事業を通じて、地域の循環を促す

SDGsやESG経営が唱えられるようになり、各業界に対応が求められる昨今。

わたしたちの扱っている吉野杉は、その使用自体が吉野の森の維持・整備につながり、林業の活性化にもつながります。さらに吉野杉に関わる山守や吉野林業を支える川上村の人々、さらに未来の住宅建築を背負う人材を育てるための取り組みも行っている為、人の循環にも貢献しているのです。つまりわたしたちは、地域の素材を育て地域の職人が地域に還元する事業を行うことで、事業そのものによって地域の循環に貢献しているといえます。

高品質な吉野杉の維持は簡単なものではありません。時間と手間があまりにもかかりますし、伐採も危険と隣り合わせです。しかし、それを止めてしまえば森は終わり、循環は途絶えてしまいます。わたしたちが働きかけることで、この文化を継承し、循環を未来につないでいくことができます。

SDGsに掲げられる地球規模での循環に先立ち、わたしたちはまず、地域レベルでの循環を担うことが求められています。

そのために、イムラの事業に密接にかかわる吉野杉、川上村の人々、地元の林業に対し、その付加価値を高めるサイクルづくりによって、良い循環をもたらし、貢献していきます。

わたしたちの事業無くして、この地域の成長や伝統の継承はできません。

受け継いできた文化の価値を高めながら、地域産業を次世代につないでいきます。