皆様こんにちは！
サン・クリーンサービスの香美です。

私は散髪に行ったとき，美容師さんから「この後どちらかお出かけですか？」と聞かれることが
苦手です。と言うのも，私は何か用事の前に髪を切るということがなく，どちらかといえば
髪を切る以外することがないくらい暇な時に切りに行きます。
なので，毎回ですが「どこかに行くのか？」と聞かれても「帰ります。」と答えることになるので，
さみしい人間みたいな感じになるのが嫌なのです。。。

さて，この前のGWのことです。
連日家族といろいろな所に出かけ，疲れ切った連休最終日の夕方に散髪に行くことにしました。
さすがにこのGW最終日のこの時間帯で，小汚い格好で現れた客に対しこの後の予定など
聞かれるようなことはないだろうと安心していたのですが，
やはりいつものごとく「この後お出かけですが？」の問われ，
ただ「帰ります。」と答えるのでした。

少し前の話ですが，宮崎 駿監督の「君たちはどう生きるか」がアカデミー賞の長編アニメーション賞を獲得しました。
私は公開2日目くらいに劇場で見たのですが，アニメーションも圧巻でしたしお話も大変面白く最後にエンドロールが流れたときには涙まで出てしまいました。
評価サイトを見ていると，私と同じように感動した人もいればつまらなかったという低評価の方も多くいて，「まあ好みが別れるのもわかるな～」と思っていましたが，
このように海外で評価されたということは私にもとてもうれしく感じられました。

▌映画から感じたメッセージ

私がこの映画を通して感じたことは，
引退作となるはずだった前作の風立ちぬから，監督自身が周囲からの勝手な評価や批判を受けながらも，この映画を通して監督人生の答えを出したんじゃないかということと，
この作品を見た観客に対して，自分自身の人生はどうしていきたいのか？という問いかけでした。

実生活の中では，人のことをとやかく言うことが好きな人は少なからずいますが，
そんな方に限って自分自身はどうしたいのか，そのために何か行動したのか，という点をおざなりに
してしまっている気がします。

私自身も他の人が起こした行動に対して，あれは良かっただのこれは良くなかっただのと批評してしまう
ことがありますが，，，

▌３S活動における三つの言わない約束

現在会社で力を入れている３S活動の勉強会では，毎回三つの言わない約束を唱和します。
・人のことは言わない
・昔のことは言わない
・やりもしないで，できないとは言わない
このことも，私が今回の映画から感じたものと共通していると思います。

何かを批判することは自体が悪いとは思いませんが，
そこに自分なりの答えを出さなければ，ただの文句になってしまう。
そう感じた今日この頃です。