1
/
5

メンバーインタビュー②:元雑誌の編集者!今や欠かせない存在となった、富士山の麓からリモートワークするワーキングマザー

今回は、2021年4月にNoSHPAEにジョインした永井さん。紙媒体のライター・編集からWebの世界に飛び込み、今はメディアディレクターへ。とてもアグレッシブな経歴をお持ちの方です。前職での経験で役立っていることや、NoSHAPEで実際に働いてみた感想などをお話いただきました。

<プロフィール>

メディアディレクター:永井理恵子

日大芸術学部を卒業後、編集プロダクションに入社、雑誌や実用書のライティングを担当。現在は雑誌、単行本問わずWebメディア問わず様々なジャンルで活躍中。転職求人メディアの取材・ライティングは1000社以上にのぼる。

紙からITへ。ジョインした決め手となったのは

ーNoSHAPEにジョインした決め手は何でしたか?

自分よりスキルが高い人たちと仕事をしたかったからです。

というのも、コロナ禍以降、雑誌が売れなくなり実用系のムックを量産するようになったという話を版元の編集者から聞いていました。

「またまたご冗談を!」くらいに思ってたのですが、久しぶりに書店に行ったら雑誌の棚がスカスカで、あの話は本当だったんだ!とショックを受けました。

面見せして陳列するほどメジャーだった雑誌の中にも休刊になったものがあるんだと思うと同時に、書く場所がなくなるかもしれないという危機感がありました。この状況なら書く場所を変えないといけないと思い、私には今何ができるだろうと、自分のスキルと経験を棚卸ししたんです。その過程で、今まで仕事を通じてふわっと学んできたSEOを活かせて、もっと実践できるWebライターの仕事がないか、探してみることにしたんです。Webの世界の数字が明確に見えるところに面白さを感じていたのもあります。

―それがNoSHAPEとの出会いに繋がったのですね

そうです。たまたまNoSHAPEの求人広告を見つけて応募しました。ほかにもたくさん求人がありましたが、会社情報を調べているときにWantedlyのこのページに遭遇しました。読んでいくうちに、いい感じがする会社だと思い、応募しました。

―それは、まさに運命のような出会いだったと

ええ。テストライティングが前提の会社が多い中、いきなり面接をしてもらえて「ラッキー!」と思いました。面接での会話を通じて、この会社が求めてるのは、スキルはもちろん、それ以上に人なんだという直感がありました。

面接が終わり、すぐ採用していただけて再び「ラッキー!」と思い、ジョインしました。Wantedlyのページを見たときからの直感は、たぶん当たってました。NoSHAPEのディレクターや編集の皆さんがそれぞれ役割を全うしてらして、前向きで、すごく仕事が楽しいです。

これまでずっと「今の自分の実力よりも5段くらい高い場所で仕事をしたい」と思い仕事を続けてきましたが、NoSHAPEにジョインした今は100段以上階段を昇らねばならず、正直とても緊張していますが、すごく刺激的で、毎日がとても楽しいです。

紙媒体で培ってきた活きる経験とやりがい

ーこれまでの土俵だった雑誌とは異なる世界だと思いますが、その経験は今につながっていますか?

雑誌での経験で役立っているのは、締切までの進行管理や校正・校閲、文章の書き方が身についていたこと、さまざまな媒体で仕事をしてきたので、メディアに合わせた書き方ができるという点です。

SEOライティングは、最初は違和感がありましたが慣れれば「そういうことか」と腑に落ちました。ある程度決まりきった中にも、読者にとってこういうことを書いたら役立つのではないかと考えたことを活かせるので、面白いです。SEOは、学べば結果がついてきます。自分が書いた記事がどれだけ読まれていて、読んだ人がその後どういうアクションをしているのか可視化される点が雑誌と大きく違い、面白いところです。WebライターやSEOライティングはやったことないからと尻込みせず、チャレンジしてみるといいと思います。

ー1000社以上の取材経験があると聞いてびっくりしました。取材の経験は編集プロダクションで積んだのですか?

編集プロダクションにいたのは20年以上前のことです。今ほどインターネットが普及していなかったので、当時の雑誌は取材なしでは成り立たなかったと思います。編プロ時代は、飲食店やアパレルなどのお店取材が主でした。2度だけですが医療系の特集を担当したことがあり、病院や大学病院のドクターに取材させてもらったこともあります。

転職サイトの求人の取材を始めたのは、フリーランスになってからです。偶然が重なり、たまたま最近まで続けられた仕事ですが、企業を訪問して取材させてもらった経験が、今、ディレクターとしてクライアント様と折衝する際に役立っていると思います。

雑誌のタイアップ記事や広告案件に携わったことがある方なら、ディレクターの素養は十分にあると思います。

ーSEO勉強会に参加したりと学習意欲が高いという印象を受けました。新しく何かをはじめることに戸惑いはありませんでしたか?

全くないわけではありませんが、苦ではないし、それ以上に楽しいです。何ごとも最初からパーフェクトにできる人はいないですし、できないなら学べばいいだけです。自分で調べてわからなければ、知っている人に「調べても答えが見つからなかったから教えて下さい」と教えを請えばいいと思います。最初から他力本願なのは問答無用ですし、そのような人には誰も何も教えてなんてくれないと思いますが、自ら考えアクションしたうえで「答えが見つからないから教えて欲しい」という人に対して「いやだ」という人は、NoSHAPEにはいないと感じています。

PR担当も兼務

ー最近ではメディアディレクターのほか、PR業務も兼任しているそうですが?

フリーランスだった頃、業務委託でさまざまな企業のプレスリリースを書く仕事をしていた時期がありました。自分が最初に制作したプレスリリースがきっかけで、ある商品が全国紙に取り上げられ、大きな反響がありました。自分の仕事が誰かの役に立つことを初めてリアルに感じ、いつかプレスリリース制作を自分の仕事の1つにしたいと考えていたんです。

代表の鬼石さんとの会話の中でその話をしたら「ぜひやってみて」と道筋を作ってくださいました。今はメディアディレクターの傍ら、佐藤さんに教えていただきながらPRの経験を積んでいます。近い将来、PR活動を事業化していきたいと考えています。

こんな風に、手を挙げればチャンスをいただけるのも、NoSHAPEのいいところだと感じています。

働き方と、一緒に働いてみたい人

ー静岡県在住とのことですが、フルリモートという働き方はご自身にあっていますか?

元々フリーランスでずっとリモートみたいな働き方をしてきたので、特に違和感はないです。メリットは、今日は急ぎのものがないからじっくり考える仕事をしよう、今日はヤバいから全力で!ハイペースで!と、日々の働き方に緩急つけられることです。自宅で仕事しているので、急に雨が降ってきたとき洗濯物を取り込めますし、中学生の息子が熱を出してお迎えに行かなくちゃいけないときも対応しやすいです。朝のうちに煮込み料理を仕込んで、火を付けたり止めたりもできます。気分転換に、仕事の場所を気ままに選べるのもいいですね。

デメリットは…孤独なことくらいです笑。でも、困ったときにオンラインですぐに話を聞いてくれる仲間がいるのは、とても心強いです。

ー永井さんが仕事で大切にしていることを教えてください。

誠実であること。楽な方向へ流されないこと。どんな仕事も声をかけていただけたら、喜んで引き受けて完成させること。間違いはできるだけ早く直すこと。一番は、読み手にとって最高に役立つものを作ること。こういう風に思えるようになるまで長い年月が必要でしたが、NoSHAPEにジョインしてから、仕事に対してこういう風に対峙できるようになっていてよかったと感じています。

ー永井さんがライターに向いてると思う人を教えてください。

へこたれない人。なぜ修正されているのか理解してから次へ進める人。頑固ではない人です。

ー最後にこれからNoSHAPEで取り組んでいきたいことを教えてください。

新しいこと、自分が知らないことをたくさんいろいろ教えてもらっているので、その分をしっかり恩返しできるようになっていきたいです。

NoSHAPEは、プロジェクトに応じてチームの陣形や自分の役割を変化させる集団です。正社員という雇用形態にこだわらず、業務委託という形態で時には社外から、様々な領域のプロをアサインし、ギルドを組成します。

永井さんのような、経歴・スキル・人柄が様々な方が働いており、リモートワーク・オフィスワークもご自身の働き方に合わせて選ぶことができます。

この記事を見て、「自分と似ている境遇の人でも活躍しているなら挑戦してみたい」と、NoSHAPEを少しでも気になった方はぜひ扉を叩いてください。あなたと一緒に働くことを楽しみにお待ちしております。

募集項目

編集者・ライター

ホワイトペーパー制作

メディアディレクター

株式会社NoSHAPE's job postings

Weekly ranking

Show other rankings