人口減少社会の中にあって、全国の地域がそれぞれに抱える問題の解決は、一層難しくなってきているのかもなと感じます。
島根県益田市という地方都市に拠点を置いていると、そこに寄せられる仕事は、地方行政が抱える課題と直結、もしくは間接的に関係していることが多くあります。
島根県益田市も例外ではなく、人口が減少しています。むしろ減り具合は先端を行っちゃってるかもしれません。
そんな難しい地域社会の課題を前に、ウェブクリエイターとしてフォトショと、htmlとcssでなんの課題を解決できるんだろうか、、なんて自信がなくなることもあります。
ですが、うまくウェブサイトを作れば、何かの役には立つ!1人でも多くの人に見てもらえて、そのうち何人かには共感してもらえ、ゴールに到達できるかもしれない…!
そう信じて、ご依頼いただける仕事に日々取り組んでいます。
そんな弊社には、たまにウェブ・グラフィックデザインの依頼ではない相談をもらうことがあります。「生徒に仕事の話をして欲しい」「学生にウェブの作り方を教えて欲しい」などなどです。
どんな田舎にも未来の社会を背負ってたつ主人公である子供たちがいると思います。もちろん益田市にも。僕たちは、デザインや何かを教えるプロではないし、そんな資質も持ち合わせていないのですが、都会と比べて明らかに機会の少ない益田市に生まれ育つ子供に、僕らでできることなら何かしら機会を提供したい。そういう思いを少しは持っています。
ありがたいことに益田市には、益田工房に子供たちの前で話す機会をくださる教育関係者や、市の社会教育課の方がたくさんいます。志の高い教育者の理念と地道な活動には頭が下がる思いです。
こんな僕らでよければ、、と
頑張らせていただいてます。
何より、子供たち、学生たちとのワークショップは僕たち自身も楽しいし、教える側も得るものたくさんあるし、学びや日頃の仕事へのフィードバックも大きい!