや意思決定のスピードが早いので、そこに合わせて動ける人がNoSHAPEには合うと思います。チームワークの面では、嫌な人はいないですし、フルリモートでも仕事を一緒にやりやすい人が多く所属しています。リモートならではのテキストコミュニケーションが円滑なので、仕事がしやすいですね。

ー赤田さんご自身はフルリモートで働かれていますか？

フルリモートをベースにして働き、たまに出社しています。自社ECサイトで出荷業務が多く発生した時や、役員から案件のことで相談があった時に出社します。

未経験からECディレクターへ「NoSHAPEなら目指せます！」

ーECディレクターに合う人材とはどんな方でしょうか？

めげない・打たれ強い・思考が柔らかい人です。システムを相手にすると、今までとは違う障害やトラブルに直面することは多いです。そういったことにも能動的に取り組み、トラブルの原因や生じた背景に興味や関心を持って取り組むと、お客様も気づかなかった課題に気づくことがあります。この気づきが、クライアントにとって大きな価値になると思います。

なので、どんなことに直面してもめげずに向き合え、柔らかい思考で課題解決に取り組める人が向いているのかなと思います。

ーNoSHAPEではどんなキャリアを歩んで行けますか？

まずはオペレーターからスタートして経験を積み、ディレクターになるというキャリアもNoSHAPEでは可能です。システム開発の担当者だとしても、現場の運用を知らずに開発するのはナンセンスなので、まずはオペレーターも経験しつつ、開発・ディレクターへと進んでいくのが理想的だと考えます。

ー経験がない人でも歓迎ということでしょうか？

そうですね。ECディレクターの経験がなかったとしても、物流業界での経験をお持ちの方も素養があると思ってます。出荷の仕組みや送り状確認などの業務フローを理解していると、業務の全体像を知った時につながりが見えて仕事を面白く感じていただけるはずです。

もう一つ、未経験でもECディレクターの業務と親和性があると感じるのは、バイヤーや販売員のようなモノを売った経験をお持ちの方です。モノを売る際のフローを知っていたり、値付けの方法を知っていたり、入荷や陳列の方法がわかっていたりすると、ECサイト開発で活かせると思います。

ーーソフト面のスキルでNoSHAPEに合う人はどんな人でしょうか？

コミュニケーションスキルが高い人はNoSHAPEに合うと思います。

リモートワークではテキストでのコミュニケーションが中心になります。そのため、先回りや段取りなど仕事の前後を把握した上でのコミュニケーションが求められます。相手を想像して気配りや気遣いができる人が活躍する職場だと思います。

ーーー社内の人はどんな方が多いですか？

優しくて頭の回転が早い方が多いです。みんなフットワークが軽く、どの業務にもコミットメント高く、スピーディに動いています。

視野が広くどんなボールも取りこぼさずに取りに行ける人が多いですね。資料作り一つとっても、そう言った要素が見えて楽しいです。いい刺激をもらえる方ばかりなので、これからも色んなことに挑戦しながら楽しく働いていこうと思います。

赤田さんは柔和な雰囲気でチームを包み込むような温かさがありつつも、様々なことに挑戦しスキルアップを積み重ねる意思の強さがあります。自分のスキルを客観視し、貢献できる範囲を広げるために新しいことに挑戦する姿勢が素敵だと感じた取材でした。

NoSHAPEは、プロジェクトに応じてチームの陣形や自分の役割を変化させる集団です。正社員という雇用形態にこだわらず、業務委託という形態で時には社外から、様々な領域のプロをアサインし、ギルドを組成します。

赤田さんのような、経験を活かしてチャレンジするマインドを持った方が働いており、意欲次第で様々なプロジェクトに挑戦できます。リモートワーク・オフィスワークもご自身の働き方に合わせて選ぶことができる環境です。

この記事を見て、「自分と似ている境遇の人でも活躍しているなら挑戦してみたい」と、NoSHAPEを少しでも気になった方はぜひ扉を叩いてください。あなたと一緒に働くことを楽しみにお待ちしております。