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Gather Townを導入して部門間の壁をなくそうとした話

YOJOの開発チームで1年くらいインターンをやっている江田です。

YOJOでは普段主にバックエンド担当でRails×ドメイン駆動設計の開発を行っています。今回は部門間のコミュニケーションをより良くするため、面白いバーチャルオフィスを導入した話をしようと思います!

働いていて感じたこと

YOJOで開発チームが担当しているのは、薬剤師への相談、漢方薬・サプリの購入ができるLINEbotサービスと、PSチーム(薬剤師、登録販売者によるチャット対応のチーム)やロジチーム(物流担当チーム)の使用する管理画面の2つとなっています。

自分がYOJOでエンジニアをしているうちに感じた課題感として、リモートが中心のYOJOでは他部門の管理画面に対する使用感や改善点の優先順位など、開発したものに対する現場での感覚がわからないということがありました。元々開発チームはdiscord、PSチームではzoom、ロジチームは実際のオフィスが業務で常駐する場所となっており、コミュニケーションを取ろうとするとslackでアポを取ってzoomでミーティングするなど、気軽に会話が発生しづらい状況になっていました。そのため、他のチームに状況を聞きづらく、他のチームからの声もこっちに来づらいという印象でした。

リアルのオフィスみたいな会話ができたら…

他部門のやっていることが見えないのは、ただ情報が来ないというだけでなく仕事での人間関係を考えても良くないと思います。他部門に何かお願いするとき、知らない人の知らない施策をやってもらうより、あの人があの時話してた施策だ!となった方がより高いモチベーションで取り組んでもらえると思いますし、そのフィードバックも返りやすいのではないでしょうか。こういった状況の中、自分が感じたのは実際のオフィスにいた頃は、他の部門のやっていることがもっと聞こえてきてたよなということでした。オフィスでは他の会議の声や、会った人との雑談で様々な情報が自然に入ってきました。そこでリモートワークでもチャットのツールを揃え、少しでもリアルのオフィスに近づけようと考えたのが始まりでした。

Gather Townいいかも!

ツールを探しているうちに見つけたのがGather Townでした!Gather TownではRPGみたいなマップを作ることができ、その中を実際に移動してコミュニケーションを取れます。



Gather Townのいいところは、デスクトップアプリがある、画面共有や音声がクリア、25人までは無料枠、そして何より自由度が高くて面白いところですね。マップを自由に作ることや、好きなものを置くことが簡単にできます。本当はもっといろいろなツールを検証するつもりでしたが、予想以上のクオリティによってすぐに全社での導入が決定しました!(下は設計したときの画像)


導入後に感じたこと

まず、ツールをそろえたことによって他部門の動きがある程度可視化されるようになりました。ミーティングをしているのか仕事しているのか、雑談しているのかが見えるため、ちょっと話しかけに行くみたいなことがしやすくなりました!また、勉強会などのちょっとした企画もzoomで開いていた時より参加者が増えたように感じます。(下は全社で開催された寿司打(タイピング)選手権の様子)

さらに、マップやキャラの見た目が誰でも簡単に編集できることから「その服なに?」や「オフィスの見た目が変わった」など新しい話題が生まれました!声と画面共有だけでなく、実体と空間があることで話題が増え、親近感みたいなものも湧きやすい気がしますね。自分が仕事しているときに他部門の方が遊びに来てくれたときはこれこれ!って感じがして、目指してたリアルなオフィス感が生まれたことにちょっと感動しました。

最近では知らない間にキャンプ場が出来てました笑(実際にぱちぱち鳴ってます)

今後の展望

Gather Townは想像以上に良いサービスでしたが、設定が英語で最初の導入が大変だったり、個人スペースを作るか、会議などを一部zoomにするかなどまだまだ考えることがたくさんありそうです。これだけ実用性と面白さを兼ね備えたサービスなのでうまく運用していってYOJOの文化にしていきたいです!

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